2020年03月27日

牡丹の香りってどんなだろう


今日からしばらくが続きそうです
spring showerですね

この2日で東京はエライ事になってますね
名古屋はまだのんびりしたもんで、栄の人出も結構いますよ。
これからまだ警戒が必要ですね。

こういう状況なので、
4月の試飲会はもう一回見送ろうと思います
5月から再開できれば嬉しいですが、それも様子見です。


それから、大変遅くなりましたが、
4月1日からJCBカードでもキャッシュレス決済のポイント還元が受けられるようになりました
ホント遅い…
VISAとMASTER、電子マネーは既に還元対象になっていますので。
今後もご利用ください



今月は決算月の輸入元が多く、決算特価が出てるワインが色々とある…
でも、こんな時期だしあんまり沢山は買えないけど、仕入れてみた特価ワインを紹介します

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フィリップ・パカレ シェナ2016

またパカレ?って思ったあなた、はい、またパカレです
今日のは特価です

この前のはローヌの白(ヴィオニエ)、今日のはボジョレーの赤(ガメイ)です。

パカレは故伯父のマルセル・ラピエールがモルゴンにいますし、自分のルーツもボジョレーにある事から、
ピノノワールと同様にフレッシュで表現力のあるガメイを作りたい
との思いで、2015年からムーラン・ナ・ヴァンと共にシェナで、この二つのクリュ・ボジョレーを作り始めました

どちらも樹齢50年以上の古木の畑を継承し、シェナでは0.5haと極少の区画ながら樹齢60年以上です。
木樽発酵、大樽熟成、花のアロマを持つ緻密なガメイになっています

実はてんちょ、シェナを買うのは初めてです
これまでムーラン・ナ・ヴァンは買っていましたが(店頭にもあります)、シェナは買っていない。
何となく、クリュ・ボジョレーの中ではシェナにそれほど魅力を感じなくて…
他の生産者でもシェナでいい所って、思いつかないかも。

少し復習しましょうか。
クリュ・ボジョレー10村、全て言えますか?

マコンの南に広がる大きな産地がボジョレーですが、地域の北半分には村の名前で販売可能なAOCが10村あり、それをクリュ・ボジョレーと呼びます
日本で有名なヌーボーは主に南半分のブドウが使われますので、クリュ・ボジョレーと一緒にしてはいけません。

単独の村名を許されるだけあって、やはり高品質で長命な特別なワインなのです
クリュ・ボジョレーは赤ワインだけにしか認められていません。
白もロゼもなし。

この10村 ↓

map_beaujolais.gif
フランスワイン事典より拝借

シェナの名前は、樫=chenesに由来していて、昔この場所が樫の森だったことからそう呼ばれているそうです。
クリュ・ボジョレーの中では最も小さい地区でムーラン・ナ・ヴァンが南に続いています。
西に丘(小山)があるので、その斜面がいい畑になっています ↓

300px-Panorama_de_Chénas.jpg
WIKIより

美しい村ですね

で、パカレのシェナ、定価で8250円もするので、そうそう気軽に試せない
しかし、今回特価が出たので好奇心で買ってみました。

数本店頭にありますので興味ある方は、(是非ムーラン・ナ・ヴァンと一緒に)お試しください

パカレ会をその内やるなら一緒に飲みましょう〜
本当に牡丹の香りがするだろうか、芍薬じゃダメなのかな??















posted by cave MITSUKURA at 16:43| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする