2021年06月19日

シュニッツェルにも最高の相性です


今日は一日雨です
朝は「傘を差しても濡れる」という予報通り、結構な雨足でした。
今年は水不足にはならなさそうです


来週から時短でも飲食店での酒類提供が解禁になって嬉しいです
感染予防には気を配りつつ、それでも美味しい物とお酒を楽しみたい




今日は新しいオーストリアワインを二つ、紹介します

オーストリアね、ハプスブルク家の方ですよ。
コアラじゃない方。

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左から、
ウーラー ラングトイフェル グリューナーフェルトリーナー2018
ハネス・サバティ シュタイヤリッシェル ミッシュサッツ2018

オーストリアワイン、ドイツと同様にもっと店頭に置きたいんですが、スペースの関係もあって何かを削らないといけないので…
ゲゼルマンやブリュンデルマイヤー、とかね。
ボルドー減らそっかなぁ
うーん、ちょっと考えよう


さて、まずは、
ウーラーですが、このワインはウィーン産の白ワインで、辛口です
グリューナフェルトリーナー100%

オーストリアのワイン産地はDACで覚えてる方もいると思いますが、ウィーンはウィーン州だけで単独の産地として認定されています
オーストリアワインの産地は国の東側に固まっていて、州ごとに産地が認定されてます。

ニーダーエステライヒ州(ここが最大産地、ワッハウやカンプタールはここにあります)
ウィーン州
ブルゲンラント州
シュタイヤーマルク州
(グラーツが中心都市)
と大きく4つに分かれており、それぞれ内部に個別の産地があります。

ウーラーで特筆すべきは何とってもその所有者です
オーナーはペーター・ウーラーさんというウィーンの現役バイオリニストです
ウィーン放送交響楽団のメンバーです。

こんな方です ↓

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ORF公式ページより

彼は正真正銘の本職音楽家なんですが、この方、2001年に近所の人からたまたまブドウ畑をもらった、そうで
そこからワイン作りを始めたそうなんですが、そんな簡単にできるとは思えません。

しかも、たまたま、ブドウ畑もらうんだ…
流石、ウィーン??

この畑はウィーン19区=デプリング地区にあり、ここデブリング地区でも有名なヌスドルフという有名な銘醸地に含まれる区画をもらったんだそうです
19区はウィーンの中心部から北にあり、ドナウ川の右岸(南側)に位置しています。
(Döblingこれでデープリング、「ぷ」なんですね)

ここがデプリング地区 ↓

ウーラー.png

醸造所の住所がハッケンベルグガッセになってますが、どう見ても普通の民家です

デプリング地区にはグリンツィングもあります
ホイリゲで有名な町です、ヌスドルフの畑もですが前にツァーヘルのワインでも触れたかと思います。

もらった畑がいい場所だったので、本腰を入れてワイン作りを始めたというウーラーさん、音楽活動とワイン作りには共通点が多いそうで、評判も良いのです。
大量生産もしていませんし、大々的に販売もしていないんですが、縁があって日本でも飲める幸運に預かりました

HPがドイツ語しかないね〜

今日のラングトイフェルという区画にはグリューナーフェルトリーナーだけが植えられています
他にもゲミシュターサッツ(混植)の畑もあります。

ステンレスタンク発酵・熟成でグリューナらしい、すっきりした味わいです
2006年からはオーガニックに転向、全除梗で収穫は全て手摘み。
ホイリゲのおつまみには最高の相性でしょう

たまには違ったグリューナもオススメです
美味しいですよ

ラベルの緑の渦巻きはやっぱりバイオリンの渦巻きですね。
スマラクトのしっぽにも見えますが。

スマラクト、実際見た事ある方は非常に少ないそうですが、てんちょ2回見た事ありますよ

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やっぱり人の少ない春の午前中が狙い目です。
(トカゲの体温が上がりきらないうちの方がじっとしていますので)



もう一つのワインは、シュタイヤーマルク州のこちらも辛口の白ワインです

シュタイヤーマルク州はウィーンからも遠いので中々いかないと思いますが(てんちょも行った事ないです)、
この中でワインの産地は南、西、南西と3つの地域に分かれています。
グラーツ、行ってみたいな〜

サバティはこの中の、ズュート・シュタイヤーマルクのガムリッツにあり、1840年創業のかなりの老舗ワイナリーとして地元でも大変有名です
この地区のワインの話では必ず名前が上がりますし、PETER MOSERのオーストリアワインガイドでも3つ星評価になっています(最高5つ星)

ここ ↓

サバティ.png

ズュート・シュタイヤーマルクではソーヴィニヨンブランの生産が盛んで、サバティでも作っています
ゲルバー・ムスカテッラも良く見ますね。

蔵の5代目、ハンス・サバティさんが代々継承してきたクラナッハベルクの銘醸畑で、一層質の高いワインを生み出しています
多孔質の石灰質土壌に砂利が混ざった水はけのいい、独特の土壌です。


ですが、今日のワインは混植による混醸です
Mischsatz=ミッツサッシュは混植の意味です、同じ単語にGemischter Satz=ゲミシュターサッツがありますがこちらはウィーンのワインについて言うようです)

畑もあちこちから、合計で4ha分。
ヴェルシュリースリング20%、
ヴァイスブルグンダー20%
ゲルバー・ムスカテラー20%
ソーヴィニヨンブラン15%
ショイレーベ15%
シャルドネ10%
の混植・混醸。

蔵の入門ワインとも言うべきお手軽なワインで、すっきり辛口、前向きで陽気なワインです
軽い飲み口で夏向きです。

ラベルにある通り、かつてこの地域ではブドウ栽培は他の農業と一緒に行われていました。
混合農業であり、畑にもニンニクや野菜を一緒に植えて育てるのが普通だったんです
梨やプラムの木も同じ区画に植わっていたんです。

Sの文字から根が伸びてますよね
サステイナブル農法で、農薬等は使用していません。
HPから写真が添付できなくて残念。

夏には嬉しいオーストリアの白ワインです

購入はこちらから ↓
https://cavemitsukura.com/product-category/wine/%e3%82%aa%e3%83%bc%e3%82%b9%e3%83%88%e3%83%aa%e3%82%a2/











posted by cave MITSUKURA at 18:02| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする