2022年11月19日

黄金色の熟成品


明日は雨のようで、お出かけするなら今日ですね

気温が下がって乾燥して来ました
コロナも増えてますし、インフルエンザの用心もしなくてはいけません。
気をつけましょう



もう11月下旬ですね、忘年会の予定が決まっている方も多いでしょうか

ブルゴーニュのブドウ畑はすっかり落葉しています ↓

6F2C480A-3AB8-40E8-8032-D2721AC7339E.jpg
モンジャール・ミュニュレさんSNSより ヴォーヌ・ロマネの畑



今日はこの白ワインを紹介します

98D23ECD-7E83-4574-82B4-DBFABE4BA96E.jpg

ヴァンサン・ジラルダン ブルゴーニュ・ブラン エモーション2015

ラベルが素敵

ヴァンサン・ジラルダンはご存知でしょうか?

創業は1982年サントネイにて、すぐにアメリカ向けの輸出で成功しましたが、ご当主のヴァンサン氏が2012年に引退。
後継ぎがなく、健康に不安があった彼はワイナリーを売却します。

後を新しいオーナーが購入しましたが、ワイナリーの運営やブドウ栽培、醸造などは、前からいた醸造家のエリック・ジェルマンさんに一任しており、ワイナリーは変わることなく(むしろいい方に)続いています

もう5年も前ですが、名古屋であったセミナーに参加した時のブログを参考にしてください ↓
https://cave-mitsukura.seesaa.net/article/447243444.html

いいセミナーだったなぁ〜

エリックさんの実家は名字で分かる通り、ムルソーのドメーヌ・アンリ・ジェルマンです
ルーミエやダヴィッド・デュパンで働き、その後ジラルダンの醸造家になっています
セミナーでも情熱溢れるお話がとても良かったです


今日のワインは、蔵で最も基本になる白ワインです
シャルドネ100%

ピュリニーモンラッシェとシャサーニュ・モンラッシェ、ムルソー(現在ワイナリーはムルソーにあります)の畑のブドウで、ピュリニーが主体です。
ですが、区画は村名じゃないレジョナルを名乗る斜面の株の区画です。

区画ごとに発酵・熟成後にブレンド、新樽は無し。
「村名レベルの内容でお買い得なワイン」を目指しているとの事。
正にそうでしょう

しかもこのワインは現行は2018や2019なのに、2015年です

輸入元が自社セラーで3年以上寝かせて熟成させた貴重なシャルドネなんです
お値段も高くない、現行品と同じ価格です
素晴らしい〜

てんちょ、まだ飲めていませんが、ジラルダンの15年が美味しくない訳がないでしょう
きっと綺麗な黄金色をしてるんだろうと思います。
更に価格が3000円代って、もうないと思います。

店頭には12本しかありません
お早めにご来店ください。



ところで、このラベル、最初は確かフランス人アーティストの方が、キャップシールやミュズレ等を合わせて作った原画をカラーコピーし、エンボス加工を施して販売していた、と思うんですが…
誰か検索しても出て来ないですねぇ

ミツクラのシャンパンセラーにもドンペリニョンの絵がかかっています ↓

136F8A24-E8BF-4F0D-B741-3C7142B8885E.jpg
下手な写真ですみません

てんちょも個人的にパルムドールの絵を持っています。
著作権で揉めたとか聞いた(キャップシールやミュズレのデザインはワイナリーの権利だから)のが既に10年以上前で、それからは全く見ませんが
どうなったんでしょう??

ともあれ、素敵なデザインはジラルダンのビオディナミを表現してるそうです








posted by cave MITSUKURA at 17:21| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする