名古屋の街中でも金木犀の香りが漂う季節になりました
全国旅行割=「いいじゃん、愛知旅」なんですが、クーポンを使えるお店が意外とないらしく、旅行に来たであろう複数のお客様が使い道に困ってました
うちで使っていただけることは非常に嬉しいですが
急に決まったしねぇ、金額も少ないので参加登録するメリットが感じられないお店が多いのでしょうか…
しかも期間も短いですし(延長するかもしれませんが、それならGOTOにしてもらった方がいいなぁ)
それから、今週からはやっぱり外国人のお客様が増えましたね〜
今日はこのワインを紹介します
チョコだよ、本当に、甘口ではありませんが。
ルイジ・リゲッティ アマローネ・デ・ラ・ヴァルポリチェッラ・クラシコ カピテル・デ・ロアリ2017
名前をちゃんと書くと長い
みんな知ってる(であろう)、イタリアの赤ワイン、アマローネです
カッコいいラベルとボトルです‼️
アマローネはヴェネト州のワインで、バローロやブルネッロと並んで古典的なイタリア高級ワインとして人気です
手間暇かけて作っているので、それは大変、いいワインと言えども簡単に真似しようとする人は少ないでしょう。
産地であるヴェローナ近郊は、ヴェネト州では一番有名で世界的な観光地であるヴェネチアとは離れた西部の内陸にあります。
ロミオとジュリエットの舞台になった街がヴェローナです
ワイナリーはその北にあり、周辺には他にも沢山のワイナリーがあります。
そこは、ロンバルディア州都の境にあるガルダ湖からすぐです。
近くには白ワインの産地、ソアヴェもあります
アマローネは、イタリア語のアマーロ=苦い、からつけられた名前です。
ただ、ワインは苦い訳ではなく、苦味を思わせるほどの黒さがある、という意味で凝縮した力強いワインです
収穫したブドウをカゴに並べて3ヶ月ほど陰干しする事で水分が抜け、干しブドウ状で糖度や旨味が濃くなった果汁を絞って作っています。
凝縮したエキスが得られるので、唯のワインでも濃い目に出来る所をブドウを2倍使っているようなイメージです
干しブドウを絞るって、かなり大変だと思います
ゆっくり、じっくりと圧力をかけて潰すんでしょうけど。
その前に、干してる間にもカビが生えないように風を当てたり、常に様子を見ていないといけませんので気が抜けません
ルイジ・リゲッティでは10月に収穫したブドウを翌年の3月まで干すそうです。
(それ以外にももっと長い時間をかける高級品も作っています)
干しブドウになった3月でもかなり気温が低い中での発酵になるので、発酵もゆっくりとしか進まず、さらに抽出の強いワインが出来るそうです。
糖度が高いと酵母が上手く働かないので、余計に時間がかかるでしょう
それから大樽と小樽に半分ずつ、18ヶ月以上熟成させています。
樽の風味は控えめ、ですが、香りのボリュームがすごい。
そして味わいはチョコレートの様なまろやかで黒いワインです
この甘さとコクの深さがブドウだけとは信じがたい、カカオは入っていませんか?って思いますよ。
(もちろん入ってません、そしてカカオ自体は甘くないですよね)
コーヒーの様な香ばしさもありますね
まず、良いブドウがなければこうなりませんし、干したり、ゆっくりの発酵だったり、と一般的なワインの何倍もの時間と手間をかけて生まれます
ですから、アマローネは高額である事がほとんどで、筆頭と言われて人気の
クインタレッリ
ダル・フォルノ・ロマーノ
の二つのワインは、諭吉さんが5〜6人は必要です
しかし、今日のルイジ・リゲッティはその点、素晴らしくお買い得です
非常に良質であるにも関わらず、お値段は巨匠の10分の1以下
今日のワインも4000円と少しで買えちゃいます
しかも、もっとお値打ちな3000円台のアマローネもあって、そちらもオススメです。
(今は店頭にありませんが)
蔵は1909年創業、ルイジは現当主のお父さんのお名前です。
マラーノ渓谷に5haの畑を所有し、それ以外に借りた畑と契約農家のブドウを使ってワインを生産しています
何か秘密がある訳ではありませんが、この品質はすごいと思う
今年はフランスのみならず、イタリアでもブドウの出来が良い「当たり年」になりましたが、一部は干ばつの影響で水不足が悪影響を及ぼしてます
ルイジ・リゲッティではドリップ方式の灌漑を行っており、ある程度対処できたようです
今年10月の収穫時期の畑とブドウ ↓
アマローネはヴェネト州のワインで、バローロやブルネッロと並んで古典的なイタリア高級ワインとして人気です
手間暇かけて作っているので、それは大変、いいワインと言えども簡単に真似しようとする人は少ないでしょう。
産地であるヴェローナ近郊は、ヴェネト州では一番有名で世界的な観光地であるヴェネチアとは離れた西部の内陸にあります。
ロミオとジュリエットの舞台になった街がヴェローナです
ワイナリーはその北にあり、周辺には他にも沢山のワイナリーがあります。
そこは、ロンバルディア州都の境にあるガルダ湖からすぐです。
近くには白ワインの産地、ソアヴェもあります
アマローネは、イタリア語のアマーロ=苦い、からつけられた名前です。
ただ、ワインは苦い訳ではなく、苦味を思わせるほどの黒さがある、という意味で凝縮した力強いワインです
収穫したブドウをカゴに並べて3ヶ月ほど陰干しする事で水分が抜け、干しブドウ状で糖度や旨味が濃くなった果汁を絞って作っています。
凝縮したエキスが得られるので、唯のワインでも濃い目に出来る所をブドウを2倍使っているようなイメージです
干しブドウを絞るって、かなり大変だと思います
ゆっくり、じっくりと圧力をかけて潰すんでしょうけど。
その前に、干してる間にもカビが生えないように風を当てたり、常に様子を見ていないといけませんので気が抜けません
ルイジ・リゲッティでは10月に収穫したブドウを翌年の3月まで干すそうです。
(それ以外にももっと長い時間をかける高級品も作っています)
干しブドウになった3月でもかなり気温が低い中での発酵になるので、発酵もゆっくりとしか進まず、さらに抽出の強いワインが出来るそうです。
糖度が高いと酵母が上手く働かないので、余計に時間がかかるでしょう
それから大樽と小樽に半分ずつ、18ヶ月以上熟成させています。
樽の風味は控えめ、ですが、香りのボリュームがすごい。
そして味わいはチョコレートの様なまろやかで黒いワインです
この甘さとコクの深さがブドウだけとは信じがたい、カカオは入っていませんか?って思いますよ。
(もちろん入ってません、そしてカカオ自体は甘くないですよね)
コーヒーの様な香ばしさもありますね
まず、良いブドウがなければこうなりませんし、干したり、ゆっくりの発酵だったり、と一般的なワインの何倍もの時間と手間をかけて生まれます
ですから、アマローネは高額である事がほとんどで、筆頭と言われて人気の
クインタレッリ
ダル・フォルノ・ロマーノ
の二つのワインは、諭吉さんが5〜6人は必要です
しかし、今日のルイジ・リゲッティはその点、素晴らしくお買い得です
非常に良質であるにも関わらず、お値段は巨匠の10分の1以下
今日のワインも4000円と少しで買えちゃいます
しかも、もっとお値打ちな3000円台のアマローネもあって、そちらもオススメです。
(今は店頭にありませんが)
蔵は1909年創業、ルイジは現当主のお父さんのお名前です。
マラーノ渓谷に5haの畑を所有し、それ以外に借りた畑と契約農家のブドウを使ってワインを生産しています
何か秘密がある訳ではありませんが、この品質はすごいと思う
今年はフランスのみならず、イタリアでもブドウの出来が良い「当たり年」になりましたが、一部は干ばつの影響で水不足が悪影響を及ぼしてます
ルイジ・リゲッティではドリップ方式の灌漑を行っており、ある程度対処できたようです
今年10月の収穫時期の畑とブドウ ↓