2022年10月30日

品種が分かるかな


秋晴れの名古屋、気持ちがいい天気です
昼間は厚い上着がなくても大丈夫かな

明後日はもう11月ですね…



今日はまたイタリアワインを紹介します

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ファレスコ テルース ロッソ・ラツィオ2019

背の低いずんぐりしたボトルですが、容量は同じ750ミリです
比較するとボトルの形が特殊なのが良く分かります ↓

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今日のワインは、イタリア、ラツィオ州の赤ワインでシラー100%です

イタリアでシラーってありそうでないですよね
コスパ最高の美味しいワインです

ラツィオ州ってどこにあるか分かりますか?
ここです ↓

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イタリア長靴半島の真ん中、ティレニア海に面した州で、首都のローマがあるところです
北はトスカーナ州。

西のウンブリア州と並んで、古典的なイタリアワインが色々ありますが注目度はそんなに高くないかなぁ…
てんちょは好きですよ、中部の古典ワイン。
フラスカティやサグランティーノ

今日のファレスコは有名なオーナーさんの蔵です
オーナーは醸造家としてイタリア全国に名を馳せるリカルド・コタレッラさんです

彼はイタリア以外でも世界的に有名です、日本へも何度も来ていて、てんちょもセミナーに出た覚えがあります

現在、ワイナリーはオルヴィエートの南のワイナリーを買収しウンブリアに移転してますが、創業1979年はラツィオ州のモンテフィアスコーネでした。
兄弟のレンツォさんと共に興した蔵です。

こんなお二人 ↓

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HP・SNSより、以下同様

モンテフィアスコーネというワインを知っていますか?

有名なエピソードのある、エスト!エスト!エスト!というワインです

簡単に説明すると、中世の終わりに後からくる貴族の主人の為に美味しいワインがある居酒屋を探していた従者が、このモンテフィアスコーネで非常に美味しい白ワインを見つけて「エスト=あります」と書くところを、3度も繰り返して書いたほどの感動だったとか。
現在でも、エスト!エスト!エストのワインはフレッシュ&フルーティなイタリアワインの典型です

それから作られるモンテフィアスコーネの丘に創業したファレスコも最初はエスト!エスト!エストを生産しました
それからメルローで成功し、以後順調に事業を拡大していきます。
2017年にはトスカーナのワイナリーも買収していますね。

ウンブリアのワイナリー ↓

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今では沢山のワインを生産していて、受賞歴もいっぱいです



今日のテルース・シラーが誕生したのは1999年

シラーが土地に合ってたんでしょうね、収量を抑えて新樽を使い、モダンでリッチなワインになっています
でも価格は非常にお手頃、これが2000円以下で余裕で買えるのは嬉しいです

現在、テルースは農園として整備され、山羊やウサギがいて公園もある遊び場になってます。
コタレッラ兄弟の子供たちが入って、新しい世代へと事業が継承されています

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↑ 今年の収穫後の畑 9月5日って、早い

あまり情報がありませんが、間違いのない美味しいワインです
デイリーにも使える価格なのが嬉しいですね。

シラーですが、まろやかですので、スパイシーなフルボディのコートティの様なワインではありません。
タンニンも強くないので安心して飲んでください
料理も難しく考えなくてOK,ワインだけでも美味しく飲めますよ〜

冬に美味しく感じる程度のボディは十分にあります、シラー嫌いな方でも大丈夫でしょう

是非飲んでみてください
香りだけで品種が分かるかなぁ













posted by cave MITSUKURA at 14:23| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする