2021年03月20日

シャロンかグリエか


今日も気温が高いですが夕方からは雨になりそうです



昨日もう一つ待望の再入荷がありました

BFD17828-2F25-4298-A1E4-B6F5408E929A.jpg

C95DEC2E-CB4C-4DAB-97FF-6A8815D52A70.jpg

シャトー・グリエ2016

フランス、ローヌの白ワインです。

ヴィオニエ100%
シャトー・グリエはこの名称だけで単独のAOCを名乗る稀有な存在です

たった4haしかない畑はシャトー・グリエの単独所有で分割されることなく一人の所有者によって継承されています。
ローヌでは唯一のモノポールです。

ローヌのコンドリューの中心にありながら、コンドリューとは別の名称でAOCを確立したこのワインは、
「フランス5大白ワイン」にも数えられる銘酒ですが、最近は滅多に見なくなってしまいました

生産量が少ない上に、輸出に回されるのは僅か3%だそうで…

シャトー・グリエintro.jpg
HPより、以下同様

綺麗なシャトーです。
ローヌ川の眺めも良し

ローヌ時代からあるとされるブドウ畑を所有するシャトー・グリエは、革命後はリヨンのブルジョワが所有し、ナポレオンの妻ジョゼフィーヌの館にも納められ、アメリカのジェファーソン大統領からも注文があった事でも知られ、コンドリューの名前よりもずっと前からワイン愛好家にとっては特別のワインでした。
代々の所有者も明確で、この事からもコンドリューとは別に、先にAOCを取得したであろう理由が推測されます

長年、ネイレ・ガシェ家が所有していましたが、先代のマダムが2011年にフランソワ・ピノー氏に売却。
(ピノー氏はCHラトゥールのオーナー、ブルゴーニュのドゥージェニーやクロ・ド・タールの所有者でもあります)
他のドメーヌと同じく、グリエもフレデリック・アンジェラ氏がマネージメントしています。

石垣で段が作られている畑は、この地域ではchailléesシャイエ(=テラス)と呼ばれます
コンドリューの第一人者であるジョルジュ・ヴェルネでも紹介しました、シャイエ・デ・ランフェールも同じ構造です。

シャトー・グリエグリエとは、グリエ・オ・シャルボンGrillé au charbon=炭火焼、などと言われるように「焼く」という意味で(英語のグリルです)、日当たりの過酷さから名付けられたようです
段々畑になっている斜面はローマ時代に遡るほどの歴史があり、その日照条件の良さからいいブドウが出来たんでしょうね

最近はその日当たりの良さがになってる事も多いです
暑すぎ、雨が少なすぎ。
16年もアルコール度数の表示は14度もあります

昔はマールも作ってましたけど、今はもうないのかなぁ…
やっぱり圧搾が優しいんでしょうね、マールもかなりいい香りでしたよ
流石の低収量は18ha/ha、モンラッシェだわ

ファーストのシャトー・グリエ以外にも、11年からはコート・デュ・ローヌや17年からはコンドリューも生産していますが、いずれも本数は僅かです
そして、セカンドワインのポンサンの生産もありますが、こちらもまず見かけない

なんせ畑が小さいですからね、仕方なし
偽物に気をつけてください

16年、期待できるでしょう

でもね、お値段はすごいかも。
諭吉さんが7人でおつり来る

名前はグリエですが焼いてない物を合わせるのもいいですよ。

買いたい方、是非ご来店ください〜







posted by cave MITSUKURA at 14:56| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする