2022年02月08日

孤高のアルザスワイン


さっぶー(これって名古屋弁?)
店内のなにもかもが冷たい
ボトルもカウンターもドアノブも触りたくない


ここ数年のワインの入荷時期を確認していて思いました。
色んな「大御所ワイン」の入荷時期を考えると、前年よりも遅れているような…
やっぱりコロナによるコンテナ不足はワイン輸入にも影響があるんでしょうか。
無事に入荷すれば(してくれないと困る)それでいいんですけど

割り当て1本でも多くくださいぃぃー




さて、特に新入荷はありませんが、何か紹介しないとね
今日はこれにします

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マルセル・ダイス ビュルグ2015

2015年です、残り僅かなのを買ってみた。
やっぱり、じわっと値上がりしていますね。

フランス、アルザスの白ワインです
辛口、ですが唯の辛口とは違う

ダイスはアルザスでは超有名ですし、ビオワインの生産者としてもかなり知名度は高いでしょう
3年前に行ったのが遠い昔の事のようです。

過去にも何度も紹介しています、直近のブログはこちら ↓
https://cave-mitsukura.seesaa.net/article/477084336.html

2019年の訪問記はこちら ↓
https://cave-mitsukura.seesaa.net/article/466528430.html(その1)
https://cave-mitsukura.seesaa.net/article/466543691.html(その2)

マルセル・ダイスでは、4つのグランクリュ(2017年についにシュロスベルグを購入)と自称「1級畑」を8か所所有しています。

4つ目のグランクリュ、シュロスベルグは是非飲んでみたい
まだ見た事がない。
こんなラベルです ↓

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輸入元HPより

公式にも1級畑の認定が始まってるはずなんですが、コロナも影響してるんでしょうね、全然ニュースが来ない
グランクリュが51もあるから、もういいっていう声もありますね


ダイスの持つ8つの白の1級畑の中で、このビュルグ最も濃厚で重いワインです

南向きで日当たり抜群の斜面、13品種の混植の畑から取れるブドウは、ミネラル豊富で早くから複雑な味わいです。
骨格のしっかりした緻密なフルボディで、白でも軽い前菜などと合わせるのはやめた方がいい。
かなり長期熟成出来ますよ

冷たい前菜ならフォアグラのパテ・アンクルートや、メインでもいい素材のフリカッセ等、深い味が相乗するような料理がいいですねー
酸味が表に出ていないので和食にもいいですよ、あんこう鍋や天ぷらがおすすめ

辛口(SEC)ではなく、柔らか(TENDRE)と表記されているくらい、コクのある味です。
人によっては甘いという方もいるでしょう、確かに甘さを感じます。

ダイスのワインはアルザスでありながら独自のスタイルを持っています
一般的な品種毎のアルザスワインとはかなり違う。
(ダイスでも品種のワインは作っていますが)

久しぶりにダイスを飲んでみたくなりました
あなたもどうですか〜
















posted by cave MITSUKURA at 18:48| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする