2023年06月19日

異国の種


*来週の26日月曜日はお休みですのでご注意ください
(もう何回か書くつもり)


あづー、一気に夏ですね
名古屋は32度の発表ですが、街中はもっとあるでしょう
その反動で店内が寒い〜

円安が止まらず、トホホです
せめてあと2円か3円(ホントは15円くらい戻してほしい)。
自国通貨の購買力が低いってダメダメですよね



6月から8月の夏の間は静かにしてるつもりです
なので、そんなにドサドサ新入荷はありません。

今日は適当な話題です。

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山崎12年 ギフトBOX

久しぶりに山崎を分けてもらえました
ラベルがリニューアルされましたね〜
NVも同様ですが店頭にはもうありません。

この12年もお値打ちとは言えませんので、あんましおすすめしませんが
きっとインバウンドの方が買っていくでしょう。




今日は個人的に飲みたいワインを紹介します
店頭にはありませんので、悪しからず。

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テヌータ・ディ・トリノーロ カンポ・ディ・マニャコスタ2017

既に2020まで、輸入元でも完売していています。

このワインをご存知の方は多そう、ワイナリーは超有名ですし
今日のワインはイタリア、トスカーナの赤ワインです。
ですがカベルネフラン100%

テヌータ・ディ・トリノーロは1990年代の初めに、アンドレア・フランケッティ氏が始めたワイナリーです。
彼はニューヨーク生まれ、ローマ在住の御貴族様でしたが、都会の暮らしが嫌で家族と離れて一人でトスカーナの僻地、サルテアーノに移住してブドウ栽培を始めた、というびっくりの経歴。

ホントに周辺は何にもない ↓

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HPより、綺麗な眺め

その後も、シチリアのパッソピシャーロを立ち上げ、トスカーナのもう一つのブランド、サンカバでピノノワールを作る等、新しい挑戦で注目されていました。
しかし、2021年の暮れに鬼籍に入ってしまいました。
非常に残念です。


彼はボルドー、サンテミリオンのシャトー・シュヴァル・ブランのファンだそうで、トスカーナでトリノーロを作る時にも、サンジョベーゼには目もくれないでボルドー品種、特にカベルネフランを主要品種に据える等、最初から理想のワインがしっかりとイメージ出来ていたんでしょう

最初は相手にもされなかったそうですが、次第にその良さを認められ、オーゾンヌのヴォ―ティエさんやヴァランドローのテュヌヴァンさんとも親交を深めたそうです。

今日の、カンポは2014年から作り始めた単一区画のワインです

樹齢が上がると、所有区画の中でも個性の違いがはっきり表れるようになったカベルネフラン、それをブレンドする事なく個別の3つのワインとして販売する事にしたのが今日のワインです。
3つの区画は、

マニャコスタ
テナリア
カマージ


です

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輸入元HPより

てんちょ、何故か、マニャコスタの2017を1本だけ持ってて、しかも、どのカンポも一度も飲んだ事ないんですよね
もう飲んでもいいかしらん。
カベルネフランはロワールのが好きですが、シュヴァル・ブランを否定する気は毛頭ありませんし、
トスカーナとなると是非一度は飲んでみなければ


と、輸入元に、カマージの20年があったので買ってみた

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水曜には入荷します。

うわお、でも諭吉越えかぁ…(ほぼ2人)
17年は確か7000円くらいだったと思う

品種と土壌の相性はいいんでしょうね
でなければ、トリノーロがここまで成功したとは思えません。


お料理、何がいいでしょう。
シンプルにピチ・ポモドーロとか?
羊かなぁ












posted by cave MITSUKURA at 18:39| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする