予報通りの雨ですが大雨ではない名古屋です
ニュース欄にも記載しましたが、
6月26日月曜は臨時休業致します
設備工事でどうしても営業できません。
どうかご注意ください。
せっかく来てくれたのに、やってなーいと言う事がありませんように祈ってます
今日はこのフルボディの赤を紹介します
気温が低めの日なら美味しく飲めそう。
(と言っても、フルボディ好きな人は夏でも和食でも真っ黒万歳かなぁ)
アテカ アッテカ オールドヴァイン ガルナッチャ2020
今日のワインはスペイン、カラタユド産です
この産地知ってる方少ないだろーなー
アテカ、というワイナリーがアッテカというワインを作っていますので、ややこしい?
ワイナリーはスペイン各地に蔵を持つ、ヒルファミリーグループの一員です
ミツクラの店頭でも人気のアタラヤを作ってるのもヒルファミリーです。
2000年以降に大成長した新しいワイナリーグループですが、規模もワインの質も年々伸びています
…余談ですが、ヒルファミリーはスペインの企業です。
なので社名もスペイン語で、GIL FAMILYと書きます(ファミリーは英語だけどさ)
ジル、って書いて「ヒル」と読みます。
因みにジョージ=gorge は「ホルヘ」です。
まずは産地。
カラタユド、って少し言いにくいかも
カラタユドはアラゴン州の南部にある街です。
アラゴン州の州都はサラゴサ。
前に、カリニェナという産地でも紹介しましたが、その東隣がカラタユドです ↓
世界遺産のクエンカも近いと言えば近い。
(↑ いや、どこが)近くないねぇ
カラタユドはカリニェナと並んでアラゴン州の主要なワイン産地で、古木のガルナッチャが多くある事でも知られています
余り肥沃な土地ではなく、夏は大変乾燥するのでブドウ栽培には向いています。
アテカの畑は標高700〜1000メートルにもなる高地にあります
(ワイナリーの名前は地名です、ハロン川沿いの村)
ラベルにも書かれているような樹齢の高いガルナッチャが植えられていますが…
写真ないなぁー
流石の近代的なワリナリーですが、お見せ出来なくて残念
ワインは収穫後ステンレスタンク発酵の後、フレンチオークで12ヶ月ほど熟成されます。
コート・デュ・ローヌ南部のグルナッシュとは違って、黒紫の外観にスパイシーな香りのフルボディです
アルコール度数も15%なので、かなりどっしり、飲みごたえがあります
しかし、ワインは洗練されていますよ
いいブドウを厳選したであろう事が容易に感じられるくらい、良いバランスです。
お値段は普通かな、野口君3人と少し。
内容を考えればこんなもんでしょう
お買い得ですよ。
最後に品種の話。
アテカではありませんが、DOカラタユドの公式HPからガルナッチャの写真を拝借 ↓
このガルナッチャという品種は、今ではフランス読みのグルナッシュの方が有名になってるくらいですが、元はスペイン原産です
今日のアラゴンが原産地とされています。
ピレネーを越えて南仏に伝わり、そこから広まりました。
フランス以外でもイタリアやブルガリア等ヨーロッパで広く栽培されています
個人的にグルナッシュが好きなわたくし
流石にこのアッテカはフルボディ過ぎますが、グルナッシュのジューシーでふくよかな所がいいなと思うのです。
おまけ
*タイトルのティントレラ(英語だとタンテュリエ teinturier)と言うのは黒ブドウで中身まで色がついてる品種の事です。
普通の黒ブドウは、巨峰やピノノワールの様に皮が黒紫色でも中身は黄緑で果汁は白になります。
しかし、ティントレラ品種は果肉まで紫色をしていますので、果汁が赤紫色です。
従って非常に黒く濃厚なワインになるのです。
ヴィニフェラではティントレラ品種は少ないのです。
カラタユドはカリニェナと並んでアラゴン州の主要なワイン産地で、古木のガルナッチャが多くある事でも知られています
余り肥沃な土地ではなく、夏は大変乾燥するのでブドウ栽培には向いています。
アテカの畑は標高700〜1000メートルにもなる高地にあります
(ワイナリーの名前は地名です、ハロン川沿いの村)
ラベルにも書かれているような樹齢の高いガルナッチャが植えられていますが…
写真ないなぁー
流石の近代的なワリナリーですが、お見せ出来なくて残念
ワインは収穫後ステンレスタンク発酵の後、フレンチオークで12ヶ月ほど熟成されます。
コート・デュ・ローヌ南部のグルナッシュとは違って、黒紫の外観にスパイシーな香りのフルボディです
アルコール度数も15%なので、かなりどっしり、飲みごたえがあります
しかし、ワインは洗練されていますよ
いいブドウを厳選したであろう事が容易に感じられるくらい、良いバランスです。
お値段は普通かな、野口君3人と少し。
内容を考えればこんなもんでしょう
お買い得ですよ。
最後に品種の話。
アテカではありませんが、DOカラタユドの公式HPからガルナッチャの写真を拝借 ↓
このガルナッチャという品種は、今ではフランス読みのグルナッシュの方が有名になってるくらいですが、元はスペイン原産です
今日のアラゴンが原産地とされています。
ピレネーを越えて南仏に伝わり、そこから広まりました。
フランス以外でもイタリアやブルガリア等ヨーロッパで広く栽培されています
個人的にグルナッシュが好きなわたくし
流石にこのアッテカはフルボディ過ぎますが、グルナッシュのジューシーでふくよかな所がいいなと思うのです。
おまけ
*タイトルのティントレラ(英語だとタンテュリエ teinturier)と言うのは黒ブドウで中身まで色がついてる品種の事です。
普通の黒ブドウは、巨峰やピノノワールの様に皮が黒紫色でも中身は黄緑で果汁は白になります。
しかし、ティントレラ品種は果肉まで紫色をしていますので、果汁が赤紫色です。
従って非常に黒く濃厚なワインになるのです。
ヴィニフェラではティントレラ品種は少ないのです。