2020年12月28日

父の愛を形に


12月28日、平日感のない月曜日だなぁ

暖かいとは言うものの、店内の気温は外とあんまり変わらないので寒いのです
風が吹いていないだけ
冷蔵庫のワインが店頭の物と同じくらいの冷たさなので。


来年のシャンパーニュ福袋を準備中です

1月5日の営業初日に告知しますが、販売は9日土曜からの予定です。

来年も大当たりは豪華ですよ〜
いや、ほんとに豪華なの。

是非、買いに来てください



今日はその、シャンパーニュ福袋の「当たり」から一つを紹介します

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ジョセフ・ペリエ キュヴェ・ジョセフィーヌ2008

前にもジョセフ・ペリエは紹介しましたが覚えてますか?
https://cave-mitsukura.seesaa.net/archives/20191229-1.html

このボトルは昔からこの素敵なプリントですね
ボトルに直接プリントされていますので、ラベルを取っておきたい方にはイマイチかもしれませんが。

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20年くらい前は、豪華ボトルのシャンパーニュと言えば、
これか、
ペリエ・ジュエ ベルエポック(これは文句なしの素敵ボトルでしょう)
アムール・ド・ドゥーツ(ボトルというより、ミュズレにダイヤ入り)
ジャンメール エリゼ―(今はもう違うのですが、昔は金のメタル格子だった)
くらいでしょうか。
あとなんだろ

キンキラキンで皆さんが思いつくであろう、アルマン・ド・ブリニャックは06年発売なのでかなり最近なんです。

作ってるカティア―ルはいい会社なんだけどな。
巷でのあれの略し方がどうも気に入りません
なんで「アルマンド」なんだろう、多分アメリカ向けにそうなったんだろうけど。
Armand de Brignacなのだから、フランス語なら「アルマン」だ
略すなら、ド・ヴノージュみたいに「ド・ブリニャック」だろう

「アルマンド」、「ピンドン」という単語を聞くと、何かげんなりするのです…
分かる方いますよね??

お上品な皆様はそのように表現なさいませんようにお願い致します。
ちゃんと「アルマン・ド・ブリニャック」「ドン・ぺリニヨン・ロゼ」って言いましょう


…話が恨み節になってしまった
元に戻って。

ジョセフ・ペリエはシャンパーニュの古都、シャロン・アン・シャンパーニュにある老舗メゾンです
かつての州都だったこの地には色んなメゾンがあったんですが、みんなエペルネなどに移転してしまいまして、
残ってるのがジョセフ・ペリエくらいになってしまった。

シャロンには4haの畑が認定されているようですが、格付けに言及がない。
あれ??
ランスやエペルネの様な大きな町でも88%クリュになってるんですけど。
(echelle de cru=昔の村の格付けです、100%がグランクリュ、99〜90がプルミエクリュ、あとは村名)

シャロンは比較的大きな町なのに、あんまり賑わってる感はなくて静かなんです
ここがシャロン・アン・シャンパーニュ ↓

ジョセフ・ペリエ.png

創業は1825年、ランスのメゾンの様に、シャロンの地下の石切り場をセラーにしてジョセフ・ペリエのメゾンは誕生しました
もうすぐ創業200年

こんなセラーです ↓

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HPより、以下同様
ランスのクレイエールと同じ

ジョセフ・ペリエvisite-cave.jpg
いい眺め

初代ジョセフ・ペリエさんはやり手だったんでしょう、すぐに自社のシャンパーニュをアメリカ、ロシア、イギリス、インドなど世界中に輸出するようになって大成功します。
シャロンの裁判官であり市長も務めた人物です。

その後子孫が蔵を継いでいますが、現在は大手ティエノの傘下になっています。
今では10種類ものシャンパーニュを生産しています。

買いブドウ75%、輸出比率70%ですが、あまり詳しい数字は公開してないようですね

今日のシャンパーニュ、キュヴェ・ジョセフィーヌはジョセフ・ペリエ氏が娘の結婚式に合わせて作った特別なキュヴェです
お嬢さんの名前であるジョセフィーヌをキュベの名前にしています。
最初は特別な手書きのボトルで贅沢に金を使用していました。

万国共通で父親は娘に弱い
いや、娘想いの良いお父さんだ


その後、このキュヴェは商品として復活しましたが、特別なヴィンテージシャンパーニュとして最良年にしか生産されていません
最初が1982, 1985, 1989, 1990, 1995, 1998, 2002, 2004 そして2008と、僅か9ヴィンテージだけの生産となっています。

ブドウはグランクリュと1erクリュ以上、シャルドネ54%、ピノノワール46%
ドサージュは僅かに4.5gですが、とてもふくよかな香りと味わいです。

瓶熟が長いからでしょう、いいコクがあります
低温で湿度の保たれた暗い地下セラーで10年以上寝かせた逸品です。

2008年は特にシャンパーニュで大当たりになったヴィンテージです
どこのメゾンでもかなり張り切ってプレステージを生産していますね

ジョセフ・ペリエも例外ではなく、この貴重なシャンパーニュを楽しめるのは素晴らしい機会です
真のシャンパーニュファンはこういうキュヴェを楽しむべき。

当たった方はラッキーですね

来年のご来店をお待ちしております〜
(31日まで営業していますけど)









posted by cave MITSUKURA at 15:25| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする