2022年07月27日

あれから10年、のワイン


物凄く蒸し暑い名古屋、ほんと…湿度が高すぎる
その反動で店内が寒い

もう7月も終わりですね
早い。

今月は勝手にルイ・ジャド月間です

昨日は10年熟成の2012年を8本、一気に水平試飲しました

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クリマ・ド・ボーヌという昨年発売の6本セットを含めて、1級プティ・モンとクロサンジャックも2012

10年経ってもまだ全然上り坂の途中だった

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いい香りでしたが、もう一息、ブケが支配的になるまで待ってもいいですね。
味わいも丸くてツヤがあって、飲んで全く辛くはないですが、酸やアルコール感はしっかりしてて、官能が完全に喉奥に残るくらいまであと5年くらい待てたら最高だった。

でもね、これ以上待てませんでした

それでも、赤も白も良かったですね〜
やっぱり、クロサンジャックが最高に美味しく感動しました
香りよし味よし余韻よし。
(てんちょ、マジやクロドベーズよりもクロサンジャックが好きです

ボーヌの1級畑もグレーヴが一番かと思いきや、オー・クラがエレガントで人気でした
その一方で、しっかりしたブシェロットがグレーヴかと思うような外観の濃さでした

やはり一度に飲むと違いと共通点が分かって、いい経験になります
12年は収穫が少ないので当たり年とは言われませんが、ジャドのワインはブドウの良さが伝わるような、どれもしっかりしたいいワインばかりだった。
ポテンシャルの高さにはみんな驚いてくれたかも。

大きな会は中々できませんが、皆様に参加してもらえるような会を今後も開催していきたいです

店頭にある、もう一つのクリマ・ド・ボーヌの6本セット、こちらはボーヌの1級畑トゥーロンの垂直です(2011〜2016)

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販売してますよ

木箱に彫ってあるボーヌの畑の地図が素敵です
これも飲んでみたいなぁ〜

飲み頃を待つって大事ですが、そんなに何年も置いておけないっていう意見もよく聞きます。
最近は早くから飲めるワインが多いですし、それで結構美味しい物ですから余計に熟成させない傾向が高まっていくでしょう。

個人的に、80年代や70年代のワインで既にピークを越えてる物にも今年は結構当たりましたので、早く飲むのも一つの経験と思ったりもしましたが、
やはりある程度は待たないと真の香りや味は出てこないように思います

難しいけど、忍耐だよ〜(









posted by cave MITSUKURA at 13:40| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする