2022年03月30日

ラングドックセミナーのおすすめワイン


今日は暑いくらいの日差しの名古屋です
花粉がめっちゃんこ飛んでますが(「めっちゃんこ」って死語?)


明日で3月も終わりますね、早いなぁ・・・
4月にはセールやろうかなと思っていますが、なーんにも準備してなくて
これから頑張ろうかな、と
どーしよ



今年度最後のブログは、このワインを紹介します
先日のセミナーでもとても好評でした。

ジェラール・ベルトラン ワイン6.jpg

ジェラール・ベルトラン シャトー・ロスピタレ グランヴァン・ルージュ2018

フランス、ラングドックの赤ワインです
AOCラ・クラプ

凝縮したフルボディです
セパージュは、シラー60%、ムールヴェドル19%、グルナッシュ12%

ラングドックの巨大ワイナリーグループを持つジェラール・ベルトランさんは、元ラグビー選手でフランス代表にも選出された有名選手です
彼は父親がワイナリーのオーナーだったこともあり、引退後はナルボンヌ近郊のブードゥナックにある、そのワイナリーに戻ってワイン業に従事する事になりました。
そこは、シャトー・ド・ヴィルマジューというドメーヌでAOCコルビエールに属しており、現在でも生産を続けています。

ベルトランさんのお父様のジョルジュさんは残念ながら彼が22歳の時に鬼籍に入ってしまったのですが、ジェラール氏が今でもその意思を着実に実現させているのは間違いないでしょう

ジェラール氏は27歳の時に、自家ドメーヌも含めたジェラール・ベルトラン社を設立、安ワインの産地と言うレッテルから脱却すべく精力的に周辺ドメーヌを買収し、
土地の特質を反映したワインファンが探し求めるようなワイン作りを進めます

ラングドックワインの評価を高めた功労者として、現地では大変尊敬されているそうで(情野さん話)、こういう過程はバローロやプリオラートでもそうですが、実際に畑仕事をしてブドウといつも向き合ってる生産者だから出来る事なんだと思います

現在、傘下には16のワイナリーがあり、その内半分以上でビオディナミに転換していて、今後は100%を目指しています。

このビオディナミに関して、セミナーでの情野さんのお話しでとても印象に残った事があります

ジェラール・ベルトランがビオディナミに転換したのは、ワインを美味しくするためではない。
自然を子供たちに残していきたいと思ったからだ。


これは、ビオディナミやオーガニックを安直に健康志向に結び付けている人には是非考えて欲しい意見です

実際、健康第一ならお酒飲むのはやめた方がいい人も多いし、コンビニや携帯電話が日常にある我々の生活で、何故ワインだけを取り上げて「健康」「健康」って言うのか不思議でなりません
無農薬なんてそう簡単に言えません、やる苦労は大変です

これまで一度も風邪薬を飲んだ事ない方や、病院に行った事ない方ってまずいないと思います。
例えば、ソーセージに添加するソルビン酸ボツリヌス菌の発生を抑制するので、これによって食中毒が劇的に減ったのは事実です。
農業に過度な農薬はやめた方が良いと思いますが、なんとなくイメージだけで言ってる人が多いような…

化学物質を極力排除する生活を否定はしませんが、不便や苦労もそれなりにあるでしょう。



さて、今日のワインですが、
シャトー・ロスピタレDOラ・クラプと言う産地を名乗っています

ラ・クラプと言う場所は、地中海に近い場所です。トー湖があるマイセイヤン周辺です。
(マルセイランと言う品種の元ですね、前に書いたの覚えてますか? マルセイユではありません)
元々はだったのが陸続きになった場所で、国定の自然公園の中にあります。
それだけに、新しくワイナリーを建設する事は許可されません。

シャトー・ロスピタレがあるのはナルボンヌの南 ↓

ジェラール・ベルトラン シャトー・ロスピタレ場所.png

こんなドメーヌ ↓

ジェラール・ベルトラン シャトー・ロスピタレ.jpg
HPより、海がきれい

ホテルやスパもやってます
行ってみたーい

元々13世紀にはナルボンヌのホスピス(療養所)として開設した建物で、ジェラール氏はここを2002年に取得。
ワイナリーだけでなく、ここを地中海リゾートの中心地にしようと3つ星ホテル、スパ、芸術祭、ジャズフェスの開催等、色んな事をやっています

畑は南からの暖かい海風が当たり、北からの冷たく強い風は周辺の木立や断崖が防いでくれる最高の立地にあります
畑で完熟したブドウは丁寧に選果され、除梗した後、品種ごとに醸造されたワインは、12〜16ヶ月小樽で熟成されます。

今日のワインはとてもリッチなフルボディです
そして強く濃いワインですが、非常に上品なので疲れない所が最大の魅力です

シルキーと言う表現がテイスティングでもされていますが、なめらかさがとても飲み心地をよくしています
それぞれのブドウのバランスもいい。
タンニンもあり、酸もあり、豊かな果実味もあり、それもいいバランスなのが最高です

2年半前より確実に美味しくなっていますね〜

アルコール度数は15.5度もありますが、以外とそう思わずに飲み進められます
緻密ですが、上品で繊細。
ちょっと二律背反的。

こういうラングドックばっかりだったらいいのにな〜


今日のワイン、とてもおすすめです

今なら、定価(参考上代価格)5500円ですが、セミナー特価で、誰でも3960円税込です

4000円なら出してもいいと思いませんか、損しない素晴らしいワインです

個人的には濃紺のキャップシールと古典的なラベルも好き







posted by cave MITSUKURA at 18:07| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする