2020年04月21日

アミーゴなワイン


植え込みのつつじが綺麗に咲き始めてますね
ブルゴーニュのブドウ畑も例年より早い成長で、開花がもうすぐです。

もう21日なのか、まだ21日なのか、日にちの感覚が鈍ります
元々十分な睡眠時間があるのに、一層寝てしまいそう…
久しぶりの友達から連絡があったり、みんな退屈してそうですが、それでも会う訳にもいかず



皆様、家飲みを楽しんでますか?
てんちょはそこそこ。

デイリーにピッタリで超お値打ちなチリワインを紹介します

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エチュヴェリア ヴァレ・ドラード カベルネソーヴィニョン2018

去年、一昨年だったかにも扱っていました
特価で入荷したのですが、すぐ売り切れてしまいました。

今回も前回と同様、超特価で販売しています
36本だけです。

チリワインは飲んだ事がないという方がまずいないであろう、日本人にもお馴染みのワインですね
ワインがこんなに盛んに輸入される前は、生食用の葡萄の輸入がメインだったんですよ。
(90年までは軍事政権下でもあり、経済政策がことごとく失敗して混乱してる時期でしたし)

エチュヴェリアを知ってる方、どのくらいいらっしゃるでしょうか?
チリではかなりの老舗大手ですね

コンチャイトロ、サンタリタ、エラスリスと並んでチリワインの開拓・先導者としての役割を長年担って来た生産者です。
今14代目かな。
300年も前にスペインのバスクから移住してきたエチュヴェリアの一族ですが、元はアンチアゴ近郊でブドウ農家をしていました。
クリコバレーに移って元詰めを始めたのは実は1980年代になってから。

現在、生産の9割以上を輸出しているというエチュヴェリアですが、実は最初はシャルドネの評価が高く「南半球のムルソー」として人気が出ました
珍しいソーヴィニヨンブランの遅摘み甘口を作っていたりと、興味深いのです。
今ではスパークリングから貴腐ワインまで沢山のワインを生産してます。

今日のワインは蔵で最もリーズナブルなヴァラエタルクラスのワインです
名前は(ヴァラエタルの通り)単一品種でセントラルバレーのブドウ畑から集められたカベルネに5%程度のカルムネールをブレンドしています。

とても低価格なワインですが、収穫は手摘みで行い4月中旬から下旬まで待って行われます。
南国のイメージが強いチリですが、実はフンボルト寒流の影響で涼しい気候なんです、海で泳ぐにはウェットスーツを着ないといけないくらい寒いらしい
しかし、こうした冷涼な気候はワインの過剰なアルコール度数の上昇を抑え、良い酸を温存するのに役立っているはずです。

発酵・熟成はステンレスタンクのみ。
ブドウの果実味が生き生きしたピュアなスタイルですね

そして、バラつきが全くないので、いつも安心して飲めますよ
優しいミディアムボディです。
ワインだけで飲んでもいい感じ。

価格も優しい、素晴らしい
野口君一人で余裕です。









posted by cave MITSUKURA at 14:50| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする