2021年11月29日

左岸って言います?


さっぶー
ドアノブで静電気が…

「初氷」が観測された名古屋、寒いはずです
今日は「いい肉の日」らしいですね、無縁だ



今日は個人的に好きなワインを紹介します

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シャトー・ボーシット2013

確か以前にも何度か紹介してるはず
このワインが好きな方とは仲良くなれそう(ほんとか)

今日のワインは、フランス、ボルドーのメドックの赤ワインです
AOCはサンテステフ、メドックで最も下流に位置するAOCです。

その為、上流から運ばれた土砂や粘土が堆積した土壌で、保水性が高く、どっしりと重厚なワインが多いかもしれません。
代表的な物が2級格付けのコス・デストゥルネルでしょう

ご存知でしょうが、メドック(と内包されるAOC)は赤ワインしか名乗る事が出来ません。
従って、サンテステフの表示があるワインは全て赤なんです

ボーシットは3級のカロンセギュールに隣接するシャトーで、その名前「美しい風景」に表される通り、ジロンド川を臨む景観が魅力…

らしいですが、グーグルを見てる限りでは川は全く見えません


てんちょ、普段はフルボディのワインが苦手と公言しておりますが、実はサンテステフのワインは好きです
でもね、コスはちょっとモダンに走りすぎてるし、
カロンセギュールはワインよりも雑談が煩いので、
ガスクトンやボーシットみたいなブルジョワを楽しむのがいいなと思っています(個人的な意見でっせ

サンテステフはボルドー市から車で1時間半くらい、結構離れています
マルゴー、サンジュリアン、ポイヤックと有名シャトーを左右に見ながら国道2号線を進むと、ラフィットの池が見えた頃にポイヤックとはサヨナラで、すぐに右側にコス・デストゥルネルが見えてます。
あのラベルにも書かれているパゴダのシャトーなんですぐに分かります

当分、行けそうにありませんのでグーグルで見てください
ただし、ボーシットのシャトーの正面はストリートビューがありませんが💦

ボーシットはここ(醸造所) ↓

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周りのシャトー、分かりますか?

拡大するとこうです ↓

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ボーシットは1955年からずーっとカスティージャ家が所有しています、カスティージャ家はボルドーの名家で著名なシャトー所有者です、5級のバタイエ、ランシュ・ムーサも持っています

作付け面積は、カベルネソーヴィニョン60%、メルロー35%、カベルネフラン3%、プティヴェルド2%、らしい。

ワインはもっとカベルネに比率が高いんじゃないだろうかと言うような、しっかりした印象です
アタックもどっしり、中身が詰まってる味わいで青さも感じます。
しっとり落ち着きがあって上品なフルボディです

しかし弱くはない

真夏には到底考えられませんが、寒くなってきたらこういうのが美味しく感じられます
私は黒豚やイノシシを合わせたい。
(ボルドーは羊がおすすめですが、あたしゃ実は南半球の羊が苦手、あの香りが…)

店頭にはしばらくなかったんですが、久しぶりに復活したので書いてみました
2013はそこまでいい評価ではありませんが、今飲むには全く問題なし。
しかも税込3500円とお手頃

美味しいので是非飲んでみてください

そしてボルドーを訪れる妄想をする。
後半はジュランソンは行きたいし、マディランも行っておきたい、ミネルヴォワまで頑張ってトゥールーズから帰るとか








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2021年11月28日

飲んでこそ、の経験


昨日も今日も、風が冷たくて寒いです
天気はいいですが、流石は太平洋側

ブルゴーニュでは雪が降ってるようです。
ニュージーランドではブドウの開花の時期です。


25日木曜のジュヴレイ・シャンベルタンセミナーにご参加下った皆様、ありがとうございました

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香りのいいワインばかりでどれもとても美味しかったです
やっぱりブルゴーニュクラスをちゃんと使って正解。
(グラスの写真はお客様にいただきました)

2018や2019はリリースされたばかりですが、既に美味しく飲めてしまいます。
丸くて果実味豊か、香りも複雑で、余韻も長い
どれもレベル高い、めちゃくちゃ美味しい。
若いブルゴーニュが固い、とか、酸っぱい、というイメージはもはや過去の物です

ワインの良さを楽しむには食事があった方が断然いいのですが、個別の個性や区画の違いを味わうにはワインだけを飲んだ方がいいので、セミナーはそういう意味では有意義でした

輸入元の絶大な協賛あっての企画でした。
また来年も、こういう会を開催できるようにしていきたい



昨日は豪華ワインと美味しい食事の会でした

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コート・シャロネーズの各AOCの畑の勉強をしたいな、と思いました

ここんとこ、少し連続で飲みすぎかも
また来月〜


















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2021年11月25日

ジュヴレシャンベルタンのワイン達


今日は、ファインズ協賛 ジュヴレイ・シャンベルタンセミナーです
セミナーなんていつぶりでしょう、多分1年半とか。もっとかな。

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狭い部屋ですが準備出来た
グラスはちゃんとリーデルのピノノワールを人数分×本数で用意しました

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先にもらっていた資料もすごくいい

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現行ヴィンテージを飲めるのは、経験としても嬉しいですね





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2021年11月22日

目に良いかも


今日は久しぶりに一日雨です
気温も上がらなくて肌寒いし、外もずっと暗い
もうすぐ12月だと思えばこんなもんでしょうか。

雨も必要ですね



店頭には冬のワインの仲間が入荷しています

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ドクター・ディームス カトレンブルガー ブルーベリー グリューワインNV

グリューヴァイン、つまりホットワインです
温めて飲むワインで、ブルーベリー味なんです

ほんのり甘口、レンジでチンでもお鍋でコトコトでもどっちでもOK

こちらはブドウではなくて、ブルベリーの果汁に他のフルーツ(アロニア、キウイ、ライム)を混ぜて発酵させて作られたフルーツワインがベースになっています。
少しハーブやシナモンを加えてアクセントにしています。
ブルベリーの香りがいいですよ

ライムが入ってるせいか、甘いだけじゃなくて品のいい味わいです。
アルコール度数も8.5%しかありませんので、お酒に弱い方でも飲みやすいです。
てんちょ、あまり甘いお酒は飲みませんがこれは好きです

ドイツ農産物コンクール(DLG)2019年金賞受賞です

生産者のサイトでは英語で、FRUIT MULLED WINE(フルーツ・マルド・ワイン)と紹介されています
mulled=砂糖や香料を入れて温めた、って意味です
マルドワインとしてしか使わなさそうですけど、マルドビールやマルドサイダーもあります。


ドクター・ディームスはドイツのカトレンブルグにあるヨーロッパ最大のフルーツワインメーカーです
1925年創業。

カトレンブルグって聞いた事ないけど、ハノーヴァの南80キロくらい、ほぼドイツの真ん中です。
元はリンゴ農園でリンゴジュースを発売していたのですが、ある日ジュースが発酵してしまったところ、これが美味しいシードルになっていた事からお酒の販売へと事業を転換したのです
今ではヨーロッパで最も大規模なシードル&フルーツワインの大会社になりました
偶然がもたらした結果としては素晴らしいお話。
もちろん経営努力あっての成功です


そろそろホットワインも美味しく飲める気温になって来ましたね
軽い手土産にもいいですよ〜











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2021年11月20日

花柄シャンパーニュ&グラス


今年のヌーヴォー、ホイリゲは全て売切れました
今年はご予約が多かったので、解禁日当日にも関わらず店頭で買えなかった銘柄もあり、買いそびれたお客様には申し訳なかったです
是非、来年はご予約ください

試飲も含めて毎年の定点観測はやっぱり有意義ですね
来年も楽しんで飲みたい


新酒祭りが終わると、次はクリスマスですかねぇ



店頭には限定のシャンパーニュが入荷しています

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ペリエ・ジュエ ベル・エポック白&ロゼ2013 ミュシャー・トラクスター コラボレーションパッケージ
ブラン・ド・ブラン グラスセット


久しぶりのベル・エポックのコラボボトルです
店頭にあるんですが、包まれているので輸入元の写真を拝借しました。

ペリエ・ジュエはエペルネにある老舗メゾン、アネモネの花が描かれたボトルは華やかで人気があります
花のデザインがエミール・ガレだという事も人気の秘密かもしれませんね

グラスセットはベル・エポックの入荷がありませんでした
ブラン・ド・ブランはあります。
と言っても、全部各2セットずつしかありません。

これまでのグラスに比べて少し背も高め、ボウルの部分が丸く大きくなっています
繊細な絵がぐるっと描かれています。

プレゼントに最適です
シャンパーニュを飲んでもグラスが残りますからね

クリスマスプレゼントや結婚祝い等、ギフトをお考えの方は是非お早めにご来店ください〜

各キュヴェの詳細は輸入元のHPに詳しく載っていますので参照して下さい ↓
http://www.pernod-ricard-japan.com/news/champagne/20211022/3782/










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2021年11月18日

飲んでみた


ヌーボーその他、今年の新酒の試飲会始まっております‼️

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予約制だと平和✨
最後の18時〜の部は既に満席ですが、
それ以前は空いておりますので、今からでも参加可能です。

今年の感想は1番最後に書きますので、自分で飲んでから確認したい方は後日読んでください㊙️



お客様のグラスを撮らせてもらいました ↓

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これを見る限りでは、弱々しいとは思えませんね‼️
ただ、アルコール度数は例年からするとやはり低めなのは事実、そしてそれが飲んでも分かります。
香りはもちろん、ガメイですし、マセラシオンカルボニックのあのフルーティないちご、時々バナナな感じです✨

去年や一昨年と比べると、やはり香りのボリュームがおとなしいですね。
昨年までが、まるでヌーボーじゃないかの様な、しっかりした作りだったので、本来こうだった、という感じでしょうか🍷


そして、余談ですが、
瓶詰めから時間が経ってないので、コルクがすぐに元に戻ってしまって、ボトルに刺さりません💦
ディアムだと特に。
ストッパー使うべきです。

で、

肝心の、

今年の印象ですが、



果実味いっぱいの昨年とは違って、全体に大人し目、エレガントでフルーティな印象です⭐️
前評判通りです。

酸味が目立ちすぎる事はありませんが、ニューワールドのワインなど、日頃から果実味過多気味なワインに慣れている人が多いでしょうから、少し酸味が気になるかもしれません。

てんちょ、このくらいの方が好きです❤️
食事に合わせるにはいいですよ。

そして、

マコンとホイリゲは今年も変わらず美味しいです❤️

毎年の青リンゴ&洋梨✨

ルイジャドのマコンヌーボーって、ほんとに毎年驚きの美味しさなんですよ。
これがほんの2か月程度でできるとは思えない💦

久しぶりにお会いできたお客様、毎年覚えていてお訪ねくださるお客様、とてもありがたいです‼️
短時間で我慢していただいたかたには申し訳ありませんでした。
皆様のお気遣いに感謝です。




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2021年11月17日

新酒揃ってます


今日は暇なのに、明日の準備でやる事が沢山でした

明日の新酒、揃っております

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↑ 試飲は9種類

販売分ですが、予約で完売、または残りが数本、の銘柄もありますので、お目当ての生産者がある方はお早めにご来店ください

2021年のボジョレーヌーヴォーは稀に見る難しい年となりました

早い春の訪れで発芽が早かったところに、急激な気温低下で大規模な霜害が発生
スタートから大ゴケになってしまった2021年。
初夏も気温が上がらず、開花も遅め。
更に7月には雨が多くて、日照不足でブドウの生育は遅れまくり。
ブルゴーニュでは44年振りの多雨な年(1977年以来)だったそうです。
収穫の公示日は9月13日で、これは例年と比べてかなり遅くなりました。

何とか8月の好天で救われたブドウに期待したい

古典回帰の味
低アルコールで繊細


等と言われてますが、さーどうなんでしょう
決して悪い年じゃなかったはずなのに、2017年は酸が多くて「酸っぱい」味だったのを思い出しますね。

一番人気のフィリップ・パカレ ↓

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輸入元より

明日飲めば分かる












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2021年11月15日

新酒祭りまであと3日


2021年ボジョレー・ヌーヴォー、マコン・ヌーヴォーが入荷しつつあります

まだ全て揃ってはいませんけど。

難しい年という割には外観はしっかりした色づきがあるように思います
夏の雨で日照が不足した分、収穫が遅れた今年ですが、アルコール度数も低めになっています。

パカレで12度
マルセル・ラピエールで11.5度
ルイ・ジャドで12度(マコン・ヌーボーは12.5度)
ルイ・テットで12度


久しぶりに12度って見たなぁ
ここ数年の13度越え(飲んだ印象だともっとあった様に感じましたし)からすると、昔のヌーヴォーみたいです。

なので、軽やかに飲む分には都合がいいようです
もちろんまだ飲んでおりませんので、味わいの程は不明ですが。

販売は11月18日木曜からです
ミツクラの開店は12時なんです、遅くてすんません

店頭の試飲には、イタリア、マルケ州のノヴェッロを1本追加します

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ヴェレノージ ノヴェッロ2021

流石にこちらは13.5度あるなぁ〜

ぶどうが、モンテプルチアーノとラクリマ・デイ・モッロ・ダルバのブレンド。
ラクリマなんちゃらは土着ぶどうらしいけど、よく知りません😭

今年はイタリアでも生産量は減少(スペインもです)していますが、イタリアは量より質へ転換していますので、年々生産量が下がる事は予想されていた事かもしれません。
今年は少し病害もあって減収になった生産者がいるようで、その影響もありますね

完全予約制の試飲(1杯300円)は、1部と2部はまだ空きがあります。
最後の3部は既に満席。
詳しくはイベントページをご覧ください。

早い時間に余裕がある方は是非お立ち寄り下さい〜










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2021年11月14日

実りに乾杯、少ないブルゴーニュに完敗


もう今年の終わりがすぐそこまで来てますね
このままコロナが落ち着いて、年末も年始もみんなで飲めますように(祈)


店頭にはまた、新しいブルゴーニュが来ています
人気ドメーヌですが、毎年割り当てが少なくなっている…

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ニコル・ラマルシュ ブルゴーニュ・パストグラン2018

今年、正規の方の案内がないねぇ
モノポールの特級ラ・グラン・リュは久しく見ておりません。

このドメーヌについては今日はあまり立ち入りません
超有名ですし、知ってる方も多いはず。

去年の入荷時のブログ貼っておきます ↓
https://cave-mitsukura.seesaa.net/article/477636401.html



ですが、今日のワインについては説明しておこうかと思います


皆様、パストグランというワインをご存知でしょうか??

所謂レジョナル=広域クラス、のワインの名称なのですが。
ブルゴーニュには、ブルゴーニュ全体で名乗ることが出来る名称がいくつかあります。

ブルゴーニュ:最も代表的な名称で、赤白ロゼOK

*上記と類似の名称として、
ブルゴーニュ・ラ・シャペル・ノートルダム
ブルゴーニュ・モントルキュル
ブルゴーニュ・ル・シャピトルがありますが規定は同じ。
ロゼだけの名称である、ブルゴーニュ・クレレも同様です。

ですが、これらノートルダム以下の広域名称はほとんど見る事がないでしょう
ブルゴーニュ・アリゴテも単独の名称ですが、アリゴテ100%である以外はブルゴーニュと同じ規定(産地)です。)

また、2017年にコート・ドールだけに認められた名称のブルゴーニュ・コートドールが出来たので、最近はそれを名乗るドメーヌが増えています。
↑ このワインはブルゴーニュでも真ん中だって意思表示ですね

クレマン・ド・ブルゴーニュ:瓶内二次醗酵ワインの名称で白とロゼのみ

コトー・ブルギニョン:2011年に昔のグランオルディネールが改称してこれになりました
*村名アペラシオンを持つドメーヌの場合、自社畑でドメーヌ周辺のブドウを使用してブルゴーニュと名乗る場合に、それ以外のブドウを使用した場合にはコトーブルギニョンとして区別する場合があり、そうした使い分けをしてる所もあります

ブルゴーニュ・ガメイ:上記コトーブルギニョンと同じく2011年に新しくできた名称で、赤のみOK、
クリュ・ボジョレー地区でACブルゴーニュに変わる名称として採用されましたが、まだ見た事ありません

で、今日の
ブルゴーニュ・パストグラン:一番最初のブルゴーニュと同じ地域(つまりブルゴーニュどこでもあり)ですが、赤とロゼのみ、白は無し。

このパストグランですが、ブルゴーニュワイン委員会の記載では、
「Pinot Noir (最低1/3 ) と Gamay (最高2/3 )を醸造前にまぜる」とあり、
更に、
「単一品種でないのは、ブルゴーニュのスティルワインでは唯一の例外である。 Bourgogne Passe-tout-grains は2つの品種のぶどう果汁(ワインではない)をアッサンブラージュして造る。ブルゴーニュ全域で栽培されているぶどうから造ることができる。Pinot Noir の割合は1/3以下であってはいけない。アペラシオンの認定は1937年。赤とごく稀にロゼがある」
とコメントされています。

意外とブルゴーニュの広域ワインの名称って色々とあるんですよね
どのくらい聞いた事ありました?
全部説明できる方はまずいないであろう

因みに、コメントでは「ガメイはソーヌ・エ・ロワール県以北ではマコネーでの栽培が最も盛んです」とありますが、
ボジョレーはロワール県に属しており、行政区分が異なることもあり、ブルゴーニュワイン委員会の管轄に入っていないので言及がありません。

と言う事で、
ブルゴーニュ・パストグランとは、公式にはピノノワールとガメイを混ぜて作られるワインの事です

でも、たまーにピノ100%のワイン、ありますよね??
何故だろう&ええんだろうか??
ほら、RSのロゼとか…

更に蛇足ですが、
PASSE-TOUT-GRAINSとはフランス語で「全ての収穫から」、みたいな感じでしょうか

PASSE=英語のパス、通過する
TOUT=全て、全部
GRAINS=穀物、グレーンウィスキーのグレーン

なんで、単語の意味としては、採れたの全部使っていいよ、って事なんでしょう



名称はそれとして、今日のニコル・ラマルシュのパストグランは正規では輸入がない物です
ちょっと、ついでがあって分けてもらえたので、買ってみました

…情報が全然ないやん

ラマルシュ、確かにパストグラン用の畑を持ってるようですので、ガメイの栽培もしてるのかなー

HPでも、ブドウ比率には言及無し
ヴィンテージにより80-100%除梗、解放桶で15〜18日低温で発酵の後、樽熟14ヶ月
これくらいしか書いてないし

どーも、ピノノワール70%、ガメイ30%らしい。

しかし、
評判がいい2018だし3000円台で買えるし
ラマルシュだしね試しに買ってみても損はないでしょう

てんちょも飲んでみます

1ケース(12本)とちょっとしかありませんが、飲んでみたい方はお早めに〜













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2021年11月13日

お値打ちなのに濃厚です


流石に名古屋でも最低気温が一桁だと寒いですね、お天気は快晴ですが

昨日のブログに少し加筆しました。
「ブッシェンシャンク」
「ゲミシュターサッツ」

この2つの単語を覚えておくとホイリゲを飲むときのうんちくがかなり通な響きになるでしょう

11月ももう半ばですね、来週にはボジョレーやマコンのヌーボーが入荷して来ます



今日は新酒とは無関係ですが、新しいワインを紹介します
お手頃価格で高品質、とってもおすすめです

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ロングバーン シャルドネ2019&カベルネソーヴィニョン2019

カリフォルニアの白と赤です。
ワイン名のロングバーンは、ラベルにも描かれている納屋を意味しています

生産者はフィオーレ・ディ・ソーレというイタリア語で「太陽の花」という意味のワイナリーです。
醸造家がイタリア人です、カリフォルニアの太陽を象徴するような名前にしたそうです
この会社はナパバレーにある大会社で(カリフォルニアはどこも会社規模が大きい)、色んなレンジのワインを沢山作っています。

今日のロングバーンの魅力は、その品質からすると驚きの低価格です
3000円や5000円のワインと比べても全然見劣りしません。

リッチで甘さが豊富ないかにもカリフォルニア、っていう赤
樽の風味が聞いた黄金色でコクがある白

税込1600円でこういうスタイルを実現するのってかなり難しいはず、だからすごい
ワインだけで満足したい時、グラス1杯からボトル1本まで変わらない濃密さが楽しめます

寒くなって来たので、こういうコクあり&重厚ワインも美味しく感じるはず。
濃い目の赤白がお好きな方にはとってもおすすめです

コスパ最高です








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2021年11月11日

青りんごの香り


今日は11月11日

色んな「〇〇の日」のようですが、ワイン業界はもちろん、これ ↓

セント・マーティンの祝日=ホイリゲの解禁日

です

セント・マーティンはフランスだとサン・マルタンと呼ばれています。
キリスト教の聖人です。

ローマ時代の軍人出身で、後にキリスト教の司教にまでなった人物ですが、ワイン関連の伝説も色々とあるんです
有名な赤いマントの伝説
ブドウ樹の剪定を発見した伝説
あとなんだ。


ホイリゲ2021、入荷しました

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ツァーヘル ホイリガー2021

ミツクラには白だけが入荷しています。

もう10年以上も扱っています、去年のブログはこちら ↓
https://cave-mitsukura.seesaa.net/archives/20201110-1.html

更に一昨年のブログはこちら ↓
https://cave-mitsukura.seesaa.net/archives/20191110-1.html

ホイリゲと言う名前には二つの意味があります
一つは今日紹介してる「新酒」を差す名前。
もう一つは、その新酒を出す「居酒屋」を差す名前。

なので、ホイリゲでホイリゲを飲むと言う事になります

この居酒屋の歴史は非常に長くて、ブドウ農家は中世以来、自家製のワインを作ってそれを家の軒先で販売していたのですが、その内にワインに合うおつまみも出すようになっていきます。
皇帝ヨーゼフ2世(マリア・テレジアの息子、マリーアントワネットの兄)は1784年、自国のワイン産業を保護する目的から「自家製ワインと食品はいつでも自由に販売してもよい」と言う布告を出します。
同時に外国ワインには課税。
この法律はブッシェンシャンク法と呼ばれ、中世のワイン産業界では画期的な事として語られています。

これが現在のホイリゲとなり、南オーストリア(シュタイヤーマルク)ではブッシェンシャンクと呼ばれる居酒屋になったんです

ホイリゲを語るのに重要な単語の一つがこのブッシェンシャンクです
法律の事であり、その法によって守られた居酒屋の事でもあります。

もう一つ、ホイリゲを理解するうえで重要な単語はゲミシュターサッツです
この単語、聞いた事ありますか?

ゲミシュターサッツとは混植の事で、一つの区画に複数のブドウが混ざって植えられている状態を言います。
一つの品種がダメでも他の品種で収穫を維持する、予防的な意味で広まったと思われます。
ウィーンのホイリゲはこの混植によって作られていますので、年によって早く熟するブドウが異なる場合があり、毎年その中身の比率は変化します

今年の情報がない…
輸入元の現地情報はこちら ↓
http://awainc.jugem.jp/

醸造家のアレックス、元気で何よりです


今年のホイリゲも美味しそうです
ただ… 予約が多くて(ありがとうございます)、販売できるの数本なんです
てんちょもまだ飲んでおりません。
今年も爽やか青りんごかな

今年のフランスは非常に難しいヴィンテージとなっていますが、オーストリア(ウィーン)では中々良い出来らしい
毎年そう言ってる気もするが。

ボジョレー・ヌーヴォーもこんな年こそ「100年に1度の出来栄え」って言えばいいのにね
その言葉に相応しい目配りや労働、忍耐を強いられて美味しいワインを作ってる生産者なら、是非謳うべき文句だと思う。


今日は激疲れたので、これでさらばじゃ







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2021年11月08日

カベルネフランのワインって知ってる?


日差しの強さは夏と変わりませんね
日傘差したいくらいです。
名古屋の明日は久しぶりに雨の様です


先日、信頼してるソムリエさんがロワールのカベルネフランを勧めてくれまして、とても美味しかったです
ミツクラでは扱っていない銘柄でした。

AOCはソミュール・ピュイ・ノートルダム

この産地、知ってる方は超少ないだろうなぁ…
ロワールのワイン産地で河口から2番目に当たるアンジュー・ソミュール地区のAOCで、ソミュールの町を中心にした産地呼称です。
アンジェからロワール川を上流に30キロくらい遡るとソミュールです。

ソミュール・ピュイ・ノートルダムはここ ↓

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ロワールワイン委員会より

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同上、小さな町です


ソミュールの名前が付いたアペラシオンは5つ、全部言えたらすごい

ソミュール:これが最も基本のアペラシオンで、赤白ロゼOK

ソミュール・ムスー:上記と同じ地域ですがこちらは瓶内二次醗酵のスパークリングワインの名称、瓶熟は9ヶ月以上で白かロゼのみ

ソミュール・シャンピニー:ソミュール南東のシャンピニーの名前がある町が中心のアペラシオン、この名前は赤だけに認められる

ソミュール・ピュイ・ノートルダム:シャンピニーと同様にピュイ・ノートルダムの町の周辺で作られる赤ワインの名称、赤のみ、ソミュールに包含されてます

コート・ド・ソミュール:これは甘口の白のみ、遅摘みまたは貴腐混ざりもOK


ル・ピュイ・ノートルダムもシャンピニーも地名です
まぁ、産地呼称なんて当然と言えば当然。

ロワール流域でもアンジュー・ソミュール地区はAOCが多く、(ロワール全体でも)あまり見かけない名称もあるので混乱しそうです
まず4つの地区を頭に入れて、次にその中身を埋めるのが簡単に覚えられるかもしれません。
地図をよく見て、東西南北、上流下流の位置関係を確認したらかなり理解は深まるでしょう

ロワール地方ってフランスでも北にあるので涼しく、歴史的にも白ワイの産地として発展して来ましたので、赤のイメージが少ないはず
ロワールで最も有名な赤ワインって何でしょうね??

やっぱり、シノン、かな。
サンセール・ルージュ? ブルグイユ?
カベルネ・ダンジュー… 違うだろうなぁ

カベルネフランはカベルネソーヴィニョンの親に当たる品種で、青いアロマが特徴的だとよく言われます
ピーマンに例えられますね

古典的なシノンは、色の濃いフルボディではっきりピーマンの緑色を連想させる香りがします。
が、そればっかりではありません。
サン・ニコラ・ド・ブルグイユでは、柔らかなミディアムボディでガメイの様な甘い香りのワインもあります。
色んなカベルネフランがあります。


そして、どーでもいい事ですが。
地図を見てて、気が付いた
アンジェ城の前を流れる川はロワール川じゃなくて、支流のメーヌ川ではないですか。
ずっと、あれがロワール川で城は川の南にあるように思いこんでた…
記憶っていい加減なもんですね

メーヌ川だよ ↓

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3年前


ところで、
ロワールワイン委員会のサイト、とても親切です ↓
https://www.vinsvaldeloire.fr/en

勉強したい方、見てみてください
(日本語はありませんが)
















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2021年11月07日

珍しワイン、ありがたや


昨日は非常に珍しいワインを持っているお客様の好意で、希少輸入ワイン会を開催しました
非公開イベントだったんで案内できませんでしたが。

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最も希少なワインは輸入のないボリビアワインでした 
(写真右から3.4.5本目の3本)

ボリビアは南米にあって、チリやアルゼンチンと同じくスペインの植民地化の過程でワイン作りも導入されましたが、一旦廃れてしまい、近年ようやく復活し始めたので、まだアジアへ輸出が盛んに行われるには至っておりません。

ワイン産地は南部のタリハ、と言う州です。
(観光で有名なウユニ塩湖は隣のポトシです)
国全体が標高が高いのですが、タリハもやはり高地で普通で2000メートル弱もあります。
なのでワインはアルゼンチンに近いと言えますね。

安易に行けば高山病必至のお国訪問になってしまうでしょう
直行便ないので大変だし。

それでも現地でしか手に入らないかなりの高級ワインを3本も飲ませてもらうことが出来、とてもいい経験になりました
しかし、輸入するとしたら結構な値段になるであろう高級品でした。
日本で飲める日は遠そうだ…

プティヴェルドの赤が最高に美味しかった
まるでメドックの格付けワインの様でした。モンローズとローザンセグラの間(どんなだ)

一緒に、
イスラエルの泡
ロシアの赤白
中国の赤白
アルメニアの赤
ブルゴーニュの赤白

も楽しめて、収穫の多い一日になりました

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どれもいい状態でした


てんちょ、これまで飲んだ最も珍しいワインはお客様のお土産でいただいた、
マダガスカルのヴァン・グリ
アラバマ州のマスカダインのロゼ

ですかね
ホント珍品。

それもこれも全部美味しかったですよ
あたらな珍品を求めて、今日も元気に飲もうと思う。















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2021年11月05日

アリゴテおすすめ


よく晴れてる名古屋、日差しが眩しすぎます
11月もあっという間に終わりそうな予感。

シャンパーニュではブドウ畑が秋の色に変わっています ↓

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シャンパーニュ委員会SNSより



2019のアラン・ユドロ・ノエラが少しだけ再入荷しました

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アリゴテ&パストグラン

アリゴテ、とても美味しいですよ
酸が豊富でスッキリかと思いきや、いいコクがあります。
香りもいいので、繊細な料理と一緒がいいですね


来週にはホイリゲが入荷して来ます
今年の出来はどうでしょう??
ホイリゲの解禁は11月11日セントマーチン(サンマルタン)の祝日です。ポッキーの日でもある(ですよね?)

まだ2021年の新酒は飲んでいません、てんちょ。
フランスは難しい年なだけに、優良生産者の腕前に期待したいです














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2021年11月02日

限定…、だった


ここしばらくは日中は暑いくらい、いいお天気の名古屋です

11月になって、業界向けの試飲会が増えました
なるべく沢山行って、新しいワインを試してみたいです。



今日は限定のシャンパーニュを紹介します
話題になってますか??

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ボランジェ B13 エシカルボックス

写真は輸入元の資料から、店頭にもありますが箱を空けたくないので

エコボックスと言う事ですが、そうは見えない、とても豪華で綺麗な箱ですよ
再生素材で作られていて、更にリサイクル可能らしいです。

B13ベー・トレーズ、と読みます
英語だとビー・サーティーン、日本語ではビーじゅうさん。

ボランジェの頭文字でもあるアルファベットのBがちょうど数字の13にも見える事から名付けられたんでしょう
2013年のヴィンテージシャンパーニュです。



ボランジェを知らない人は少ないでしょうか
シャンパーニュ・グランクリュでも最も古くから賞賛された畑(村)であるアイにある老舗メゾンです

英国王室御用達(ロイヤルワラント)で、映画007の公式シャンパーニュでもあります
最近はジェームズ・ボンドの話題が多かったボランジェですが、今日のは映画は無関係。

2013年のヴィンテージシャンパーニュで、リサイクル素材を使った限定ボックスです

2012年、ボランジェはシャンパーニュでは最も早くサステイナブル農業の認証(環境保全農業規格 )を取得し、環境に配慮したメゾンとして名乗りを挙げています
2013年のヴィンテージシャンパーニュはそれを表した特別なボトルとして、10月下旬に発売されました。

ピノノワール100%です

2013年は寒い冬と遅い春の始まり、激しい雷雨もあった猛暑と変化の著しい年でした
そこまで大成功とは言えない微妙なヴィンテージですが、ボランジェでは辛抱強くブドウの成熟を待って、遅めの収穫で質のいいブドウを手に入れてます。

最近、ブルゴーニュとシャンパーニュのヴィンテージチャートはリンクしなくなっているように思います
昔は、シャンパーニュのいい年はブルゴーニュでも同じようにいい年で、逆もまたしかり、だったんですが。
2008年の様に真逆の評価になったヴィンテージもありますし、近ごろでは別物として考えた方がいいようです

どうしてなんでしょう?
偏西風のせい?謎だ

非常に少ない限定出荷だったのですが…
このブログを書いてる途中で売切れました
すんません

次回入荷があったらてんちょの口にも入りますように〜








posted by cave MITSUKURA at 15:27| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年11月01日

どこでもロゼ


今日から11月
特に何、という訳ではありませんが、日の短さにちょっと寂しい気持ちになります
(感傷的すぎかな)


今日は新入荷のこのロゼを紹介します

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ヴィラ・マリア プライベート・ビン ロゼ2019

ニュージーランドワインです
産地はホークスベイ

皆様、ニュージーランドワインにはどのくらい親しみがあるでしょうか?
おそらく多くの方がグリーンなソーヴィニヨンブランや、繊細なピノノワールに良いイメージをお持ちではないでしょうか

ニュージーランドのワインの歴史は他の南半球の産地と同じく、ヨーロッパ各国の植民地化と共に始まっています。
最初の命名はオランダ人ですが、18世紀の後半にここを訪れたイギリス人のクック船長によってイギリスの影響力が高まり、イギリスの植民地としてワイン生産も行われるようになりました。

最初の植樹は、キリスト教の宣教師によってシドニーのブドウが持って来られた、という記録が1819年ですが、
ワイン醸造が行われるようになるのはもう少し後です
オーストラリアと同じく、当初は酒精強化ワインの生産が中心だったのですが(船旅でも品質が変わりにくいため)、それからずーっと後、
1970年代になってマルボロがブルゴーニュに似ていると注目されるようになります。

当初はマルボロはブドウ栽培には寒すぎる、と考えられていたそうで、今言われるような「冷涼」なんてもんじゃなかったんでしょうね
温暖化なんて当時は考えもしてなかっただろうし。
その後、クローンの導入で気候に適したブドウを選べるようになり、一気にワイン産業が発展したのは有名な事ですね。

てんちょ、90年代最初のニュージーランドワインは今の北海道の様なイメージがありますね、ミュラー・トゥルガウやリースリングといったドイツ系の品種が成功していたと思います

現在、ニュージーランドのワイン法はGIと言う産地呼称によって保護されています
包含関係になる地名も含めて、現在17の産地名が登録されています。

17、言える方、いますか?
てんちょ、サブリージョンがよく分からないかなぁ

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ニュージーランドワインラバーズより


今日のワインはホークスベイ産です
ホークスベイは北島の東海岸に広がる、文字通り湾を囲む産地です。
ワイン作りではマルボロよりも古い歴史があります。

生産者のヴィラ・マリアはオークランドに本社を構える大会社で、マルボロやホークスベイ、ギズボーン等NZ各地に沢山の畑を所有しています

前にエスクバレーの生産者が来店してくれた際にセミナーを開催した事がありましたが、そのエスクバレーもヴィラ・マリアの傘下のワイナリーです。
またレビオダさん、来てくれないかなぁ、もう4年も経つんですねー

その時の記事 ↓
https://cave-mitsukura.seesaa.net/article/453800835.html
大したこと書いてないです、ごめんなすって

今日のロゼはメルローが主体、ですが何が他に入ってるか不明(おい)
あんまり情報がない。

フレッシュさを温存するために低温で発酵、すっきりした辛口で軽やかなタイプです
綺麗なピンク色です(写真が下手ですみません)

南仏、プロヴァンスと同じ、軽いタイプなので冷やして飲むのがおすすめです
ですから、夏の方がいいんだろうな。
余韻も短め、お休みのランチから飲めそうです

気軽なスクリューキャップで、お値段も2000円以下。
ニュージーランドワインにロゼのイメージはないかもしれませんが、世界的なブームのロゼ。

ロゼの産地当てやったとしたら、どのくらい見当がつくんでしょうね
お試しください〜(いや、産地当てじゃなくてワインの方をね)















posted by cave MITSUKURA at 18:12| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする