2020年03月12日

白桃のアロマ


今頃になってパンデミック宣言ですかー
WHOのあの事務局長、信頼薄いなぁ
オリンピックは大丈夫なのか。

中国では既に感染者数も下降してるようですが、(それが本当なら)日本も今月末にはピークが見えて来るかも。
徹底的に封じ込めてるとは言えませんが

てんちょ、普通に生活しています。
元々あまり人込みにはいきませんが、手は一日に何回も洗います。
我々はお金を触るので、インフルエンザや風邪の予防にも普段からよく手は洗ってます

後はどうしたらいいんでしょう💦

ミツクラは個人のお客様が主体なのでそこまで悪影響はないのですが、周りは大変なところが多いです
ホテルも飲食店も、式典が無くなって花屋さんやスーツ屋さんも、いきなりですもんね。


こんなに大変な状況なのに…
4月から、またドンペリニヨンやクリュッグ、ルイナール、ヴーヴクリコが値上がりするんですよ
(どこの会社かバレバレですね)
EPAの効果一切なし

品薄に加えて、味なんて全然気にしてない場所であろうと売れればいいっていう姿勢だし
クリュッグですら拝金万歳ですわ

やっぱ、商売なんだから稼げば稼いだだけ「勝ち」なんですかね。
なんか違うと思うんだけど。
魂を売ってまで金儲けはしないでしょ、これも貧乏人の遠吠えだろうか。




昨日に続いて今日もイタリアワインを紹介します

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チェレット モスカート・ダスティ2018

が変わってますよね、
通常のボルドー瓶と並べるとこんな感じです ↓

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でも容量は750ミリで同じ
(実は同じ瓶でアスティ・スプマンテも生産しているんですが正規輸入無し)

アスティのワインは色んな生産者の物が輸入されていますので、知ってる方は沢山いるでしょう
甘口のDOCGでは一番の知名度があるでしょ。

アスティはイタリアの北、ピエモンテ州の町です。
バローロやバルバレスコの北にあります。
収穫時期の朝には霧に包まれるような丘の町ですよー

アスティの周辺で栽培されるモスカートという白ブドウを使って作られる甘口のスティルワインが、今日のモスカート・ダスティです
ステンレスタンクで作る微発泡です(発泡性はなくても可)
発泡性だとアスティ・スプマンテになります

モスカートとはマスカットと同じ、フルーティで香りのよい甘口ワイになる事が多いです。
最近はモスカートで作る辛口のアスティもありますが、生産者がだれであれ「甘口で飲みやすいワイン」の代表的な存在ですね

今日のワインは特に、アルコール度数が5.5%しかありませんので、「まるでジュースみたい」と言われそうな飲みやすさです
甘いですが、ブドウの良さを感じさせてくれるワインです。

作り手のチェレットはピエモンテ州では大手の醸造所です
ワイナリーはアルバにあり、現在3代目の家族経営の蔵ですが、アスティ以外にもバローロやバルバレスコ、ランゲなど非常に沢山のラインナップがあります。
元はヘーゼルナッツやヌガーを扱う会社だったんですが。
チェレットはアスティよりもバローロやバルバレスコの方が有名です

今では4つの醸造所を持ち、150haものブドウ畑を所有する大会社に成長しています

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HPより、以下同様
ロエロとランゲの境にアルバの町がありますね

4つのうちにはモダンな醸造所もあります ↓

チェレットfalletto.jpg
ガラス張り?

畑は整然と手入れが行き届ていますね ↓

チェレットbelbo.jpg

ビオディナミを導入し始めていますが、広大な畑のすべてで実践するのはかなり大変なので、順番に取り組んで要ります。

てんちょ、色んな人のモスカートダスティを飲んでみましたが、このチェレットはとーっても美味しいです
みたいな良い香り〜
期待するブドウの甘さ以外は一切なし

毎日飲むと糖度が高くて要注意ですが、
これだけで最高の食後酒&デザートになりますよ

お酒の弱い方や、ワイン初心者、甘口好みの方には是非飲んでみて欲しいです〜











posted by cave MITSUKURA at 19:31| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする