2020年09月02日

野イチゴのロゼ


9月になりましたが実感なし

コロナを用心しつつ、お店のイベント活動も何か出来るようにしたいこの頃です
中々難しいですけど…



ソムリエ・エキスパートの一次合格のお知らせがぽちぽち届いております
おめでとうございます
この調子で2次試験も頑張ってください。

2次試験対策講座も引き続き受付中です
ハードリカーテイスティングの予定も決まり次第お知らせいたします。



では、新入荷ワインを紹介します
有名な作り手ですがワインは珍しいかな

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ロベール・シリュグ ブルゴーニュ・パストグラン ロゼ2019

ブルゴーニュ、ヴォーヌロマネの人気ドメーヌである事は誰も反対しないでしょう
規模こそ大きくないものの、良い畑を持っていますし、ワインにも定評があります
ドメーヌはヴォーヌロマネのど真ん中、ご近所も有名ドメーヌだらけ。

正式名称は、Domaine ROBERT SIRUGUE & SES ENFANTS
エ・ゼザンファン(と・その子供たち)って言うのが良いですね

一年に一度だけの入荷、今回は2018年のリリースです
(ロゼは19年ですが)
17年は少しだけ買いましたがすぐに売り切れました、もう一年経つんですね〜


ところで、てんちょ、ずっとこの生産者をシュルグだと思っていましたが、違いますね
SIRUGUEですから、シルグ、またはシリュグが正しい。
失礼しました。

ブルゴーニュには多いですが、ここもあちこちのドメーヌと親戚関係になっています
ジャイエ家(アンリ・ジャイエの一族)、ジェルベ家(ドメーヌ・フランソワ・ジェルベ)、ベルト―家(ドメーヌ・ベルトー・ジェルベ)、ノエラ家とそれぞれに婚姻関係があって、うーんややこしい。
みんな親戚だわ。

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輸入元HPより、以下同じ
マリー・フランスさん、5代目になります

ロベール・シリュグのブドウはピノノワールアリゴテだけ
ですから白は全てアリゴテです、シャルドネはありません。

赤は素晴らしいプティモンやグランエシェゾーがあります 

畑の眺め ↓

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この区画、どっちからどこを見てるか分かります?
そんなマニアはいないかな


ミツクラには、
ラドワ・ビュイッソン2018 と
ヴォーヌロマネ1erプティモン2018 が来ています ↓

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今回はそれに加えて、珍しいワインを買ってみました。
それが掲出のパストゥグラン・ロゼです

みなさま、ブルゴーニュ・パストゥグランと言う名称はご存知でしょうか?

所謂、広域ワイン=レジョナルクラスという物で、「ただの」ブルゴーニュというワインと基本的には同じです。

ブルゴーニュ全体のブドウを使って作る事ができるワインです。
もちろんヴォーヌロマネだけのブドウで作っても構いません(勿体ないけど)、ローヌのブドウは使えません(ブルゴーニュだから)
他にも、コトー・ブルギニョンが有名ですね。
(クレマン・ド・ブルゴーニュもこの範疇に入ります
昔はコトーブルギニョンはグランオルディネールと呼ばれてました、2011年に改名したんです)

ブルゴーニュ・シャペル・ノートルダム、とか
ブルゴーニュ・ル・シャピートル、などありますけど滅多に見ないし、誰が作っているんだろう
ブルゴーニュ・・クレレ、とかね

パストグランはレジョナルでも昔からある名称です
認定は1937年、戦前だー
この名称には赤とロゼのみが認められていて、白はありません。

ピノノワール単独またはガメイとのブレンドで、ピノノワールが最低でも30%入っていないといけません
生産の大部分が赤で、ロゼはほとんどありません。
が、フランスのロゼブームで今後は増えそうですね

そんな希少な生産のパストグラン・ロゼ、何故かシリュグが作ってました
因みに赤のパストグランも生産してるんです。

ロゼも赤もピノノワール100%です

そしたら、ブルゴーニュ・ロゼでいいんじゃなかろうか??
なぜ故パストグランにしてるんだろう…



この貴重なロゼ、何でも数年前に試しに作ってみたら、評判が良くて2014年からは定番になったそうです
このロゼは所謂ブラッシュのロゼでセニエではありません。
つまり、ゆっくり圧搾すことで染み出す果皮の赤さを反映してるだけで、皮を漬け込んで作ったロゼではないんです。
それでも十分に綺麗な色がついてますよね

よくあるロゼは赤を作る途中で果皮を取り出してロゼ色で留めて、発酵させる手法が多いんですが、ブラッシュは果皮からの抽出が少ないのでタンニンがない軽やかなスタイルになるでしょう
カリフォルニアのジンファンデルによく使われるロゼの手法です。
淡いピンク色のジンファンデル・ロゼ、結構好きです

2018年は17年と同様に収穫量はそこそこ豊かで恵まれた年です
16年が劇的に少なかったので、蔵のスペースが埋まってほっとした生産者も多かったと思います。

18年は収量の豊かさに加えて、糖度が非常に高くなったそうで発酵がなかなか終わらず、タンクから樽にうつしてようやく終わったようです。
これは19年も同様で、特に暑くて速い収穫になった反面、暑すぎて雨が少ないのでブドウが小さくなり、収穫量は減少しています。
こういう年こそブドウを上手に扱わないとハイアルコールのきっつーいワインになっちゃいますが、その反面、このロゼは期待できそう
ロゼだけ19年です、早いリリースなんです。

赤の18に関しては、他のドメーヌでも17年よりも18年の方が早くから飲めるワインが多いですね
リリースしたての17と18を比べても、やっぱり去年より今年の方が最初から美味しい。
待つ必要が無くて驚くくらい。

シリュグは本当に洗練されたエレガントなピノノワールですよ、毎年そうなんですから18年は一層美味しいでしょうね

と言う事で、一段と期待できる18年。
このロゼは是非飲んでみたいです、1本キープだ

シリュグ、知ってる方も飲んだ事ない方も是非お買い求めください

そろそろ二次試験にロゼやスパークリングが出てもいいんじゃないかしら












posted by cave MITSUKURA at 16:39| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする