2020年11月14日

29日のブルゴーニュ試飲・販売会のワインから


昼間は20度もあって暖かい名古屋です
ブログが思ったほど書けませんで、すみません。


11月29日のブルゴーニュ試飲・販売会は満席になりました
お申し込みいただきました皆様、ありがとうございます。
キャンセル不可ではありますが、キャンセル待ちも一応承りますのでお店までお問い合わせください。

ワインが揃ったので明日にでも写真載せます
これです  ↓

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今日のその中から1本を紹介します

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マルク・コラン・エ・セ・フィス サントーバン1erシャトニエール2018

ここでも何度か取り上げました
てんちょ、このワインが大好きです

これは白、シャルドネ100%

一時、超限定でビールも作ってましたよね
今もあるのかな、あのビール、すごく美味しかったんですよ
お値段は高いし、数は全然ありませんでしたけど
https://cave-mitsukura.seesaa.net/article/462038439.html


マルク・コランはここ10年で人気急上昇の作り手です
無名、というか下位のアペラシオンだと決めつけられていたサントーバンの名声を高めた功労者です

今の様にブルゴーニュが恐ろしい値段じゃなかった頃には、サントーバンのワインは1級畑もあるのに、メルキュレとか有名な作り手のレジョナルくらいのお値段で、あんまり人気がなかったんです…
20年くらい前でしょうか。
格下、っていうイメージでした…

こういうイメージって、本当に「ただの雰囲気」「的外れな決めつけ」であることがほとんどで、しっかり何度も飲んだ上でイマイチって言ってる人は全くいませんでしたねー
後、そんなに沢山流通してなくて飲める物も限られてましたし。

が、今は全然違うのです

まぁ、今でもそうですが、飲みもしないで適当な事(特に批判)を言ってる輩は可哀想ーだなーと思っています
もちろん、ほっときます。
そんなことは置いといて。

マルク・コランさんは1944年生まれだそうです
26歳の1970年でドメーヌを興しました、80年代、90年代と非常に努力したのでしょう
段々とワインが認められて、サントーバンの顔になりました
そんな素晴らしい作り手ですが、マルク氏は今は引退して息子さんたちが蔵を継ぎました。

で、ここもブルゴーニュの二つのモンラッシェが付く村での婚姻関係がちょっとややこしい
3人の息子さんの内、長男がピエール・イヴ・コラン・モレとして独立(奥様はジャン・マクル・モレのお嬢さん)
次男のジョセフさんも自分の蔵を持って独立。
今は三男のダミアンさんがお姉さんと一緒にマルク・コラン・エ・セ・フィスを経営しています。

マルク・コランは元はドメーヌで、今も12haの自社畑を所有しているのですが、98年に今日のワインを作るネゴシアンを立ち上げました

現在、年間8万本の生産で10%が赤、90%が白です。
輸出と国内販売が半分ずつ。

マルク・コランはとにかくサントーバンのあらゆる畑を作っていて、サントーバンの勉強ならここを全て飲めばいいと言われる程です

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1級で、
アン・モンソー
シュル・ガメ
ラ・シャトニエール
アン・ルミイィ
レ・コンブ
ル・シャルモワ
シュル・ル・サンティエ・デュ・クルー
サントーバン・プルミエ・クリュ・ルージュ


村名で、
ラ・フォントノット
サントーバン・ルージュ


と、サントーバンだけで10種類も作ってるんです

サントーバンの区画に詳しい方は少なそうだなぁ
集めてホリゾンタル・テイスティングやりたい
きっと、超面白い(てんちょだけ??)


今日のシャトニエールは、南西向きの区画で石灰粘土質(典型的なブルターニュの土壌)、ブドウは85年と90年の植樹。
上の地図で場所、見つけられますかね?
減農薬農法、樽で10ヶ月熟成。

最初は控えめな辛口ですが、バランスのいい味わいで香りも豊かです
季節に応じて冷やしたり、そのままで飲んだり楽しめます。

いいシャルドネだとすぐに分かりますよ〜

単独よりも料理やチーズがあった方が絶対にいいでしょう

ボーヌのビストロでも出してました

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あ、飲んだのフォントノットだったわ💦

この鳥のエポワスチーズのソースにめちゃくちゃ合いました⭐️ ↓

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入荷したての18年、期待できますね〜

店頭にも特価で販売する分がありますので、興味のある方は是非飲んでみてくださいね















posted by cave MITSUKURA at 18:53| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする