2022年09月28日

チャーリーの会



今日はシャルル・エドシック セミナーです

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キャンセル待ちで入れなかった方には申し訳ありません
やっぱりシャンパーニュ人気は変わらず、すぐに満席になってしまった。

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シャンパーニュではありませんが、
来月もセミナー開催いたしますので、ここかイベント案内をお見逃しなく
今までとはちょっと違う内容ですので、ご期待ください

すぐにご案内できると思います




posted by cave MITSUKURA at 16:32| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年09月26日

ネットショップご覧くださいませ


9月も残すところあと4日
月末は新しいワインは入って来ませんが、ここんとこ値上がりや来年からの品薄を考慮してブルゴーニュ買い過ぎたかも
…仕方ない



オンラインショップには「ほとんど」のブルゴーニュワインが載ってます ↓

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https://cavemitsukura.com/

順番や詳細がイマイチ分かりづらい??でしょうか…
あと関連商品が全然無関連じゃないかって思うのに直せない

来歴保証
ほぼ正規品 

なので安心です

メオ・カミュゼ1級とネゴス
ヴォギュエの村名・1級

まだありますよ〜




…最近、ワインの紹介する気になれなくて
何となくなんですけど。
また来月は頑張ります



posted by cave MITSUKURA at 14:02| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年09月25日

2022年ボジョレー・ヌーボー及びホイリゲの予約、明日から開始します


すっかり秋の陽気になった名古屋ですが、今日は日差しも強くて気温が上がりそうです
3連休を続けて襲った台風の影響で、浸水や停電、断水と被害のあった地域に方には本当にお気の毒に思います



来月11日から急に始まる事になった、全国旅行支援ですが、カーヴミツクラも地域クーポン使用可能店舗として登録できるんですが…
GOTOの情報を引き継いで参加できんのかい
いちいち登録ってめんどくさすぎる

お店の周辺にはホテルも多いし、GOTOのクーポンもそれなりにご利用があったので、参加登録しよかなと思っています。
でも詳細もまだ未定、って、あと15日かそこらで本当に利用できるんでしょうかね…
現場の公務員さん達、きっと大変だろうなぁ〜



それから、お知らせです。

お待たせしました
明日9月26日よりボジョレー・ヌーボーとホイリゲの予約受付を開始いたします

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↑ 昨年2021年の新酒ですが、今年はバッテンの3つが生産なし=入荷なしです

毎年リーズナブルで人気のルイ・テットもかなり値上がりましてますが、今年初めてハーフを取り扱います。
それだと価格的にはとてもお値打ちなので、お試し飲みにはいいかも

今年は全部で6種類です

今年は入荷アイテムがとても少ないので、お早めにご予約下さい。
値上がりを最低限に抑えるために予約特価は廃止いたしました。
なお、予約はキャンセル不可ですので、併せてご了承ください。

ご予約お待ちしております。









posted by cave MITSUKURA at 14:41| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年09月22日

女子も飲んでね


まぁた、台風ですか
今度はそんなに大型ではないようですが、雨続きの連休ですね

明日はお彼岸
もう今月(というか今年も)あと僅か。



少し前ですが、フレンチで飲んで美味しかったオーストラリアのネッビオーロ、買ってみました
覚えてる方、いますか? ↓
https://cave-mitsukura.seesaa.net/article/489329217.html

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カーサ・フレスキ ラガッツィ ネッビオーロ2017

オーストラリアのサウス・オーストラリア州、アレデードヒルズのワインですheight="20">
この地区でも冷涼なアシュトンに畑を持っています。
アレデード郊外と言っていいくらいすぐの場所です。

こんな位置関係 ↓

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オーナーはデイヴィッド・フレスキさん
こんな方です ↓

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HPより、以下同様

イタリア人の両親が1954年にオーストラリアに移住し、アデレードヒルズで生まれ育ちました。
70年代に両親は自家用ワインの為に2haのブドウ畑を購入し、それ以来ブドウ栽培・ワイン醸造が家族の伝統となりました

育てたブドウは多岐に渡り、カベルネ、シラーズ、マルベック等々。
ご両親が鬼籍に入ると彼は世界を渡ってワイン造りの経験を積み、今に至ります。

今作ってるブドウの一つ、ピノ・グリージョ

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ミルランダージュしてますね



今日のワインは、カーサ・フレスキの代表ともいえるネッビオーロ100%シングルヴィンヤードの手摘みで丁寧に作られています。

畑はアシュトンより少し南のラングホーン・クリークにあります。
カーサ・フレスキはブティックワイナリーと言われる、ハンドメイドの小規模ワイナリーなので、どのワインも生産量はそこまで多くありません

それでも、今2017年が飲めるのは嬉しいですね

南半球にありがちな、果実味だけの単純で黒いワインじゃありません。
アロマが複雑で、ボディはミディアム、余韻も長くてちょうど今良い飲み頃です

ピエモンテのネッビオーロよりも、やっぱり陽気でポジティヴな印象ですが、繊細さもちゃんと備えています

ラベルの絵はマカロンかと思いましたが、違った。
ボールですね。
他のワインのも、Ragazzi=男の子(イタリア語)なんで、輪投げやチェッカー等、男の子が遊ぶ道具が描かれています

お値段は3000円ちょっと

是非お勧めします









posted by cave MITSUKURA at 19:20| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年09月20日

ワイン徒然


台風一過、名古屋の雨は大した事ありませんでしたが、今日は風が強いです
空気が冷たくなって涼しい風ですが、強すぎる
これで秋になっていく(のだろうか)…


少し前になりますが、フランスでは2022メドックマラソンが9月10日に開催されました

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Château Gruaud LaroseSNSより

2021年の開催が延期になって今年で37回目(だと思う)。

正にシャトーの真ん前を通過 ↓

グリュオーラローズ.png
googleMAPより

てんちょ、10年くらい前は真面目に参加を検討していましたが、もう出る気ありません
走れない。
来年も9月の2週目らしいですので、参加したい方はお早目のエントリーを。



そして、少し前に紹介した、このアルザスのオレンジワインですが、ようやく飲みました

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ヴァインバック MVO 2020

詳しくはこちら ↓
https://cave-mitsukura.seesaa.net/article/490853938.html?seesaa_related=related_article
前半、無関係な話題ですが

ゲヴェルツピノグリの2種類のブドウですが、ロゼかと思うくらいの赤い色でした
グリ(デラウェアみたいな薄紫色のブドウをこう呼びます)のブドウだけでもここまで色が付くんですね〜

そして、とても美味しかったです

サンスフル(亜硫酸無添加)や所謂ビオワインにありがちな、マイナスの要素が全くない
ゲヴェルツの良いアロマとフローラルな香り、繊細な酸味と優しい口当たり、でも存在感もしっかりあります

四川か和食か、どっちかに合わせたいです

素で飲んだ後は、是非、マリアージュを試したい。
こうして2回経験すると理解が完璧に近づく、と思う

残念な事に輸入元には既に在庫なし、店頭もあと2本です。
おっと思うワインはすぐに完売して続かない〜
















posted by cave MITSUKURA at 18:12| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年09月19日

早じまい、ごめんなすって


誠に申し訳ありませんが、本日、台風14号の影響で16時で閉店させていただきます。
ご迷惑をおかけしますが、どうかご了承下さい。



まぁ、てんちょ、お店にいるだけなんで何時でも同じなんですけどね…
出かけてる方は少ないでしょうが、皆様お気をつけてください。

posted by cave MITSUKURA at 14:51| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年09月14日

試飲会はしご


今度の3連休で雨が降ったら気温も下がりそうですね。
今日も暑いよ、名古屋


秋の業界向け試飲会のシーズンになって、取引先各社からご案内&ご招待を頂いてます
とてもありがたい事です。
貴重な機会ですし、行ける会には全て行くつもりです

と言う事で今日も試飲会ダブルヘッダー



少し早いかもしれませんが、大変ありがたい事に
今年のボジョレー・ヌーボー及びホイリゲの予約問い合わせをいただいております

今年はジャドもパカレも生産・輸入無し
ルロワ高いし(入荷しますよ)
マコン・ヌーボー飲みたかった〜

全て値上がりしてますが、できるだけ買いやすいお値段で頑張ります
予約開始は9月26日の予定です。

今年は予約特価は無しですが、予約で完売になる銘柄もありそうです
どうぞお早めにご検討ください。

また、毎年解禁日(今年は11月17日木曜日)に開催していました「1杯300円試飲会」も今年は出来なさそうです
ごめんなさい〜

また月末にもご案内します







posted by cave MITSUKURA at 13:50| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年09月13日

パカレ来ました


今日も暑い
まぁた、台風が発生したそうで、名古屋は直撃はなさそうとは言え、荒れて欲しくない



店頭にはフィリップ・パカレ2020赤&泡&マールが入荷して来ました

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割り当てが少ないのは分かっていたので多めに発注したんですが、やっぱりかなり少ないです
写真以外にもグランクリュやローヌ、ボジョレーもあります

入荷の種類はまぁまぁ多いですが、それぞれの本数は全然多くない
一番厄介なパターンだ。

マールは既に完売、てんちょも買いたかったなぁ〜

そしてかなり値上がりしてます…

今年のビュルはアリゴテ75%、ピノノワール25%
去年の2019はピノノワール主体でオレンジ色でしたが、果たして今年の2020は??
しかし、値段はシャンパーニュ並

人気だし仕方ないのかなぁ…
誰かが途中で大儲けしてる、とかではないんですよ(うちも含めて)

値上がりを嘆いても、とにかく数量がないので、
買いたい方は買える物をお早めにどうぞ〜



posted by cave MITSUKURA at 18:16| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年09月12日

食後酒その2


来週末には秋分の日が来るというのに、未だ残暑厳しい名古屋です
ここから一段と日が短くなっていくのですね。



今日もワインの仲間を紹介します

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デルガド・スレタ クリーム・モンテアグードNV

てんちょ、若い頃クリームシェリーが好きでよく飲んでいました
取引先の在庫でこれを見て懐かしくて買ってみました。

これは甘口のシェリーです
クリームという名前ですが、乳製品が入ってる訳ではありません。
クリームの様に甘く滑らか、って事でしょうか

皆様、おそらくシェリーの名前はご存知でしょうが、分類や味の違いをお分かりですか??

シェリーはスペイン、アンダルシア地方酒精強化ワインです

シェリー(英語)、ヘレス(スペイン語)、ケレス(フランス語)と3つの名前で法規制されています。
イベリア半島南端西部のカディス周辺の3つの町を中心に生産されています。

酒精強化って読んで字の如しなんですが、仰々しい命名な気がしませんか余談でした。
酒精強化とは、発酵前のブドウ果汁や、発酵途中のワイン(になりかけ?)にブランデーなどを加えてアルコール度数を高める手法を指します。アルコール度数が上がる事でワイン酵母が働かなくなり、発酵は起こらないかストップしますのでブドウの甘さを残したお酒を作ることが可能です。
ラタフィアやポートも酒精強化ワインです。

シェリーは発酵途中で添加するお酒で、発酵中にフロールと呼ばれる白い膜が液面に現れます。
ヴァンジョーヌと同じです。
このフロールがシェリー独特のドライでナッツの様な香りを生んでいます。

こうしてできたお酒は酸化に強く、アルコール度数が高めなので保管も比較的容易で長期熟成に向いています

これがフロールです ↓

デルガド・スレタ フロール.png
生産者HPより、以下同様

シェリーには沢山の種類があり、フロールの有無、原料の品種やその後の熟成で細かく分類されています

一般的な辛口はフィノ、ティオペペが世界的も圧倒的な有名銘柄ですね
香りが高いマンサニージャ、サン瑠香ル・デ・パラメーダで生産される物でこれも辛口です
更に熟成が長く香りと余韻が素晴らしいアモンティリャード
フロールを発生させないやや甘口のオロロソ

この4つは分類上では全て「辛口=Vino Generoso」になっていますが、一般的には上記4つを知っていれば十分です
(これ以上の細かい法規制についてはスペイン大使館商務部をご覧ください ↓
http://www.jp.foodswinesfromspain.com/wine/sw-map05c.php#jerez
これでも一部ですね)

で、今日のクリームシェリーは上記4つの辛口とは違う分類の、「中間の甘さ=Generoso de Licor」に属しています
ややこしいかなぁ…
(中間があるって事は当然「極甘口=Vino Dulce Natural」もある訳ですが、今日は触れません)

生産方法は辛口と同じなんですが、残糖が多いのでやや甘口という分類になっています。
シェリーの原料の主要品種であるパロミノを中心に、モスカテルペドロヒメネスをブレンドしています。
ソレラシステムで10年以上熟成した本格的なシェリーですが、甘さが十分残っているので癖がなく飲みやすさ抜群です

生産者のデルガド・スレタはマンサニージャの有名生産者ですが、スティルワインや今日の様な甘口も一部生産しています
創業は1744年、すごい歴史ですね、流石はシェリー
騎士団の一員がご先祖みたい、名門御貴族様のようです。

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今日のクリームシェリーはとってもお手頃価格です
セラーがなくても大丈夫、開封したも1ヶ月以上余裕で持つでしょう。

そのままストレートで飲むのが一般的ですが、ソーダ割でアペリティフにするのもいいかも
バニラアイスにかけて食べる、って言うのがありますけど、めちゃくちゃ美味しくて太りそう

レーズンの香りと味わい、焦茶色の外観で余韻が長い
てんちょ、そこまで甘いとは思いませんが。
開けたてよりも、時間が経ってからの方が美味しくなるでしょう。

アルコール度数は18.5%、飲みすぎ注意

辛口程の癖がないので難しくありません。

シェリー、飲んでみたい方いらっしゃいませんか??
輸入元では完売してますが店頭に3本ありますよ









posted by cave MITSUKURA at 14:55| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年09月11日

ワイン香る食後酒


9月も半ばになったのに、一向に涼しくならない名古屋です
未だに昼も夜も暑い〜、今年は本当に暑いですねぇ
冬はどうか暖冬になってください



店頭に久しぶりに名門の蒸留酒が入荷しました。
今日はこれを紹介します

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ベルタ グラッパ カザロット1989
木箱入り

皆様、グラッパはおそらくご存知ですよね?

イタリアの蒸留酒で、ワインを作った後のブドウの搾りかすに(加水して)蒸留した物です。
分類ではブランデーになります。
高級ワインだと圧搾が緩やかなので、加水の必要がない場合もあって、そうした物はブドウやワインの風味がとても豊かに感じられます。
ピエモンテ発祥ですが、今では各地で生産があります。

一般的には熟成させない透明なお酒なんですが、上記の様な高級品では何年も樽熟させて落ち着かせたお酒もあり、樽の色が付いた茶色の液体になっています
今日のグラッパは正にそうした物です

ベルタはイタリアワイン界のみならず、ワイン通では知らない人はいない超名門の専門業者です

ピエモンテ州ランゲの北にあるニッツァ・モンフェラートで1947年に創業したベルタ社、当時は戦後の大変な時期で耕作する人がいないブドウ畑が多くあったり、ワイン産業はとても衰退していました。
それより前の戦前、ここに生まれた二人の男性ジョヴァンニとミケーレのベルタ兄弟は、ワインメーカーと薬剤師という道に進んだのですが、兄は時々ミラノに住む弟にブドウの搾りかすを送り、弟はそれをリキュールにしていました。

それを知っていたジョヴァンニさんの息子は、元々はワインメーカーの道を目指していましたが、結婚を機にニッツァ・モンフェラートに住み、父と叔父の作業を家業として始めたのがベルタ社の始まりです
お父さんと叔父さんはそんな事考えもしてなかったようで、このスピードを伴った事業の創設には驚いたようです。
衰退していたワイン生産を続けるワイナリーとの信頼や協力のお陰でもあったはずです。

それ以降、妥協なきお酒造りに邁進するベルタ社のグラッパはイタリア国内だけでなく、世界的にも最高の評価を得ています

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HPより、以下同様

2002年には蒸留所をロッカヴィーノに移転しており、現在ではグラッパ博物館やヴィラ等、手広く営業しています。
色んなエピソードがあるようですが、今日はここまでにします。


大企業に成長して沢山の種類のグラッパを生産しているベルタですが、今日の木箱入りのシリーズは蔵でも最高のレゼルヴァクラスです

キュヴェ名のカサロットはニッツァ・モンフェラートのすぐ東にある村の名前です。
ワインの生産年は1989年、33年目の蒸留酒になりますが熟成が25年とあるので数年前に瓶詰めしたのかもしれませんね
原料ブドウやワインの情報はありません(無難な事しか書いてありません)が、これだけの熟成をさせるくらいの良い原料なのでしょう
単式蒸留器で2回蒸留しています。

ボトルの形状や、木箱の質、冊子も付いてて全てがカッコいいです

ここの60周年記念グラッパ、既に売切れていますがもっと買っておけばよかったなぁ…
でもかなり立派なお値段だったので躊躇してました

今日のカザロット1989はそこまで高額ではありません
ま、安いとは言えませんが。

意外な事に、グラッパやマールは開けてから半年くらいで味のピークが来るものが多いです
開けたてよりも半年後です。
1年くらいかけてゆっくり味わっていただくと、香りの広がりや変化が楽しめるのではないでしょうか

ベルタでは一般的な細長く口の広がったグラッパグラスではなく、ブランデーグラスの様な丸く容量のある物をお勧めしています ↓

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暑すぎる場所と直射日光は厳禁です
開封したら特にご注意ください。

食後酒、飲む習慣のある方には是非お試しいただきたいですね〜

いつかベルタ行ってみたい







posted by cave MITSUKURA at 14:47| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年09月09日

上がるか下がるか天国と地獄



9月の新入荷

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トロ・ボー
3種3本だけ うっそでしょ…


ド・ヴィレーヌ ↓

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こちらも少なめ


何故か、山崎12年もあります ↓

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箱付きは4本だけ、箱なしならまだあります。
しかし、高いのでお勧めしません



ワイン関連のニュースでは、サンテミリオン2022年の格付けが発表になりました

メドックの格付け1855年から遅れる事100年、1955年に始まったサンテミリオンの格付けです。
その時から10年に一度見直しをすることに決まっていましたが、2006年の発表後は揉め事だらけ
裁判合戦になってましたねぇ…

今回は2012年の見直しから10年できちんと収まりそうです。

過去の見直しは、
1969年
1986年
1996年
2006年
2012年と5回ありました。

今回は、前回2012年の最高ランクのプルミエ・グランクリュ・クラッセAの3つのシャトー、
シャトー・オーゾンヌ
シャトー・シュヴァル・ブラン
シャトー・アンジェリュス

が格付けに参加しないと、「脱退」を表明していますので、このトップ3は入っていません

因みにクラッセBのラ・ガフリエールも不参加を表明しています。

格付けをめぐる思惑や評価が伝統や価値に反する、という考えです。
確かに揉め事だらけで色んな利権が絡んでるでしょうし、反目や不利益の元になっては何のために見直すのか、本末転倒ですね

と言う事で、今回唯一のトップに昇格し、クラッセAに選出されたのは、
シャトー・フィジャックです

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HPより

おめでとうございます
でも、店頭にはないんだなぁ…

昇格したからめちゃくちゃ値上がりすんじゃないでしょうか

同じくAに残ったシャトーパヴィも今や手の届かない値段になりつつありますね。
こちらは店頭にあるよ、まだお手頃価格です。

そして、プルミエ・グランクリュ・クラッセBには12のシャトーが選ばれています

Château Beau-Séjour Bécot
Château Beauséjour Héritiers Duffau-Lagarrosse
Château Bélair Monange
Château Canon
Château Canon-la-Gaffelière
Château Larcis Ducasse
Château Pavie Macquin
Château Troplong Mondot
Château Trottevieille
Château Valandraud
Clos Fourtet
La Mondotte


てんちょ、ボーセジュール・ベコか、モンドットがいいな

実はヴァランドローを1回しか飲んだ事なくて(多分)、しかも結構昔、すごく濃厚でびっくりしました。
新世界みたいだったけど、今はどうなんでしょう。


えー、ところで、サンテミリオンのAOCと格付け、正しく理解できてますか??

多分これ書くの8回目くらいですが

サンテミリオンと名乗るワインは全て赤で、AOCは規制の緩い順に(下から)、
サンテミリオン
サンテミリオン・グランクリュ

2つのみ

この二つ目のサンテミリオン・グランクリュは格付けとは無関係で、収量制限を守れば比較的容易に取得できる名称です

そしてAOCワインである事は当然ながら、それとは別に格付けがあり、こちらも下から
サンテミリオン・グランクリュ・クラッセ
サンテミリオン・プルミエ・グランクリュ・クラッセB
サンテミリオン・プルミエ・グランクリュ・クラッセA

と、3ランクの格付けがあります。

この「グランクリュ・クラッセ」をAOCのグランクリュと混同してる方が非常に多いです

更に、通常、格付けシャトーとして言及されるのはAとBのプルミエ・グランクリュ・クラッセです
プルミエが付くか付かないかで、その価値は大違いです。

グランクリュ・クラッセは、今回の発表でも71シャトーもあるので、狭いサンテミリオンでは名誉とは言え、そこまで突出した評価とも言い難いかも。
英国ワイン雑誌のデカンターでは銘柄すら書いてないやん

フィジャック、もっと飲んでおけばよかったかなぁ…








posted by cave MITSUKURA at 17:05| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年09月07日

固有で伝統の白ワイン


昼間はまだまだ夏ですね
日差しも湿度も厳しい。


やーっとワインの紹介が出来ます
今日は新入荷のこのワインです

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ドメーヌ・ワッハウ&TOA ヴァイセンキルフェン グリューナーフェルトリーナー フェーダーシュピール2021


ちと長いですね。
白の辛口です。

ワイン名や品種名からこれがオーストリアワインだと分かる方は、知識がある方ではないでしょうか

オーストリアね、ドナウ川やウィーンの方ですよ。
カンガルーやコアラはオーストラリア、間違えないように

オーストリアのワイン産地が細かく分かる方は少ないでしょうか。
詳しく書くと物凄く長くなりそうなので、今日のワインについてだけ簡単に説明しますね。

オーストリアワインの主要生産地は国の東側に固まっています ↓

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オーストリアワインマーケティング協会より、次の地図も同様

最大の地域はニーダーエステライヒ州で、その中に今日のワインの生産地であるワッハウがあります。

ヴァッハウ、という記述も見かけますね、ヴァイセンなんだからヴァッハウ、の方が正しいのかな…

ワッハウはオーストリアを代表するとても古いワイン産地で、ユネスコの世界遺産にも登録されています
ドナウ川岸の急斜面に広がる段々畑で栽培される、グリューナーフェルトリーナーやリースリングが有名です。
1323haの畑に210の生産者がいます

蛇行するドナウ川沿いに複数の畑があります ↓

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…ちょっと地図が小さすぎて村が良く読めない(年齢かなぁ)

ここでは、同じ畑でもブドウの出来に応じて、辛口の白ワインには特別な名前が付けられています

アルコール度数の低い方から、
(昔は冷涼なワッハウではブドウを完熟させることは重要な課題で、ブドウの糖度が高い方がアルコール度数が高くなるので、よりアルコール度数が高い方がいいワインだと考えれられていました。今の様な暑さではかえって仇にもなりかねませんが、まだワッハウではそこまで暑さが続いてはないそうです)

シュタインフェーダー
フェーダーシュピール
スマラクト


緑のトカゲの名前であるスマラクト、てんちょ2回見た事あります
貴重らしい
変温動物のトカゲが日向ぼっこするくらい日当たりのいい場所なんです。

今日のワインは真ん中のフェーダーシュピールです
ブドウはグリューナーフェルトリーナー100%
畑はヴァイセンキルフェン

急斜面の畑です ↓

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ドメーヌ・ワッハウHPより

このワイン、ワッハウの生産者では断トツトップのドメーヌ・ワッハウが作っています

ドメーヌ・ワッハウは協同組合で巨大な組織なのですが、昔からお手頃な高品質グリューナーフェルトリーナーを作っていてとても重宝していたんです…
でもね、2005年に代表がマスター・オブ・ワインになったからなのか、低価格ワインの生産を止めちゃったんですよねぇ
非常に残念

今日のワインのブドウ畑はヴァイセンキルフェンと言い、ドメーヌ・ワッハウのある左岸(北側)にあります。
このワインはドメーヌ・ワッハウ独自でも生産しているんですが、今日のワインはドメーヌ・ワッハウの名前は入っていません。

それは、TOA主宰のフランツ・ホフシュテータさんコラボレーションしたブランドとして販売されているからです

フランツさん、2019年5月に来店してくれましたね
覚えてる方いますか? ↓

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とってもいい試飲会でした
また是非ご来店いただきたい。


さて、で、肝心の味ですが…
入荷仕立てでまだ飲んでおりません、すんません

ヴァイセンキルフェンのグリューナーフェルトリーナー、ステンレスタンク発酵・熟成です。樽はなし。
GV(グリューナはこう略します)らしい、グリーンで爽やかな辛口でしょう

フェーダーシュピールはこの地域で使われた鷹狩りに使用する道具の名前です
何故それがワイン分類の名前になったかは不明。
繊細な酸が高く評価されています

条件のとても良い畑なので品質はかなり良いと思います
ラベルも上品で好きです ↓

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価格も普通なのでお気軽に試せますよ〜

まだ暑い日も続きそうですし、冷やしてお楽しみください






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2022年09月06日

セミナー満席です


台風の影響で風が強いし、時々土砂降りの名古屋です
日傘も雨傘も両方要りますね…


9月28日のシャルル・エドシックセミナーは1日で満席になりました

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やっぱり12席しかないって、少ないですよねぇ
お申し込みいただいた皆様、ありがとうございます。
検討中で間に合わなかった方には申し訳ありません。

とても本格的な話が聞けるはずです
ご期待ください


今日もワインの紹介する余裕がなくて…
明日は頑張ります
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2022年09月02日

シャルル・エドシックセミナーやります


9月になりました

月初は入荷が多くて、片付けるのが大変
他にも色々あって…
とてもワインを紹介してる時間がありません

イベント欄に「シャルル・エドシック セミナー」の案内を載せました

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高いし品物がない、という最近のシャンパーニュですが、シャルルエドシック最高級のブラン・デ・ミレネール2007を含めた試飲セミナーは貴重な機会になるはずです
是非ご参加ください〜

ささやかなシャルルエドシックグッズのお土産もあるかも
講師はブランドマネージャーの本間寿一さんです、シャルルエドシックの社員でもある方で詳しい話が聞けますので期待してください。

お申し込みをお待ちしております



ワインの紹介はまた来週〜


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