2020年01月18日

ソーヴィニヨンブラン王国の立役者


木曜のフルボディ赤ワイン達、思ったほどは辛くなかったです

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ルーチェ・ルクス2015が濃いながらもエレガントで綺麗でした
てんちょはドンメルチョーが一番好きでした

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アリオンのティント・フィノが他のカベルネに意外にもなじんでいて、あんまり区別がつかなくてびっくり

流石の高級ワイン、良いコルクばっかりです

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メツゲライ・イノウエさんのベーコン、美味しかったですが、食事の量が足りませんでしたね
すみません。

早速お店にベーコンを買いに行ってくれた方がいらっしゃったそうで、井上さんからお礼の連絡が来ました
ありがとうございます。



さて、1月はそんなにたくさん入荷がありませんが、久しぶりに飲んでみたくて買ったワインを紹介します


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ドッグ・ポイント セクション94 ソーヴィニヨンブラン2015

ドッグ・ポイントは結構有名だと思いますが、ご存知でしょうか?

このワインはニュージーランド産、NZで最大のワイン産地であるマルボロにあるワイナリーです

冷涼な気候を生かして、リースリングやミュラートゥルガウなどのドイツ系品種で黎明期を迎えたニュージーランドのワインですが、マルボロのソーヴィニヨンブランの爆発的な人気によって一気に国際市場での存在感が高まりました

その代表的なワインがクラウディベイですが、ドッグ・ポイントはクラウディベイを立ち上げた二人の功労者が独立して作ったワイナリーです。

このお二人 ↓

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HPより、以下同様

元チーフワインメーカーのジェームス・ヒーリーさんと元栽培責任者のイヴァン・サザーランドさん

初ヴィンテージは2002年という、まだ新しい蔵なのですが、作られるワインは大変高品質で人気があります
実際どれを飲んでも美味しい。
ピノもソーヴィニヨンブランもいいですよ

ドッグ・ポイントはサザーランドさんがクラウディベイで働く一方で独自に植樹して手入れしていた畑を元にして始められました。
畑の一部はクラウディベイに貸与されていましたが契約が終了した後はドッグ・ポイントに返却され、生産量の増加に貢献しています

今日のセクション94は、その名の通り特別な区画だけのソーヴィニヨンブランを使用しています。
1992年植樹のブドウで、低い収量の上にフレンチオーク樽で18ヶ月熟成させています。

こんな畑 ↓

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綺麗ですね〜

ソーヴィニヨンブランに樽を使うのがあんまり好きじゃない私ですが、このワインは元のブドウがとてもいい果実味を備えているせいか、樽のコクが加わっても違和感なく美味しいです
こういうワインって珍しいかも。

ソーヴィニヨンブランのパッションフルーツの香りに桃の甘い香りが混ざっています、良い黄金色です
酒の太さというか重さもあり、飲みごたえがありますね。
でも重くないし、洗練されていますのでコテコテしてなくてするする飲めます。

夏でなくても、今の季節でも楽しめますよ
安い、とは言えませんが試す価値はあり。












posted by cave MITSUKURA at 18:07| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする