2023年01月17日

オンリー・ケロケロ


今日は寒いです

ですが、今年はやはり暖かいかと。

メガがあんまり曇らない
ドアノブで静電気バチッがない


のです



今日はこのワインを紹介します

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ラ・シャブリジェンヌ シャトー・グルヌイユ シャブリ・グランクリュ・グルヌイユ2019

フランス、ブルゴーニュの白ワインです。

シャブリを知らない人はまずいないでしょうけど。
世界の白ワインと言って、5本指には入るであろうド定番・超有名銘柄ですよね

簡単にシャブリの前置きを。

シャブリはブルゴーニュに属してはいますが、コートドール県ではなくヨンヌ県にあります。
ディジョンからもボーヌからも遠く離れた、ワイン産地としては陸の孤島です。

てんちょ、1回行きましたが遠かったー
途中、麦かトウモロコシの畑があるだけでなーんにもない、小さな村をいくつか通過するだけ。
まーっ直ぐの道路を走ってるとスピード感覚がなくなりそうです

かつてはシャンパーニュからブルゴーニュまである程度繋がったブドウ畑があったのですが、19世紀末のフィロキセラのせいで栽培を放棄したまま復活しなかった土地が多く、シャブリだけがワイン産地に返り咲いたので、そんな環境になっています

1000年の歴史がある由緒正しいワイン産地ですので、キリスト教の聖人にまつわる話やイベントが沢山あります


シャブリには辛口の白ワインでシャルドネ100%でなければならない、という決まりがあります
ですから、
赤やロゼのシャブリは存在しません
甘口のシャブリもありません


そんな一見単純なシャブリですが、産地は広大で畑も沢山あります。
現在のブドウ畑は5800ha、産地認定された面積は6800haもありますので、まだ拡大の余地があると言う事です

まず、シャブリには4つのランクがあり、上位から

グランクリュ(特級)7
プルミエクリュ(1級)40
村名(普通のシャブリ)
プティ・シャブリ


と、これはご存知の方が多いでしょう

スラン川の左右の丘に広がるブドウ畑は見ごたえがあります〜 ↓

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シャブリ委員会HPより

でもね…
スラン川って、シャブリの中心を流れる川はさぞかし大きかろう、と思っていたてんちょですが、実際はやや広めの小川くらいかなぁ
流れもゆっくりだからあんまり綺麗じゃないし…
(近郊のオーセロワを流れるヨンヌ川の方が広いので、鉄道が出来る前のパリへの交通はそちらを利用してました、下流で合流します)

リューディ(区画)の多さはブルゴーニュ1番です
勉強したい方は頑張って



で、今日のワインですが、シャブリの頂点に僅か7か所しかないグランクリュの一つです
この7つのグランクリュは一塊の地続きで、今日のグルヌイユは真ん中に位置しています

因みにグルヌイユとはカエルの事です、この区画は斜面の下部にあり、川が近いのでカエルが見られることがあるようで、それに由来しています。
ブドウ畑にケロケロいるんですね〜
このグルヌイユの区画は9.38haありますが、そのおよそ8割をシャブリジェンヌが所有しています。

シャブリジェンヌはシャブリで最大の協同組合で、1923年設立、現在300程の農家が加入しています。

そのシャブリジェンヌが持っているブランドがシャトー・グルヌイユです
2003年からこの組合がシャトー・グルヌイユのワインを生産する権利を得ています。
(自社醸造をやめた経緯はイマイチ不明、後継者不在か、経済的な理由か…)

シャブリで唯一「シャトー」の名を持つ生産者(銘柄)で、7つのグランクリュの麓に1軒だけ立っているのがこのシャトーです。
グランクリュの丘にはほかには一つも建造物はありません

こんな風です ↓

グルヌイユ.png
googleさん、便利

赤い線で囲った部分がグランクリュ
黄色い丸がシャトー・グルヌイユです

そのすぐ上部の塊になった7.2haがシャトー・グルヌイユの地所です
あまり古い歴史が分かりませんね…残念

このワインに限らず、どこのドメーヌでもシャブリ・グランクリュはそれは大切に醸造・熟成されています
手摘みで選別された最高のブドウだけを使用、ほとんどの生産者で一部でも樽発酵を導入しています。
熟成にも樽を使用し、力強いミネラルと酸が樽のもたらす風味と調和して、重厚でコクのある味へと変化していきます

てんちょ、2019は飲んでいませんが以前に飲んだシャトー・グルヌイユは、やっぱりかなり濃い黄色でコテコテ・リッチでした
重いし強いし、軽い食事じゃダメですよ。
いいブドウじゃないと、ああはならないんでしょうね
余韻がとても長くて、いい香りでした。

本当は10年は置いてから飲むべきだと思います
中々待てませんけど。

お値段は流石の諭吉さん越え、まぁそんなもんです。
シャブリも高くて、1級でも諭吉さんに近づいてますので、もういっそグランクリュ買っておこうかな、と

買い手がつかなくて自然に熟成される、って言うのもアリかもね〜




















posted by cave MITSUKURA at 18:24| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする