昨日くらいから寒いですね

風邪はもうほとんど治っているのに、なぁんか調子がイマイチです

更年期だし、こんなもんかなぁ

今日は自分の好きなブルゴーニュの畑のワインを紹介します


デュジャック クロ・ド・ラ・ロッシュ2016
デュジャックよりも畑の方の話を。
クロ・ド・ラ・ロッシュはブルゴーニュ全体に84あるAOCの内、頂点になる33の特別な区画の一つ、つまりグランクリュです
さて、特級33言えますか??
(忘れるとしたら何だろう、サンドニかな
因みにシャブリは「シャブリ・グランクリュ」という一つのAOCの中に7つの公式区画があるのです)
ボルドーのラフィットはポイヤックというAOCですので、法的にはランシュバージュやピブランと「同格」となります
それとは違い、ブルゴーニュでは「シャンベルタン」「ラ・グランリュ」という区画そのものがグランクリュとしてのAOCとなっており、それが属するジュヴレイ・シャンベルタンやヴォーヌ・ロマネという村名AOCとは明確に区別されています
この違い、意外と分かっていない方が多いかも。
で、クロ・ド・ラ・ロッシュなんですが、こちらはモレサンドニ村にある5つのグランクリュの内の一つです
これがモレサンドニの畑 ↓

ブルゴーニュワイン委員会より、以下同
リュー・ディ(小区画)が書いてあって結構見づらいかも…
クロ・ド・ラ・ロッシュはここです(黒い囲い) ↓

クロ・ド・ラ・ロッシュの最大所有者はポンソ、デュジャックもそれに次ぐ面積を持っています。
全体でも16.62haしかありません、地図の通り7つのリュー・ディに分かれています。
モレサンドニのワインの名声は主にこの二人によって築かれたと言ってもいいかも
ルソーやマニャン、リニエももちろん素晴らしい
(でもね、正直、クロ・ド・タールを持つモメサンは80年代までは頑張ったとは言い難い状況かなぁ)
中世から評価されてきたシャンベルタンやヴォーヌ・ロマネのワインとは違い、モレサンドニのワインが高評価を得たのは少なくとも70年代後半から
めっちゃ最近です。
(確かにクロ・ド・タールは1141年開墾ですが世間の名声とはまた別)
AOCができる前は、ジュヴレイやシャンボルの名前で売っていたという節操の無さ
隣の有名ワインの名を借りるのは当然だったんです、ムルソーやブラニーと同じ。
しかし、今やもう無名のグランクリュなどとは誰も言うまい
その分値上がりもしてますけど。
モレサンドニには良い作り手がいーっぱいいますので楽しい
前述以外の生産者ではピエール・アミオも大好きです。
資料にはコカール・ロワゾン・フルーロが持ってるって書いてある、へー意外
ポンソのアリゴテの素晴らしさに感動したモンリュイザンの区画はクロ・ド・ラ・ロッシュにも続いていて同名のリュー・ディになっています。赤も白もあります、ポンソは1級モンリュイザンから繋がった特級クロ・ド・ラ・ロッシュの区画をジュヴレイとの境界からごっそり所有しています。
表土がとても薄いクロ・ド・ラ・ロッシュ、そのせいか味わいも非常にエレガントで繊細。
粘土質が混ざるクロ・ド・ランブレイや岩盤層までが少し厚いクロ・ド・タールが重厚なのも納得。
斜度はそんなにありませんが表土は十分肥沃に見えるですけどね
と、時間がある時には地図を見ておくと非常に良い予備知識が得られます、というお話でした
で、掲出のデュジャックのクロ・ド・ラ・ロッシュですが諭吉さん4人とあと少し
高くなったなぁ
店頭にはあと1本、飲んでみたーい
出て来た生産者の名前、全部わかりましたでしょうか

デュジャックよりも畑の方の話を。
クロ・ド・ラ・ロッシュはブルゴーニュ全体に84あるAOCの内、頂点になる33の特別な区画の一つ、つまりグランクリュです

さて、特級33言えますか??
(忘れるとしたら何だろう、サンドニかな
因みにシャブリは「シャブリ・グランクリュ」という一つのAOCの中に7つの公式区画があるのです)
ボルドーのラフィットはポイヤックというAOCですので、法的にはランシュバージュやピブランと「同格」となります

それとは違い、ブルゴーニュでは「シャンベルタン」「ラ・グランリュ」という区画そのものがグランクリュとしてのAOCとなっており、それが属するジュヴレイ・シャンベルタンやヴォーヌ・ロマネという村名AOCとは明確に区別されています

この違い、意外と分かっていない方が多いかも。
で、クロ・ド・ラ・ロッシュなんですが、こちらはモレサンドニ村にある5つのグランクリュの内の一つです

これがモレサンドニの畑 ↓

ブルゴーニュワイン委員会より、以下同
リュー・ディ(小区画)が書いてあって結構見づらいかも…

クロ・ド・ラ・ロッシュはここです(黒い囲い) ↓

クロ・ド・ラ・ロッシュの最大所有者はポンソ、デュジャックもそれに次ぐ面積を持っています。
全体でも16.62haしかありません、地図の通り7つのリュー・ディに分かれています。
モレサンドニのワインの名声は主にこの二人によって築かれたと言ってもいいかも

ルソーやマニャン、リニエももちろん素晴らしい
(でもね、正直、クロ・ド・タールを持つモメサンは80年代までは頑張ったとは言い難い状況かなぁ)
中世から評価されてきたシャンベルタンやヴォーヌ・ロマネのワインとは違い、モレサンドニのワインが高評価を得たのは少なくとも70年代後半から

めっちゃ最近です。
(確かにクロ・ド・タールは1141年開墾ですが世間の名声とはまた別)
AOCができる前は、ジュヴレイやシャンボルの名前で売っていたという節操の無さ

隣の有名ワインの名を借りるのは当然だったんです、ムルソーやブラニーと同じ。
しかし、今やもう無名のグランクリュなどとは誰も言うまい

その分値上がりもしてますけど。
モレサンドニには良い作り手がいーっぱいいますので楽しい

前述以外の生産者ではピエール・アミオも大好きです。
資料にはコカール・ロワゾン・フルーロが持ってるって書いてある、へー意外

ポンソのアリゴテの素晴らしさに感動したモンリュイザンの区画はクロ・ド・ラ・ロッシュにも続いていて同名のリュー・ディになっています。赤も白もあります、ポンソは1級モンリュイザンから繋がった特級クロ・ド・ラ・ロッシュの区画をジュヴレイとの境界からごっそり所有しています。
表土がとても薄いクロ・ド・ラ・ロッシュ、そのせいか味わいも非常にエレガントで繊細。
粘土質が混ざるクロ・ド・ランブレイや岩盤層までが少し厚いクロ・ド・タールが重厚なのも納得。
斜度はそんなにありませんが表土は十分肥沃に見えるですけどね
と、時間がある時には地図を見ておくと非常に良い予備知識が得られます、というお話でした

で、掲出のデュジャックのクロ・ド・ラ・ロッシュですが諭吉さん4人とあと少し

高くなったなぁ

店頭にはあと1本、飲んでみたーい
出て来た生産者の名前、全部わかりましたでしょうか
