2022年07月10日

お手軽・赤の泡で夏を楽しむ


今朝は涼しかったですね

今日は午前中に参院選の投票に行ってきました
小さなお子さん連れの若い方もいて、いつもより多少混んでいたような。

知り合いが朝一番に行ったそうで「投票箱が空なのを確認する」=ゼロ票確認をしたそうです
早起きだなぁ〜
毎回これを狙ってる人がいるっていうのにも驚き



今日は雨が上がっても湿度が高い
夏に人気の赤の泡を紹介します

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カビッキオーリ ランブルスコ・ロッソ グラスパロッサ セッコ&アマービレ

ランブルスコの名前はご存知でしょうか?
イタリア、エミーリャ・ロマーニャ州の微発泡ワインです。

今日の二つは赤のフリツァンテです

ランブルスにには3つのDOCがあり、、州の中央に位置する都市のモデナ近郊に広がる産地です
モデナと言えば、「跳ね馬」や「トライデント」の方が興味ある方もいると思いますが、てんちょはお酒だな。

モデナはここです ↓

モデナ.png
ミラノとボローニャを結ぶ主要街道上にあります

ランブルスコは、辛口(セッコ)から甘口(ドルチェ)まで様々な味があり、色も赤白ロゼがOKと非常に多様です

DOC認定は1970年と早いのですが、色んなランブルスコがあるためか法規制はあまり厳しくありません。
産地も広いですし。
微発泡(フリツァンテ)の物が大半ですが、中にはしっかり発泡性(スプマンテ)の物もあります。

現在DOCは3つあり、原料にされるブドウ(と産地)によって呼び分けています。
下記3つのDOCには赤とロゼだけで、白はありません。
(ですが、IGPにもランブルスコはあるのでそちらで白は生産可能です、ややこしい?)

1.ランブルスコ・ディ・ソルバーラ
ソルバーラという品種で作られます。
辛口が多く繊細でフレッシュさが魅力です、重さや強さを主張するタイプではありません。

2.ランブルスコ・グラスパロッソ・ディ・カステルヴェトロ
グラスパロッサという品種で作られる物で今日の二つはこれになります。
1とは違って濃い目の外観に力強い味わいになります。
辛口のセッコに対して、アマービレはやや甘口でグラスパロッサのコクが良く分かります。
カステルヴェトロはモデナの南にある町で、その周辺のブドウが使われます。

3.ランブルスコ・サラミーノ・ディ・サンタクローチェ
これもサラミーノという品種を使った物です。
モデナ北西のサンタクローチェ周辺のブドウが原料です。

要するにブドウの品種と産地が合体したイタリア方式の命名ですね


今日のランブルスコを作っているカビッキオーリは、エミーリャ・ロマーニャ州ではかなり有名な大手です

1928年創業、オーナーのウンベルト・カビッキオーリ氏が伝統的な地元のワインを多くの人に知って欲しいと思い作ったワイナリーだそうです。
モデナの北にあるサン・プロスペロに大工場を持っていて、現在はイタリアワインの大会社、GIVの傘下に入っています。
(GIVには多くのワイナリーがあるのですが、トスカーナのメリーニ、ロンバルディアのニーノ・ネグリ、ウンブリアのビジ等、日本でもよく知られるワイナリーが含まれています)

カビッキオーリ.png
グーグル・ストリートヴューより

うーん、カビッキオーリに関してはほとんど情報がないですね


今日のワインの発泡はシャルマー方式(タンク内二次醗酵)によって得られています

セッコはやはり食事に合わせるのがいいでしょう
日本の夏なら良く冷やして、ボロネーゼやラザニアに合わせるのも良さそうです
カツオやマグロのたたき、などもいいかも。
意外とショウガと相性良いのですよ

アマービレはやや甘い分、深みを感じさせる味わいでコクがあります
手を掛けた料理、煮込みなども良さそうです(暑いと嫌かもですが)
焼き菓子ともよく合いそう、ナッツが沢山入ってるパウンドケーキもいいですね。

ワインだけでも気軽に飲めます

アルコール度数はセッコで11%アマービレで8%
価格はどちらもお手頃=きっかり野口君一人(税込+100円)です

どちらも向こうが透けるような軽い赤で、夏にぴったりだよ〜










posted by cave MITSUKURA at 19:13| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする