2020年10月04日

子供は飲んじゃダメよ


曇りで過ごしやすい名古屋です


今日も新しいお酒を紹介します
今日のはワインの仲間です。

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ヴァル・ド・ランス シードル・ド・ブルターニュ ブリュットNV

フランスのシードルリンゴの発泡酒です
店頭のは2017年の農産物博覧会で銀賞受賞のシールが付いています。

イギリスだとサイダーと呼ばれるんですが、日本人の思うサイダーとは全然違ってますよね??

リンゴやナシのお酒を広くシードルと呼び、産地もスペイン北部やイギリス、ドイツ、アメリカ等各地で作られています。
発泡してない物もあるんですが、フランスではリンゴの産地であるノルマンディブルターニュがその中心地です。

フランスのAOCシードルは、ノルマンディの2地区とブルターニュの1地区で認定されています
シードルにも産地呼称があるって、流石フランス。
ペイドージュ(これはカルバドスでもあるAOCです、ノルマンディのカンの周辺です)
コタンタン(どこだ??、ノルマンディの半島だそうな)
コルヌアイユ(ここだけブルターニュ地方)

でも、てんちょ、シードルの法規制はよく知らないです
どーしてもお勉強だと蒸留酒のカルバドスの方が情報多いのです。

上記の3つの地区名を名乗らない、それ以外のテーブルワイン的な「ただの」シードルもあります。
今日のシードルはその「ただのシードル」に当たります。
(産地呼称の規制はお判りでしょうか?認定外の地域の産物で例えばAOCシードル・コルヌアイユを名乗ってはいけない訳です。
これはパリ近郊のブドウでできたワインを勝手にボルドーと名乗らせるような物で、当然ダメなんです。
でもテーブルワインとして販売することはOKなので、そう言う事です)

シードル用のリンゴも沢山あるんですが、全然聞いた事ない品種ばっかり
マリー・メナード
スイートモエン??
そりゃそうでしょう、生食用のリンゴの種類もよく知らないのだから、醸造用の品種が分かる訳ない

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HPより、以下同様
これは何だろうね

シードル用のリンゴは4つのタイプに区別されます。
1.ビター
2.スウィート・ビター
3.スウィート
4.レッドフレッシュ


アシッド(酸)なら分かるけど、ビターなんですね。


で、元に戻って、
今日の生産者は協同組合です

1953年にブルターニュ地方の12のリンゴ農家が集まって設立されたのが始まりです。
この地のプルディアン・シュル・ランスにて創業、リンゴジュースやシードル等をサステイナブル農法で栽培されたリンゴから作っています。
現在加盟農家は401にまで増え、巨大組合に成長しています。

現在の組合本部はここにあります ↓

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余談ですが、シャンパーニュ地方のランスとは無関係です、スペル違うし。

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ブルターニュ地方の石造りの家が美しいですね

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リンゴの収穫風景

そして、流石の巨大組合です。
作ってる商品も多い、シードルだけで3つのカテゴリーがあります。

今日のは辛口アルコール度数4.5%でスッキリした味わい

リンゴの風味はとても良く残っていますので、食事と一緒でもいいでしょう。
もちろんアップルパイや焼きりんごにはとても良い相性です。
ブリュット以外にも甘口(ドゥー)があるので甘い物にはそちらもいいでしょう

製法に関しては個別の説明がないですが、製法は以下の通り。

収穫後に醸造所で洗浄されたリンゴは破砕されプレスされます。
その後固形物を除いて清澄され、タンクへ入れられた果汁は発酵に移ります。
この時リンゴのペクチンから発生するガスが混入しないように、果汁からは取り除かれます。
出来るだけクリアな果汁で発酵を進める為に様々な注意を払っている訳です
ほとんど、ブドウと一緒ですね

現地ではガレットに合わせるのが定番ですが、他にもサンドイッチやピザでも良さそう

ブルターニュ地方やナント周辺ではシードルは「湯飲み」で飲むんです。


てんちょもナントに行った時に有名なガレット屋さんへ行きましたが、美味しいシードルをいただきました ↓
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有名店エブ・ケン

この湯飲み、現地ではちゃんと名前があるはず。
ネットで見る限り、シードルボウル(カフェオレボウルみたいな)と呼んでますが。

アルコールに弱い方にもおすすめですよ〜
1000円で余裕で買えますので是非お試しください












posted by cave MITSUKURA at 19:14| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする