2022年11月17日

ボジョレー・ヌーヴォー飲みましたか


今日は皆様ご存知の通り、フランスの新酒の解禁日です

今年はあんまりニュースにならなかったような…
イタリアのノヴェッロもほとんど目にしていません

フランスの新酒では圧倒的にボジョレーが有名なので、ボジョレー・ヌーヴォーしかフランスには新酒がないと思っている人が多いのではないでしょうか??
(というか、ボジョレー・ヌーボー以外に新酒があることを知らない人が大多数なのでは)

フランスでは、
ブルゴーニュ
コート・デュ・ローヌ
ロワール
ラングドック・ルション

で新酒の生産・販売が認められています。
これ以外の地域、ボルドーやアルザスでは新酒は作れないんです(なので商品無し)

とは言え、タヴェル・ヌーボーガイヤック・ヌーボーって見た事ありません
あれば飲んでみたいとても興味深いアペラシオンではありますが。

日本ではせいぜい、マコン・ヌーボーか、ミュスカデ・ヌーボーくらいでしょうか
でも、ヌーボーの市場は90%以上が日本なので、日本でないって事は作ってないと言う事です

更に、それぞれの新酒には細かな規定があって、ボジョレー・ヌーボーは赤とロゼはOKですが白は生産不可、
アンジュー・ロゼ・ヌーボー(見た事一度もありませんが)はカベルネでなければならない、など、ちゃんと決められているんです
知ってる人、まずいないだろうなぁ…
ソムリエだって知らない人ばっかりだと思う



ミツクラは今年、パカレとジャドがない事に加え、予約で大半が売れておりますので、店頭では少ない取り扱いですが、
それも完売に近づいております

29D0C482-813E-4FC0-833A-A1D6D177A272.jpg


てんちょは昨日、夜中にルーデュモンを開けました

E378CD16-EFDF-4382-B4F9-9558B80ACF66.jpg

仲田さん曰く、ボジョレー・ヌーヴォーを作り始めて2022年が最もいい出来になったそうです
今年も例外なく暑い年でブドウは早熟、収穫の公示が8月17日と異例の速さでしたが、仲田さんはブドウの完熟をギリギリまで待って9月8日に収穫を開始しました。

ワインの色は新酒とは思えないほど黒く、濃厚です。
エッジは流石に紫ですが、向こうが透けないほどの凝縮した色合いにただただびっくり。

味わいもジューシーで落ち着いています
既に一流のブルゴーニュの風格がある感じ
ほんの2か月前までブドウだったとは思えないほどの安定感です。

もう、普通の赤ワインとしてお料理に合わせてもいいくらいですよ

今年こそ100年に一度のグレートヴィンテージだと言っていいでしょう

マリー・ラピエールのブドウ ↓

7B7932E9-93D3-4AEF-B25A-C28E5753A37A.jpg

いいガメイ✨  輸入元snsより

飲んでみるべし。













posted by cave MITSUKURA at 15:22| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする