気温が高いようですが、風が強い

これも春の陽気なんでしょうか

業界向けのセミナーや試飲会が増えてきました

しかし、同日に開催されていると行けるものと行けないものが出てきたり…残念です

先日の試飲会で、前から扱っているワインの新しいヴィンテージを飲んだので紹介します

早速仕入しましたよ。

ヒル・ファミリー オノロ・ベラ ロサド2022

欠品していましたが2022年の新ヴィンテージが入荷しました。
女性の横顔なの、分かりますか?
これの赤もあって、ラベルが黒いのですが、そちらは結構迫力あるんです

さらに白もあります、同じラベルデザインですが、赤はカラタユド産で、白はルエダ産と産地が異なっています。
不思議。
このワインは、スペインのロゼワインです、辛口。
テンプラニーリョとシラーが50%ずつ。
産地はフミージャです

ヒル・ファミリーのワインはいくつも紹介していますが、覚えてる方いますかね??
元々フミージャのワイナリーで今4代目ですが、2000年以降に大発展を遂げていまして、どんどん各地にワイナリーを増やして拡大しています

リアス・バイシャスやプリオラートでもワイン作ってますねー

どのワインもコスパが良くて品質の高いワインなので、売れるのも納得です

フミージャはここです、ムルシア州 ↓

フミーリャとも言われます

HPより
乾燥してそうな土地ですね。
フランスやイタリアとも全然違います。
ワイナリーの詳しい情報がありませんが、毎年とても美味しいロゼを作っています

テンプラニーリョとシラーはブラッシュとセニエの両方の果汁で作られています

つまり、
ゆっくり圧搾することで果皮から色素が移った薄い色のロゼ【ブラッシュ】
と、
赤ワインを作るように果皮を漬け込んだ果汁で、程よく色が付いたところで果皮を引く(あるいは果汁を抜く)【セニエ】
の、
二つの方法で作られたロゼをブレンドしています。
手間をかけてますね〜
しかも、果汁が酸化しないように果汁を完全に空気から遮断した状態で発酵を始めるそうです。
タンク内に窒素を充てんする方法を使っています。
こうすることで、ブドウの持つ香りを失わず、フルーティなアロマがどっさり残ったワインになるんだそうです

実際、このロゼワインは非常にいい香りがします

花や果実が混ざったような香り、バラとサクランボですよ

香りは多少の甘さを連想させますが、味はしっかりした辛口です

生き生きした酸があって、これからの季節には冷やして飲めば絶対美味しいこと間違いなし

しかも価格も控えめ、野口君2人で余裕でOKなのも嬉しい

気軽に飲んでみてください
