2023年08月31日

アルファベット書いてますか


今日で8月もお終い
今年もあと4ヶ月、しかない


今は晴れてますが、帰り道ではスーパーブルームーン見られるかなぁ
(曇りの予報です)



今日は大した内容じゃありません

皆様、ウィスキーって知ってますよね?
知らないって人はいないでしょうけど

大雑把に言えば、麦やトウモロコシから作られた蒸留酒で樽熟成してる物、がウィスキーです

スコッチ
アイリッシュ
バーボン
カナディアン
ジャパニーズ


等、産地によって呼び名と規定がある(ないのもある)訳ですが。


では、皆様。
ウィスキーってアルファベットで書いてみて下さい

Whisky でしょうか?

はたまた、

Whiskey ですか?

これ、どっちも正しいのです


てんちょ、これだけウィスキー飲んでおきながら(しかも業界人なのに)知りませんでした。
↑ ダメじゃん

恥ずかしー

先日、とあるバーで、教えてもらいました
知識豊富なマスター、全然偉ぶった所のない方で尊敬してます。

Whiskyはスコットランド(イギリス)の綴りで、Whiskeyはアイルランドの綴りなんだそうです

一例(画像は日本語公式HPより拝借) ↓

ウィスキー btl-product-tgl12.png
スコッチ

ウィスキー original-bottle.jpg
アイリッシュ

従いまして、アメリカやカナダでは、イギリス系の移民の蒸留所はWhiskyとなり、アイルランド系の所ではWhiskeyとなる訳で。
新大陸にはどっちもあります。

日本ではWhiskyで、イギリス式です。
マッサン(ニッカウィスターの創業者の竹鶴政孝、朝ドラになりましたね)がイギリスで勉強してるからですって

愛好家には「知ってて当然」でしょうか。


いやー、知らない事ってまだ一杯あるんだよなぁ
私的には、今回の無知はちと恥ずかしい気がしました

でもね、何事も一番ダメなのは知ったかぶりする事だと思ってます













posted by cave MITSUKURA at 13:18| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年08月29日

絶滅危惧種はワインにもある


週末は9月になると言うのに、
いつまでも暑すぎる

もー、ビール飲んでも飲んでも、全部汗になっておる


ワインは依然として高いし

ブルゴーニュルージュが1万円って、信じられない高さだし
ボルドーのジスクールのロゼが美味しかったのでまた買おうと思ったら、7000円って、うそでしょ
(前は2500円くらいだった)
更に10月からまたもや値上げです




今日は飲んでないけど、ちょっと変化球なブルゴーニュワインを紹介します

エドモン・シャルモー サシー.jpg

エドモン・シャルモー コトー・ブルギニョン サシー2022

この白ワイン、何だかわかる方いますかね??

今日のワインはブルゴーニュの北端、グランオーセロワの白です(辛口)

オーセロワはシャブリの隣、と言えば分かりやすいかと思います

こんな位置関係です ↓

グランオーセロワ地区.png
矢印のシトリーという町に今日の生産者のエドモン・シャルモーがあります


グランオーセロワはシャブリ以外のヨンヌ県のワイン産地を包括する地名です。

ブルゴーニュ・コートドーセールという広域のAOC(赤白ロゼ)が比較的著名かな。
赤だけのイランシーというAOCもあります。
ソーヴィニヨンブランだけで作る白のサン・ブリもこの地区です。

グランオーセロワ地区はコートドールのワインが余りに高騰してしまった事で、まだお手頃な価格のワインが残る地域として、今とても注目されています
北にある事で、気候も涼しく、繊細なワインが温暖化の進む最近では喜ばれるスタイルになってます

グランオーセロワ地区には馴染みのないAOCもちょろちょろありまして ↓

ブルゴーニュ・コートドーセール(既出)
ブルゴーニュ・クーランジュ・ラ・ヴィヌーズ(未知の名前だわ)
ブルゴーニュ・シトリー(シトリーという町の周辺)
ブルゴーニュ・コート・サンジャック
ブルゴーニュ・エピヌイユ(赤とロゼのみ)
ブルゴーニュ・トネール(白のみ)

コートドーセール以外はほぼ見ません
昔エピヌイユのワインを飲食店時代に売ってたなー(遠い目)

ところで、今日のワインは、コトー・ブルギニョン(bourguignons=カタカナ表記が微妙)ですが、
一般的にこのAOCでは白ワインは、
シャルドネ
アリゴテ
ムロン
ピノグリ
ピノブラン

で作る事になっています。

ですが、今日のワインはサシ―100%なんです

このブドウ、ご存知の方はいますか?

サシ―という品種はイタリア原産のブドウで、中世の修道院によってこの地に植えられ広まりました
13世紀の記録が残っているそうですが、サシ―という地名が品種の名前の由来になっています。
(トリサリエという別名もあります)

ですが、大半はシャルドネに取って代わられてしまい、現在絶滅寸前の品種なのです

このブドウを絶やさないように、エドモン・シャルモーでは栽培を続けているという訳です
今日のワインの様にサシー100%のワインはごく僅かしかなく、とても珍しいんです。

ラベルに CUVEE OUBLIE の表記アリ
忘れられた品種って事かなぁ


実は、コトー・ブルギュイニョンというAOCには前身がありまして、元はグランオルディネールと言っていました。
そっちの方が馴染みのある方もいるのでは

そのグランオルディネールは絶滅しそうな品種を認定する事で、栽培を存続させようという思惑もあって制定されたのです
そこにはちゃんとサシーの名前も入っています(Mesures transitoires=経過措置として、になってますけど)

「Bourgogne Grand Ordinaire の特徴は絶滅が心配される品種を使っていて、その存続を保障したことである」
ブルゴーニュワイン委員会より抜粋

へー、知りませんでした

お、政令にはプリムールもあるって書いてある
政令長くて難しいのでじっくり読めません(そもそもフランス語だし)


さて、肝心のワインですが。
まだ飲んでいないので分かりません
(すんません)

資料やHPに拠れば、柑橘のフレッシュな酸味とスパイスの香りがあるらしい。
発酵も熟成もタンクで樽は使っていません
牡蠣や山羊のチーズに合わせるのがオススメだそうです
なるほどね

ブドウの写真もないし、名前だけでは何とも分かりませんが

お値段は普通です(野口君3人とチャリン)
店頭にはとりあえず飲んでみたくて1本だけあるんですが、取り寄せますので興味のある方はお申し付けください

ブラインド会に持っていくと顰蹙を買う事請け合い
分かってたまるか


てんちょも飲んでみよ















posted by cave MITSUKURA at 17:50| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年08月27日

フェラーリ飲んでフェラーリを応援する?


名古屋の中心部は2週続けてお祭りです
まだ暑いのに…


今日の未明の世界陸上をライブで見てた方、いますか?

リレーが残念だったようですが、未だ見られていない、わたくし

5000メートルの田中さんも淡々とした表情で記録を出してますねー、まだ20代前半ですし、今後にも期待されるだろうなー

やり投げの金メタルもすごい快挙ですね
また、あの北口さんがとても好感の持てる人柄で、可愛いわ(完全におばさん視線)




お知らせです

9月24日(日)に鈴鹿サーキットでF1決勝が開催されるのに合わせて、現在表彰台でのスプマンテファイトに使用されるフェラーリの特別なパーティがあります

フェラーリナイト.jpg

フェラーリナイト
9月21日(木)18:30開場 19:00スタート
18000円税サ込
ビュッフェ
フェラーリ飲み放題


フェラーリ社(ワインの方ね)の社長、マッテオ・ブルーノ・ルネッリさんも来日参加します

12リットルのフェラーリが飲めます
トップキュヴェのジュリオ・フェラーリのみ、お一人1杯で2杯目からは有料になるそうです。
詳しくは上記のリーフレットを参照ください。

おそらく2時間程度かと思われます

参加希望の方はQRコードからお申し込みください。
って、小さすぎー

参照できるサイトがない
集客したいなら、そういうとこ、ちゃんとやって欲しいなぁ
日欧商事さんに問い合わせするしかないのかな。


カーヴミツクラはご紹介をするだけで、責任は負いませんのでご了承ください。
内容につきましてはご参加者各自にてご確認をお願いします。

F1の情報はこちら(鈴鹿サーキット公式HP) ↓
https://www.suzukacircuit.jp/f1/

…新しいドライバーが全然分かりません
地上波放送もないので、触れる機会がない

大昔、アーバインがs字を外からパスしていったのにはびっくりしました(記憶が古すぎ)
そして、どちらかと言えば2輪のレースの方が好き







posted by cave MITSUKURA at 14:23| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年08月21日

知る人ぞ知るフルボディかな


もう8月も下旬ですが、暑さは変わらず

ハワイやカナダの山火事も大災害になってますね…
大規模でなくてもスペインやカリフォルニアでも山火事が定番になっていて、わが生涯にはもはや氷河期は無縁だ



今日は新しいワインを、自分の勉強も兼ねて紹介します

クレッシェアcresceri-claret-750ml-web-1591679181581.png

クレッシェア エステート レイノソ・ヴィンヤード カベルネソーヴィニョン2017

このワインを飲んだ事があるという方、一人でもいらっしゃいますかね??

てんちょ、初めて扱いました。
もちろん飲んだ事ありません


今日のワインはカリフォルニア、ソノマの赤ワインです

ワイナリーの設立は2016年、とても新しい蔵です
ですが、オーナ夫妻のブドウ栽培歴は1994年から始まっています。

こんな方 ↓

クレッシェア Barn-Open.jpg
HPより、以下同様

オーナーのジョー・レイノソ氏は、シカゴの株のトレーダーとして成功した方で、故郷のカリフォルニアへ戻り、ソノマに200haの畑を購入したのがスタートです
(一族はメキシコ移民だそうです)
こういうトロフィーワイナリーってカリフォルニアには結構あります。

ただ、レイノソ氏の家族親類はセントラルコーストにおり、若い頃をそこで過ごした彼は農業の手間や苦労は良く分かっていたとのこと。
94年に購入した畑で栽培を始め、2000年からはソノマで有名なワイナリーにブドウを卸していました
こういう時には取引先の名前は決して挙がりませんが、気になりますねー

そして、2016年についに自社ワイナリーを設立、自分達のワインを作り始めたという訳です
最初から評判が良くて、規模が小さいのでいつでもあるという訳には行きませんが。

クレッシェアとは、音楽記号のクレッシェンド=段々大きく、の動詞なんだそうで、
春夏冬二升五合みたいな感じでしょうか
(あきない、ますますはんじょう)

敷地ではブドウ栽培だけでなく、リンゴや柑橘類も育てていて、野生のミツバチや七面鳥までいるそうです(野性の七面鳥ってコワイ)

ワイナリーはソノマのガイザーヴィルの北にあり、畑はアレキサンダーバレーのレイノソ・ヴィンヤード、ロシアンリバーバレーのリッチー・ヴィンヤード(ソーヴィニヨンブランが植わる珍しい区画)、その南のプラット・ヴィンヤード(シャルドネが有名なかつてのキスラーの隣)、の3つの畑があります。

クレッシェア LocationMap_37x60cm_Crescere_WEB.jpg

クレッシェア T7A5219.web_.jpg

今日の赤ワインは、醸造所(エステート)のあるレイノソ・ヴィンヤードのブドウで作られています。

2017年は、
Cabernet Sauvignon 84%
Merlot 12%
Petit Verdot 2%
Syrah 2%

となってます(年によってブレンドは変わります)

うーん、現地HPでも200ドルですね
日本で買ってもほぼ同じだわ。

手摘み収穫の後で選果、カベルネはコンクリート発酵槽、他はステンレスタンク発酵。
3日低温浸漬して発酵は15日、MLF後に新樽85%で33ヶ月熟成。
17年はアルコール度数14.6%(ですが18年は15.5%)

光学式のソーターを導入してるそうで、お金あるよね〜
資金的に余裕があるので、エントリーレンジのワインを作らなくてもいいって言うのは、消費者には利点なのか


それにしても濃そうですねー

年産202ケース(2424本)しかありません
他のシャルドネやピノノワールはもっと少ないです
限定品です。

カリフォルニアの高額ワインを作る、小規模なブティックワイナリーって沢山ありますが、知らない銘柄や飲んだ事ない銘柄がまだまだ一杯で、全然勉強も体験も追いつきません
このクレッシェアもそうしたワインの一つです。

そう言えばコルギンの蔵出しバックヴィンテージも来たけど、軽く6桁越えてますので、そうそう気軽にお試し出来ませんし

こういう、いかにもカリフォルニアっていうのはあってもいいかなと思います

濃くて、最初から最後までぎゅうぎゅうのフルボディ、甘くて変化は少ないけどいつでも満点の金太郎飴的ワイン
(飲んでないので、おそらく、ですが)

個人的には好みではありませんが、需要も多いですし、良いブドウじゃなければ絶対作れないですから。
お値段は諭吉3人でお釣りがくるくらい
流石の高級ワインです。

ステーキ屋さんなら完璧なマリアージュになるだろう
岩塩多めの羊でもえーなー

数本しかないですが、お試しください











posted by cave MITSUKURA at 15:29| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年08月18日

ハイボールはお好きですか


8月も後半ですが、一体いつまでこの暑さは続くのでしょう
早くも、来年も猛暑が続くとの報道を見て、げんなりしてます


そろそろ秋の業界試飲会の開催案内がちらほら来ていますが…

どぉして同日に複数あるのぉぉx

各社、良さげな日が同じなんでしょうけど。
身体は一つ、しかも空いてるとは限らないし
どうしようか悩む。



ところで、巷で噂の、サントリー 山崎ハイボール缶を飲んでみました

山崎ハイボール.jpg

まりもっこりは昔の北海道土産(懐かしい?)
660円かぁ、安くはないですが山崎は人気ですしね。

自分で作るよりもドライに仕上がってると思います
ネットではプレミアムが付いて1000円とかで売ってますねぇ

先に発売になった白州のハイボール缶もですが、結構な生産数があるのにプレミアム価格になってしまってると簡単に買えませんー
それでも欲しい人がいるからなー


てんちょはハイボールならCC(白ラベルで十分)が好きだな
個人的にはシングルモルトよりはブレンド派です

角も美味しいですが、角すらも品薄なんですよね






posted by cave MITSUKURA at 17:58| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年08月17日

王室ワイナリー


台風7号の被害がなくて幸運な名古屋ですが、未だ猛暑です
今年は辛いなぁ



今日はこのワインを紹介します

でもね、まだ飲んでおりませんし、以前に扱った事もないので、どんな味か全然分かりません
残り数本になってて気になったので買ってみました

何だか、野生の勘が美味しかろうと告げていたんですよ
だは

シャトー・ド・ケー.jpg

シャトー・ド・ケー カオール マルベック2016

フランスのシュッドウエスト(南西地方)の赤ワインです
マルベック100%

ボルドーの南(東)に広がるシュッドウエストですが、小さな産地が点在しています。
カオールはその中では知名度が高い産地です

シュッドウエスト map_sw-02.fw.png
フランスワイン事典より

赤い丸がカオールです(丸はてんちょが加筆)
ガロンヌ川の支流のロット川沿岸にあるのがカオールの町です。

カオールは赤ワインのみ、マルベックが80%以上でなければなりません
タナと並んで、黒ワインなどとも呼ばれ、フルボディで抽出の濃いワインが多いですが、最近はアルコール度数が上がりすぎて飲みつかれるので、エレガント路線に切り替える所も多そうです



シャトー・ド・ケーは、ここカオールで18世紀のシャトーを元にしたワイナリーです
1974年にデンマーク王室のマルグレーテ女王陛下とヘンリク王配殿下が購入し、デンマーク王家の所有となりました。
現在、お二人のご子息のフレデリック皇太子殿下が受け継いでます。

へー、ロイヤルワインだ

CAYXで「ケー」と読むんですね
由来が知りたい。

シャトー・ド・ケーdomaine-viticole.jpg
HPより、以下同様

シャトー・ド・ケーchateau-de-cayx-famille-royale-danemark.jpg

とてものどかで静かな田舎です

赤白ロゼと結構色んな種類のワインを生産していますね

所有する畑は全部で21ha、80%がマルベックです
あとの20%はメルローやタナです。
が、シャルドネの白も作ってますがこれは買いブドウなのか???
よーわからんな


ところで、マルベックって別名(シノニム)でAuxerrois=オーセロワって言いますけど、
オーセロワと言えばアルザス(ロレーヌ)のピノブランもそう呼びます
綴りも同じなんですよね。

マルベックの別名はCot=コットとも言います

知ってました?
てんちょ、オーセロワと言えばアルザスの白のイメージだわ
二つのオーセロワは全然別物で、そもそも黒ブドウと白ブドウだし

なぁんで、こんな似た名前になってるんでしょうねー




さて、今日のワインは2016年ですし、もう良い飲み頃なのではないでしょうか
フルボディじゃなさそうですので、個人的には惹かれす

樹齢35年の区画、ステンレスタンク発酵の後にMLF、新樽で熟成最低1年。
新樽なんですね
「シルキーですがスパイシーでもあり、凝縮したタンニンがチェリーと良い相性」だそうです。

お料理はがいいみたいです。
鴨肉のチェリーソース、ええね
4本足じゃないのね…

3000円とちょっと、3本しか残ってなかったです
誰か一緒に飲みませんか〜





posted by cave MITSUKURA at 18:45| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年08月14日

知識の側面補強


明日の台風7号接近は西へ逸れて、和歌山や三重が大雨になりそうです
名古屋は風はともかく、雨量はそこまででもなさそう。
それでも外出しない方がいいでしょうね。

台風が過ぎても気温が下がらなさそうですね…
せめて夜は20度くらいになって欲しいわー



最近、ワイン関連の書籍を読むことがありませんでしたが、お盆にはこれを読もうと思います

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ワインと戦争 ナチスのワイン略奪作戦
クリストフ・リュカン著 法政大学出版会

4年前の出版です。
このような本がある事を最近になって知りました

20年程前にはワインもチーズも盛んに出版物がありましたが、最近は本が不調な事もあり、ワイン関連の新刊はとても少ないです

この本は、ブルゴーニュ出身の著者が、第二次世界大戦中にナチスドイツが占領下のフランスでどのようにワインの調達・摘発を行っていたか、またそれに従ったフランス人のドメーヌや酒販業者の対応が克明に書かれています

このような本はこれまで、「ナチスに屈しなかった人々の美談」的な側面にスポットを当てて書かれることが多かったのですが、実際には大半の人が占領政策に従い、ドイツ軍の要求に応えるべく積極的に働いていた事実に焦点を当てています

巻頭には、ドイツ軍の物資である旨を明記したワインラベルや、ドイツ軍の許可の下で生産、販売されたことを示す資料が写真で載っています。
こうした写真はこれ以外では見た事がありません。

多くのフランス人にとって、占領下の生活は忘れたい出来事であり、協力者が戦後に激しく糾弾された事もあり、誰も話したがらない事になっています
実際には、金儲けの為、ドイツ軍の勝利を目の当たりにしての保身の為、その他の理由によって進んでドイツ軍に献身した人も沢山いたはずです。

著書は糾弾目的ではなく、事実を冷静に分析し、何があったかを明らかにする目的で書かれています
紛失、破棄、隠匿によって失われた資料を出来る限り発掘し、分析した作業は大変だったと察せられますが、文章は平易で分かりやすく、戦時下のフランスワイン業界を知るには興味深い1冊です。

ベルサイユ体制下で、ワイン国際会議なるものがあった事や、ファシズムと農村、等、興味深い記述も多い


因みにレジスタンス賞賛的な本はこちらがいいですよ ↓

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ワインと戦争 ヒトラーからワインを守った人々
ドン&ペティ・クラドストラップ著 飛鳥出版

怪しくも同じタイトルですが、この本は楽しく読めます
(このご夫妻の出版では「シャンパーニュ歴史物語」がとてもおすすめです。
これの内容を頭に入れていたら、結構なシャンパーニュ通になれますよ)

出版が20年程前なので新刊ではもう入手不可能かもしれませんが



興味ある方は読んでみてください








posted by cave MITSUKURA at 14:10| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年08月12日

デギュスタシオン訓練しませんか


今日も灼熱の名古屋です
体温より高い気温って…

高校球児は大丈夫なのか

こんなに晴れてるのに、後数日もしたら台風来るんですよね。
信じられない



お待たせしました

イベントページに今年のソムリエ・ワインエキスパート2次試験対策講座の案内を載せました

2023年2次試験対策カレンダー.png
開催日、内容等はイベントページをご覧ください

掲載は9月内のスケジュールですが、参加者がいてスケジュールの都合もつけば10月の1週目もアリ、かも。
講師に相談してみて下さい
てんちょは基本的に外野です(丸投げ)


今年の試験を受ける方、1次試験はCBTによるテストですので、既に合格した方もいらっしゃるでしょう
今月いっぱい受験可能だったかな、頑張ってください。

1次試験はとにかく暗記です
数が多くてとても大変ですが、後々使える知識にするためには、歴史や地理を基本に(ここ無しでは知識を活用できないと思う)、飲んだ経験を積み重ねるのが理想です

学生時代の世界史や世界地理を選択していない方、または苦手だった方には基礎知識から勉強しないといけない訳ですが、
大人になって勉強するのもいいんじゃないかなー

試験が終わると知識を維持・活用できなくて、忘れて行ってしまう方が大半です
中々、一般の方では難しいかもしれませんね。
正直、試験に合格しただけでは、レストランのワインリスト見て、どれがいいか理論的に理由付けが出来るようにはなりませんので。

あれだけ覚えても、所詮目次を覚えた程度の知識なんですよねぇ
分類がはっきりしたところで、今度は中身を入れていかないといけないのですよ。


そして、2次試験の利き酒ですが、これには明確にやり方があります
やみくもにやっちゃダメなのです。

カテゴリーにそれぞれ用語があり、分類があるので、それを整理して身につければ大丈夫です
それを勉強しに来てください。

詩人になる必要ないからね
ポエマー不要でっせ。

あとは時間の使い方に気を付ける事。
試験なので時間制限がありますし、練習では余裕があっても、当日舞い上がったりするかもしれませんし。


当日の事を言えば、てんちょの受験は遠い昔ですが、おそらく今も変わらないでしょう…

不安になって、ワインを何度も口に入れる方がいますが、やめた方がいい。
迷いが増すだけです
口に入れるのは2回までかな。
そして、特に品種の回答には、迷っても変更しない事をお勧めします。

それから、会場でギリギリまで教本を開いてる人もいますけど、そんなギリで身につくことはないでしょうね。
手持無沙汰なんでしょうけど、余計な混乱を回避するためにもやめた方がいいのでは。
事前準備が足りない人ほど、そうした傾向があるように思います

来年も受験可能な方が大半だと思いますので、楽天的に行きましょう

しかしやるからには合格したいですよね
なので勉強&対策です。

お申し込み来たれ〜












posted by cave MITSUKURA at 16:08| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年08月11日

青い香り


あづー
明日の気温は40度って、名古屋はおかしいぞ

今日から5連休や6連休の方が多いでしょうか
お出かけしてますかー??

15日辺りに台風7号が名古屋を直撃しそうですし、来週は荒れるかなぁ



今日はこのワインを紹介します

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ロッシュ・ヌーヴ ソミュール・シャンピニー2020

このワイン、名前だけでどこの産地で、ブドウ品種が何か分かった方、ワイン通ですね

今日のワインはフランス、ロワール地方の赤ワインです
河口から2番目の、アンジュー&ソミュール地区にあります。
ブドウはカベルネフラン100%

シノンのお隣。
ソミュールだけだと白もありますが、ソミュール・シャンピニーは赤のみ。
そういう決まりなんです。

ソミュールは前にギベルトーを紹介しましたね
ロッシュ・ヌーヴもかなり前にここに載せた事ありますよ(見つけられませんが

このドメーヌ、設立は1850年ですが、現在のオーナーさんは1991年にここを買ってます。
ボルドー出身のティエリー・ジェルマンさんが今のオーナーです(ラベル上部に名前が書いてあります)

取得当初は12haだった畑を28haまで拡大し、90年代の後半には全ての畑をビオディナミに切り替えています
クロ・ルジャールのフコー氏に師事し、最高のカベルネフランとシュナンブランを目標に研鑽を積む、誠実なドメーヌです。
(フコーさんが急逝した事もあり、クロ・ルジャールは現在は別のオーナーになってます)

ギベルトーと並んで、ロッシュ・ヌーヴも評価の高い生産者です

が、最近はここのワインもめちゃくちゃ高い

一番安い白でも6000円弱もするー
赤なんて7000円以上もしてますし

前はもう少しお手頃だったのに…


そんな中、今日のワインは買いやすいお値段です
3000円台です

このワインは、蔵で最もお値打ちなエントリーレンジのワインです。
複数の畑のカベルネフランをブレンドしていて、毎年ラベルの色が変わるんだそうです

ステンレスタンク発酵の後、樽で3〜4ヶ月熟成させたフルーティなミディアムボディです。
タンニンが優しく、軽すぎませんので品種の勉強にも良いです。
バランスが良くて、少し大人しい印象です、ワインだけよりも食事があった方がいいでしょう

そして、カベルネフラン独特の青いアロマもちゃんとあります

このアロマ、よくピーマンに例えられますね
シノンで良く使われる表現です。
合わせるならアスパラガスが定番なんですよ、知ってました?

もう、こういう価格の洗練されたカベルネフランって、少ないです
いいなと思うとどれも結構高い。

在庫がある内に是非飲んでみてくださいねー














posted by cave MITSUKURA at 16:39| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年08月08日

のんびりお店番


てんちょの携帯、復活いたしました
各方面にご協力いただきましてデータもある程度取り戻せました
ありがとうございました


お盆の名古屋は大雨ではなさそうですが、二つの台風のせいでイマイチなお天気みたいですね
この蒸し暑さを何とかしてほしい。



8月も食品関連の値上げが沢山ありますけど、ホントなんでも高いですねー
スーパーでも値段見て、買うのためらってしまいます…

ワインは10月に大きな値上げがあります
まぁたですか。
もう値上げの連絡も沢山ですが、内容の一覧も多すぎて見る気もしませんね
9月までに買っておいた方がいいかなぁ(既に高いワインも多いですけど、更に値上がりするってどうよ)

…今日は暇ですね、掃除が捗ってしまった



ワインの紹介しようかと思ったけど、今日はサボっちゃいます
さらばじゃ







posted by cave MITSUKURA at 16:32| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年08月06日

酸化防止剤無添加の本物


えー、私事ですが、個人携帯がいきなりリカバリーモードになってしまい、使えなくなりました
画面まっくら。ホームボタンも押せない。

他の端末があるので大抵の事は出来るのですが、LINEが使えません
ここをご覧になってくださる方で、てんちょに連絡つかないなー、という方がいらっしゃいましたら(ごく僅かでしょうが)、
上記の様な事情ですので、復旧までお待ちくださいませ。

Facebookのメッセンジャーか、お店あてにメールください。

…直るかなぁ、いくらかかるんだろう
バックアップが一ヶ月くらい前かな、仕方ないか。



台風6号(なんちゅー進路X字バック&直角北上)のせいか、名古屋市内は風がありますね。
暑いですけど

暑いさのせいか、コスプレしてる人、思ったより少ない?
(名古屋は昨日今日で「世界コスプレサミット」が開催中です)
ところで、てんちょはコスプレを見ても元ネタが全く分からないです
2次元に興味ないからなー


今週末からはお盆休みになる方が多そうですね。
カーヴミツクラは無休です、毎日営業しています



さて、今日はこのワインを紹介します

ルネ・ブーヴィエ フィサン.jpg

ルネ・ブーヴィエ フィサン クレ・ド・シェーヌ サンスフル2020


先月、訪問しましたジュヴレイ・シャンベルタンのルネ・ブーヴィエです
元はマルサネですが、今のドメーヌはジュヴレイの国道東にあります。


サンスフルが入荷していたので買ってみました。
赤いラベルが目立ちますね。

因みに、サン・スフル=SANS SOUFREとは酸化防止剤無添加の事です。
sansは英語のwithout(〜なしで)、soufreはsurfur(二酸化硫黄)です

訪問記はこちら ↓
https://cave-mitsukura.seesaa.net/article/500074570.html

ルネ・ブーヴィエは1910年創業です。
今のご当主のベルナールさんの祖父、アンリ・ブーヴィエさんが始めた蔵です
ルネはその息子、ベルナールさんのお父さんの名前です。
ベルナールさんは1992年に父親からドメーヌを引き継ぎました。

それから30年余り、彼は父親と同じく所有畑を増やし、1級、特級などのハイレベルのワインも生産するようになります。
2006年には私が訪問した郊外の大きな醸造所を新設、2009年からは全ての畑をサステナブルに変更しています
成長を続けながらも、畑仕事第一の姿勢は出来るワインにも反映されています。
大規模ですが、手を抜かない誠実なドメーヌです

こんな醸造所です ↓

ルネ・ブーヴィエ 3eme-2006.jpg
HPより、以下同様

2013年からはラベルにもビオの旨を記載できますが、ご本人は我々に面と向かって
「ビオの認証は取ってない、やってる事は全てがそうだけど」
って言ってました

最近は、今日みたいなサンスフル(酸化防止剤無添加)のワインを色々作っているそうで、今後はもっと増やしたいそうです

受付にもカラフルなラベルのボトルが並んでました ↓

ルネ・ブーヴィエ sanssoufre.jpeg
赤いラベルは今日のワインです(vintage違い)

あと、これ以外にレジョナルのアリゴテもあって、それは黄色いラベルです
4本並ぶとなんだかラスタカラーだわ


余談になりますが、その黄色いラベルのアリゴテ、訪問時には2022年を樽から試飲させてもらいました。

スーティラージュ(澱引き)をしていない、との事で、やや濁り気味の外観。
後、数週間したら瓶詰めする予定だと言う事でした。

外観はいかにもビオですが、酸味が綺麗でとてもバランスのいい辛口でした
濁りは関係なかったです

アロマがやや大人しいかな、とは思うものの、清涼感のあるグレープフルーツの香り。
美味しい。
冷やせば完璧

このワイン、イギリスのワイン雑誌デカンターのアリゴテ特集で4位になったそうです

ですが、その記事見つけられません。
3年分は見たんだけどなー
ワインスペクテーターにもなさそう… 気になる〜

一緒の時に、酸化防止剤添加アリのアリゴテも飲ませてもらいました
そちらの方が酸味がよりはっきりしてますね、アリゴテらしいかも。
フィルターをかけてるのでかなり透明な見た目、シャープな印象です。

ですが、最初の方が個人的には好きですね
ワイン全体のボリュームが大きいと思います


で、同じサンスフルの21年が既に出荷済との事で入荷を楽しみにしてるんですが、どうやら販売は来年になりそうとの事
そしてお値段が結構高そう…

ルネ・ブーヴィエは評価も高くて人気があるので、毎年値上がりしています。
いい事なんだろうけど、嬉しくない

で、今日のフィサンですが、畑は村名の区画です。
フィサンは全体でも100haちょっとしかない小さな村なんですが、小区画が多くて結構ややこしいかも

クレ・ド・シェーヌは村の北端、クシェイとの境にある比較的大きめの区画です ↓

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「冬のワイン」と言われ、熟成が必要なフィサンの中では、温かみがありしなやかですが、やはりしっかりしたタンニンがあります
ジュヴレイと間違える人がいそうです

これねー、酸化防止剤無添加とか、全く考えなくて十分美味しいのです
まだちょっと若いですが。

しかし、お値段が… 諭吉に迫るものがある
最近そんなんばっかりですねー






posted by cave MITSUKURA at 16:52| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年08月04日

ラベル変更、大人の事情?


毎回、暑いって書いてますけど、本当に今年の暑さは尋常じゃない
何もしなくてもバテてしまう、昼間は外出しない方がいいですよね。

来週は台風の接近で雨になるようですが、どうか災害になりませんように



こう暑いとお酒の消費も鈍るそうなんですが、店頭には新しくなった夏の定番が来てます

グリューバー グリューナ・フェルトリナー ヴァインフィアテルDAC2022

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このユーモラスなラベル、見覚えありませんか?
以前はこんなラベルでした ↓

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グリューバーは、オーストリアのヴァインフィアテルのドメーヌです
ここでも何回か紹介してます(詳しい紹介は過去のブログにあります) ↓

https://cave-mitsukura.seesaa.net/article/465651571.html
フランツさん、また来てくれないかなー

https://cave-mitsukura.seesaa.net/article/481397107.html


この黄緑色のスクリューキャプのグリューナ・フェルトリナー、とても爽やかで美味しいのですが、
今回最初の写真の様に、水色のスクリューキャプに変わりました。

何故かというと、ドメーヌが言うには、以前のグリューナ・フェルトリナーはドメスティック専用にして、輸出にはヴァインフィアテルDACを名乗るワインを回したい、そうなんです

なんで??
そーゆーもんでしょうか…

でもね、中身はおんなじなんですよ

そして、少し値上がりしたー
前は2000円でお釣りが来たのに、今回からは後少しチャリンと必要になりました。
でも、まだ買えない様な高値じゃない

西ヨーロッパは来週から急に気温が下がるらしいですが、大丈夫かな。
ヴェレゾン上手くいって欲しいなー

中欧の気温は詳しく分かりませんが、今年も美味しいホイリゲを期待しております

このグリューナ・フェルトリナー、良ーく冷やして飲めば、爽快ですよ
おすすめです〜










posted by cave MITSUKURA at 17:04| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年08月01日

冷えた泡がいいね


今日から8月

しかし、こう暑いとバテますねぇ
死者が出るほどの暑さが続くって、怖い。
降って欲しいです


先日、長年の知人が商売の側で養蜂もやってるんですが、いきなり巣密を1枚持ってくてくれまして…
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こ、こんなに
丸ごと一枚

もらっていいの?
ハニコムって10センチ四方で3000円とか(もっと?)、高価だよね。

蜜がパンパンに詰まっていて、すごーく贅沢

人生初、解体してみた。
途中、溢れる蜂蜜が輝いていてすごくキレイなんですが、写真撮ってる余裕なかったです
蜜蝋が特に厄介だと教わったので、なるべくこぼさず、ギリギリの所をすばやく切り離してみた

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…やっぱり、容器の中で多少は流れるなぁ

貴重な物を沢山ありがとうございます
帰国報告ワイン会でいただきましょう




今日は新しい泡を紹介します
当たりの美味しいのですよ。

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シャトー・オー・カントループ
クレマン・ド・ボルドーNV


フランス、ボルドーのクレマンです
クレマンは瓶内二次発酵で作られたスパークリングワインに与えられる呼称で、産地名を一緒に名乗ります。

現在、フランス国内で認められたクレマンは8か所
全部言えますか??
書きませんけど。
ディが一番マイナーかな、クレレットの方が知られてますよね


クレマンの産地としてはそんなに主要とは言えないボルドー(スティルワインの方が圧倒的に有名ですし)、これまでも傑出した品質のスパークリングは少なかったです。
ですが、今日の泡はすごく良いですよ

生産者のシャトー・オー・カントループブライにあります ↓

シャトー・オー・カントループ.png

ブライはジロンド川の河口近く、メドックの対岸です。
ブドウ栽培の歴史は長くあるようですが、元詰めのシャトーになったのは1972年からです

こじんまりしたシャトー ↓

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HPより、醸造所は別に立派なのがあります

シャトーは小さめですが、所有畑は51haにもなります
結構な規模です、家族経営なのにすごい。

ここでは、赤、白、ロゼ、クレマンを生産しています。
メルロー主体の赤も柔らかくてジューシーで美味しいですよ

今日のクレマンは、年産僅か7000本の希少品です
セミヨン85%、ソーヴィニヨンブラン15%

白ブドウだけで作られているのはよくわかる、透明感の高い外観です。
薄ーい黄色ですが、なんとなく緑っぽさが見えるような白色にも見えて、清涼感があります

瓶熟12ヶ月、細かな泡が長く続きます。
繊細な香りが複雑でもあり、いいですね
適度にフルーティで、キレイな酸がありますが印象は柔らかいです。

コクがあるほどの重さはありませんが、細やかでクリーミー、今の季節には最高です

白ブドウの成功例です

良ーく冷やしても香りや泡は変わりませんので、スッキリ、そして優しく飲めます
白いラベルのイメージ通りでしょうか、おすすめします〜
久しぶりの当たりスパークリングです

お試しください


ところで、余りに暑いとビールでさえ売り上げが落ちるそうで、ワインも同じかと
それに、この暑さでワインを持ち歩くのお勧めいたしません。

冬の寒さも嫌なんですけど、この暑さは流石にダメでしょ
これからどうしよう…









posted by cave MITSUKURA at 15:57| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする