2024年09月07日
銘醸地の実力者 コスパ優秀
朝晩の気温は多少下がったものの、未だ蒸し暑い名古屋
湿度がイカンね
今年は特に暑い
今日はこのワインを紹介します
アンリ・グートルブ
ブリュット・トラディションNV
キュヴェ・プレステージュ1erクリュNV
グランクリュ ロゼNV
シャンパーニュです
値上がり激しいシャンパーニュ、NVでも1万円くらいしちゃう最近の相場
その点、アンリ・グートルブは高品質で比較的お手頃なのです
今や貴重な存在です
アンリ・グートルブはグランクリュ・アイにあるレコルタンです
エペルネの対岸にあるアイには多くの有名なシャンパーニュメゾンがあります。
ボランジェ
アヤラ
ドゥーツ
ゴッセ
アンリ・ジロー
などなど。
アイの集落は小さなものですが、歴史的にも優良なブドウを産出してきた銘醸畑が多いのです
発泡ワインが作られるまで、かつては赤ワインが有名でした。
2019年の資料では、ネゴシアン(メゾン)11軒、レコルタン30軒、協同組合2軒、メゾンだけで年間600万本ものシャンパーニュを生産しています。
全体のブドウは88%がピノノワール、シャルドネが9%、ムニエ3%でほとんどがピノノワールです。
アンリ・グートルブはドゥーツのお向かいにあります。
GoogleMAPより
創業は1940年代の終わりごろ(なぜはっきりしてないんだろう)、元々アンリの父がペリエ・ジュエの栽培管理人をしていた事から、苗木栽培を始めており、息子のアンリがそれを継承していました。
アンリの代でもブドウ栽培を続け、家族経営でのシャンパーニュの生産を始めたという成り立ちです
アンリの息子のルネ、さらに孫のエティエンヌと引き継がれ、現在に至っています。
所有する畑は25ha(その内アイに6ha)、中々の規模のレコルタンです。
HPより、以下同様
コトー・シャンプノワも含めて12種類ものワインを作っています
全部日本に輸入がある訳じゃないですが、飲んでみたい。
独立栽培家組合にも加入していて、スペシャル・クラブのボトルもあります ↓
ミツクラには3種類のアンリ・グートルブがあります
一番の基本になるのがトラディションです。
ピノノワール70%、シャルドネ25%、ムニエ5%
瓶熟は最低3年。
香りがよくふくよかな辛口です、すごく美味しいですよ
コスパも非常にいいです
津田さん一人と北里君一人でおつり出ます
個人的にも大好きです
キュヴェ・プレステージュ1erクリュは名前の通り、グランクリュと1級のブドウを使用しています。
セパージュはトラディションと同じですが、より長く瓶熟させています。
ロゼはグランクリュのブドウのみを使用、ピノノワール75%、シャルドネ25%
アイのピノノワールで作った赤ワインを使用しています
流石に後の二つはそれなりのお値段ですが、品質はとても高いので安心して買ってください
シャンパーニュの季節が近づいてきました。
たまにはシャンパーニュ、っていう時には是非