2021年11月14日

実りに乾杯、少ないブルゴーニュに完敗


もう今年の終わりがすぐそこまで来てますね
このままコロナが落ち着いて、年末も年始もみんなで飲めますように(祈)


店頭にはまた、新しいブルゴーニュが来ています
人気ドメーヌですが、毎年割り当てが少なくなっている…

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ニコル・ラマルシュ ブルゴーニュ・パストグラン2018

今年、正規の方の案内がないねぇ
モノポールの特級ラ・グラン・リュは久しく見ておりません。

このドメーヌについては今日はあまり立ち入りません
超有名ですし、知ってる方も多いはず。

去年の入荷時のブログ貼っておきます ↓
https://cave-mitsukura.seesaa.net/article/477636401.html



ですが、今日のワインについては説明しておこうかと思います


皆様、パストグランというワインをご存知でしょうか??

所謂レジョナル=広域クラス、のワインの名称なのですが。
ブルゴーニュには、ブルゴーニュ全体で名乗ることが出来る名称がいくつかあります。

ブルゴーニュ:最も代表的な名称で、赤白ロゼOK

*上記と類似の名称として、
ブルゴーニュ・ラ・シャペル・ノートルダム
ブルゴーニュ・モントルキュル
ブルゴーニュ・ル・シャピトルがありますが規定は同じ。
ロゼだけの名称である、ブルゴーニュ・クレレも同様です。

ですが、これらノートルダム以下の広域名称はほとんど見る事がないでしょう
ブルゴーニュ・アリゴテも単独の名称ですが、アリゴテ100%である以外はブルゴーニュと同じ規定(産地)です。)

また、2017年にコート・ドールだけに認められた名称のブルゴーニュ・コートドールが出来たので、最近はそれを名乗るドメーヌが増えています。
↑ このワインはブルゴーニュでも真ん中だって意思表示ですね

クレマン・ド・ブルゴーニュ:瓶内二次醗酵ワインの名称で白とロゼのみ

コトー・ブルギニョン:2011年に昔のグランオルディネールが改称してこれになりました
*村名アペラシオンを持つドメーヌの場合、自社畑でドメーヌ周辺のブドウを使用してブルゴーニュと名乗る場合に、それ以外のブドウを使用した場合にはコトーブルギニョンとして区別する場合があり、そうした使い分けをしてる所もあります

ブルゴーニュ・ガメイ:上記コトーブルギニョンと同じく2011年に新しくできた名称で、赤のみOK、
クリュ・ボジョレー地区でACブルゴーニュに変わる名称として採用されましたが、まだ見た事ありません

で、今日の
ブルゴーニュ・パストグラン:一番最初のブルゴーニュと同じ地域(つまりブルゴーニュどこでもあり)ですが、赤とロゼのみ、白は無し。

このパストグランですが、ブルゴーニュワイン委員会の記載では、
「Pinot Noir (最低1/3 ) と Gamay (最高2/3 )を醸造前にまぜる」とあり、
更に、
「単一品種でないのは、ブルゴーニュのスティルワインでは唯一の例外である。 Bourgogne Passe-tout-grains は2つの品種のぶどう果汁(ワインではない)をアッサンブラージュして造る。ブルゴーニュ全域で栽培されているぶどうから造ることができる。Pinot Noir の割合は1/3以下であってはいけない。アペラシオンの認定は1937年。赤とごく稀にロゼがある」
とコメントされています。

意外とブルゴーニュの広域ワインの名称って色々とあるんですよね
どのくらい聞いた事ありました?
全部説明できる方はまずいないであろう

因みに、コメントでは「ガメイはソーヌ・エ・ロワール県以北ではマコネーでの栽培が最も盛んです」とありますが、
ボジョレーはロワール県に属しており、行政区分が異なることもあり、ブルゴーニュワイン委員会の管轄に入っていないので言及がありません。

と言う事で、
ブルゴーニュ・パストグランとは、公式にはピノノワールとガメイを混ぜて作られるワインの事です

でも、たまーにピノ100%のワイン、ありますよね??
何故だろう&ええんだろうか??
ほら、RSのロゼとか…

更に蛇足ですが、
PASSE-TOUT-GRAINSとはフランス語で「全ての収穫から」、みたいな感じでしょうか

PASSE=英語のパス、通過する
TOUT=全て、全部
GRAINS=穀物、グレーンウィスキーのグレーン

なんで、単語の意味としては、採れたの全部使っていいよ、って事なんでしょう



名称はそれとして、今日のニコル・ラマルシュのパストグランは正規では輸入がない物です
ちょっと、ついでがあって分けてもらえたので、買ってみました

…情報が全然ないやん

ラマルシュ、確かにパストグラン用の畑を持ってるようですので、ガメイの栽培もしてるのかなー

HPでも、ブドウ比率には言及無し
ヴィンテージにより80-100%除梗、解放桶で15〜18日低温で発酵の後、樽熟14ヶ月
これくらいしか書いてないし

どーも、ピノノワール70%、ガメイ30%らしい。

しかし、
評判がいい2018だし3000円台で買えるし
ラマルシュだしね試しに買ってみても損はないでしょう

てんちょも飲んでみます

1ケース(12本)とちょっとしかありませんが、飲んでみたい方はお早めに〜













posted by cave MITSUKURA at 15:11| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする