2022年01月29日

弟と従弟と息子?


今日は曇り空の名古屋です
寒いです



今日はこのワインを紹介します

2280B76F-A33B-4551-9CB2-5EFCC8F2D8C8.jpg

ラ・プティット・マルキーズ・デュ・クロ・ デュ・マルキ2016

長いね、名前

クロ・デュ・マルキの名前をご存知なら産地も生産者もすぐお判りでしょう
このワインは、フランス、ボルドーの赤ワインです。

メドック2級(サンジュリアン)シャトー・レオヴィル・ラスカーズが作っています
これもACサンジュリアンです。

ラスカーズが所有するクロ・デュ・マルキの専用畑のブドウを使用する、クロ・デュ・マルキのセカンドワインです

この、セカンドワイン、およびその仲間が最近特に増えています

メドックの格付けに認定されているような著名なシャトーは、その名にふさわしいレベルを維持すべく良質のブドウを手に入れる事が非常に重要です。
その為、栽培にはとても手間暇をかけていますが、いつでも100点満点のブドウばかりが出来る訳ではありません。
ワインになった後でもタンクや樽ごとで味の違いがあり、中には及第点に至らない物もあるのです。

著名シャトーはそうした(自社の)標準以下のワインは、ネゴシアンにバルク売りしていましたが、豊作の良年ではトップレベルではないものの、売り払うには惜しいワインもあるのです。
しかも、有名シャトーのワインは高額なので、いつでも誰もが気軽に飲めるはずがない

そこで、そうした「ちょっと惜しいワイン」や、若木の区画のブドウで作ったワインをセカンドワインとして販売する蔵が現れました

一流の味を低価格でお試し出来る、お得なワインなのです。

元のワインをファースト(筆頭)、と言うのに対してのセカンド(二番手)です。
もちろんファーストと全く同じ香りや味はしませんが、ノウハウや畑は同じですから、お手頃価格でその片鱗を体験できるのはいい事ですね

最初にこうした取り組みを行ったのは、おそらくムートンです。
セカンドワインとは言えませんが、もっと気軽に自社のワインを楽しんでもらおうとムートンカデを生産したのですが、これが大当たり
ムートンのワインはより身近になったと言えます
で、他社もそれに追随した結果の今。

今ではほぼ全ての格付けシャトーでセカンドワインの生産があるのではないでしょうか?
作ってないとこ、あるかな。

それが最近、一層増えてるように思います
セカンドだけじゃなくて、サードやそのまた弟?みたいなワインがあったり…

どれがどれの正式なセカンドか、ややこしい
血縁ぐちゃぐちゃになりそう。
各シャトーの名前は挙げませんけど、どのくらい知ってますか?



今日のワインも、2級のレオヴィル・ラスカーズが作っていますが、元々はクロ・デュ・マルキというワインがラスカーズのセカンドワインだったんです
しかし、2007年にプティ・リオン・デュ・マルキ・ド・ラスカーズという新しいセカンドワインが誕生し、クロ・デュ・マルキは別ワインとして生産を継続する事になりました。
その「別ワイン」のセカンドが今日のプティット・マルキーズです

分かります??
ややこしいでしょ

ファーストヴィンテージは2015年、まだ、できたばっかりの銘柄です
主に若木のブドウで、クロ デュ マルキよりメルロのブレンド比率が多いのが特徴らしい。

2016年は輸入元では既に完売しています。
カベルネソーヴィニヨ 61%、メルロ38%、カベルネフラン1%のフルボディ、エレガントで洗練されていますよ〜

ラスカーズはかなり高くなってますが、これならデイリーに飲んでもいいかなと言う値段じゃないでしょうか
ラベルの黄色や王冠の図案がいいですね。

サンジュリアンの香りと味、是非お試しください〜









posted by cave MITSUKURA at 18:26| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする