雨の名古屋ですが、寒くはないですね
学校の休校がいきなり決まって保護者以外にも困ってる方が多いですね
いや、ほんと、「もっと早く言ってよぉ」って言うのはありますよ
弊店も3月の試飲会は見送ろうかと思っております
残念ですが…
今月中旬までに好転すれば開催するかもしれませんので、あいまいな事で恐縮ですが今しばらくお待ちください。
今日って2月29日、うるう日なんですね〜
4年前って何してたか全く覚えがない…
我ながら成長しとらんなぁ
先日飲んだボルドーワインが、好みじゃなくて泣きそうでした
銘柄は流石に内緒。
でもそのワイン、右岸のブライ(現在のAOCではコート・ド・ボルドー)ですがクリュ・ブルジョワの銘が入ってました
銘の根拠は1874年だったかな(もちろんワインのヴィンテージではありません)、当時のブルジョワ名称は言わば「自称」で選抜されたものではありません。
ですから右岸にもあったんですねー、右岸下流のブライやブールは対岸のメドックの動向を常に模倣してきた一面もあり。
一瞬、ん?って思いました。
前にもちらっと書きました、クリュ・アルチザンなんて、ジロンド川の中州の畑(シャトー)が選ばれててびっくりした覚えがあります
川の中州の島にもブドウ畑があるんですよ、今もあるでしょうか。
話は変わって、マルセル・ダイスがラベルを刷新してまして大変素敵でした↓
マルセル・ダイス アルテンベルク・ド・ベルクハイム グランクリュ2009
ダイスが作る他のグランクリュのマンブールやシュネンブルグではまた違ったラベルです
新しくシュロスベルグも作ってるそうで楽しみです。
ダイスについては何度も書きましたねー
昨年の訪問記はこちら ↓
http://cave-mitsukura.seesaa.net/archives/20190605-1.html
アルザスは南北に長いので個々の地名が分かる方は少ないでしょうね。
51あるグランクリュを5つ言えたら大したものです
ストラスブールからミュールーズまでの120キロほどの細長い産地です ↓
中心地はコルマール、アルザスワインの気象観測点でもあります。
ダイスはコルマールから北へ、名だたるグランクリュが連なる丘を越えて30分くらい行ったベルクハイムにあります。
リヴォ―ヴィレ
ユナヴィール
リクヴィル
アルザスワインのマニアでしたらここをウロウロするだけで1週間は余裕です
リヴォーヴィレにはトリンバックがありますし、リクヴィルにはヒューゲルがあります。
もう一つ、アルザスワインを紹介します
ジンク リースリング・テロワール2016
このワインも前に紹介していますがもう何年も前だったような。
ドメーヌはエギスハイムにあります。
ここ ↓
こちらはコルマールの南。
1964年創業の家族経営のドメーヌです。
ワイン名の「テロワール」はシリーズの一つで、一番基本となる「ポートレイト」に次ぐラインです
この上にグランクリュがあり、概ね3つのレンジに分かれてワイン作りをしてるのですが、家族経営のドメーヌにしてはラインナップはかなり豊富だと思います
クレマンも作ってるし。
今日のリースリングを含めて畑はビオロジック。
収穫と醸造は収量を抑えた手摘みで伝統的な大樽を使っています
リースリングのフルーティさが楽しめる、リーズナブルなワインです。
最近のリースリングって、若いのにブケの石油香がするものが結構あって、それが嫌なんです
昔みたいな白桃や青りんごみたいなリースリングはどこへ行ったの???
(これはソーヴィニヨンブランも同じ)
このジンクですが、京都テレビの「欧州ワイン紀行」で紹介されていました ↓
https://www.kbs-kyoto.co.jp/tv/wine_f/
今でも三重テレビで再放送よくやっています
見た事ある方多いでしょうね。
柳ソムリエの優しく上品な語り口も素敵です。
上記のURL、読むだけでも楽しいですよ
この中で、アルザス郷土料理のシュークルートにクレマンをかけていただく、という場面があって非常に驚いた
大きな銀盆に盛られたシュークルートにマダムが豪快にクレマンの栓を抜いてダバダバ掛けるっていうサービスでした
美味しそうだったけど。
でも5人以上いないと無理だろう、っていう量でした。とほほ
アルザスワイン、本当はもっと扱いたいんですけどね…
棚にも限界があり、入れ替わり立ち替わりで我慢我慢。
生産者によって必ず味わいも香りも違いますので、一括りにしないで色々挑戦してみてくださーい