2024年11月30日
2024年11月29日
2024年11月26日
ロベール・グロフィエセミナーに行ってきました
今日は午後から本降りですね
ダッシュで帰る必要があったので最後尾です
優しい口調のニコラさん、ドメーヌの4代目として2007年から経営を継承しています。
ロベール・グロフィエはフランス、ブルゴーニュの有名ドメーヌです。
知ってる方が多いでしょう
こちらのワインを知らずしてブルゴーニュ通になることは叶いません
人気だけに品薄で値上がりも激しいのですが、魅力の一端を紹介できたらと思います。
グロフィエは、モレサンドニにある家族経営のドメーヌです。
所有する畑は8ha、全てがドメーヌから2キロ以内にある好立地ばかりで、区画の数も僅かに8か所だけの限定来な生産者です
それぞれの区画から1つのワインを生産しており、合計で8つのワインを作っていることになります。
全て赤ワインです。
因みに、モレサンドニにシェ(醸造所)はあるんですが、モレサンドニにはレジョナルのパストグランを作る区画が国道の東にあるだけで、
他の重要な畑はシャンボル・ミュジニーとジュヴレイ・シャンベルタンにあるという、ちょっと珍しいドメーヌです
中でも特級にも匹敵するといわれる1級レザムルーズの最大所有者であることは有名ですね
これが所有する区画、全ての地図です ↓
いいとこばっかり
グロフィエはブドウ栽培では200年ほどの歴史がある一族で、1950年代にドメーヌとして創業し、70年代に元詰めを始めています。
相続で分散した畑を買い戻して現在の優良畑を持つドメーヌへと成長しました。
今ドメーヌはニコラさんと奥さんの2人、あとは社員の方が2人の合計4人で普段は賄われており、8haの畑は4人で面倒を見るにはちょうど良いサイズだと言う事です。
ニコラさんのプライドを感じさせるお話には、
「ブルゴーニュの伝統的なワインを守り、受け継いでいく」という強い使命感が感じられます
「春の朝日のような光輝くワイン」を意識しているそうで、セミナー中にも何度も輝きという言葉が登場していました。
中身が詰まっているけれど過度な抽出ではないワイン、まさにグロフィエのスタイルだと思います
2020年より以前には何より「長熟なワイン」を目指していたと言う事ですが、今はそれは誤りで、いつ飲んでも喜びのあるワインが理想だと思うと言う事でした。
低温浸漬を行い(発効前に低い温度で果汁に果皮を漬け込んでおく)非常にゆっくりとマセラシオンを行うことで、過剰にならないように良質のフェノールだけをワインに移すように仕込みます。
機械的な作業は極力行わず、ブドウを煎じるように醸す、と。
ブドウの状態に応じて全房発酵も取り入れており、発酵中は一切手を付けず、自然に任せているそうです。
どの生産者も言うのですが、ブドウが健全であることがまず第一です。
さらにニコラさんは、
技術は後から来るものであって、それを使わないという選択、ここでやめておく、という選択が非常に重要なのだと。
あれもこれもやってしまうのではなく、敢えてやらない、ということの重要性がグロフィエのワインのあのピュアさや透明感の秘密なんだろう、と思います
こういう事って実はとても難しいです
誰でも経験があると、ついつい予防措置を取りたくなったり、もう少し置いてみようかな、と思うはずなんです。
そこを引くことができる、っていうのは理想のワイン像がはっきり分かってるから、畑の仕事に自信があるから、なんでしょうね。
2022年は乾燥との戦いになったヴィンテージで、多くの区画でフェノールの成熟度は十分だった半面、水分不足で糖度が上がり切らずにアルコール度数はここ何年かの猛暑の年に比べるとやや低めとなったそうです。
(23年にブルゴーニュに行った時にも去年は水不足で畑が収穫前に黄色くなっていた、という話が多かったです)
しかし、暑い夏があった一方で、そのアルコール度数の低さが過剰な黒いワインにならないで済んだ救済的要因だったそうです
それが2022年の長所でもあるとの事。
確かに2018年〜20年までの暑くて収穫の多い年には、ドライなタンニンが目立った外観の黒いピノノワールが多いように思います
これがブルゴーニュ?っていうくらい、アルコールが高めだったり。
疲れるワインですね。
その点、グロフィエの22年ははっきりした骨格とち密さがあって、若く溌溂としてて強いのですが、とてもエレガントでした
あの赤くて透明な外観、甘酸っぱいラズベリーみたいな果実感、香りのボリュームもあって既に複雑さがある、素晴らしいワインです。
試飲はレザムルーズはもちろんなくて(ボンヌマールもある訳ない)、サンティとオードワの1級まででしたが、全て2022年で飲んでいないのでいい勉強になりました
ニコラさんが自身で撮影したドローンの映像を見ながら、区画の説明を非常に詳しくしてくれまして、それぞれの区画の特徴がとてもよくわかりました
レザムルーズに隣接するオードワは畑には境目がなくて同一の区画にしか見えません。
なるほど、こうなっていたのか!と納得の映像でした。
(区画の詳細な説明もありましたが長いので割愛します)
また、2022年から1級レザムルーズを2つのキュヴェに分けて別のワインとして瓶詰を行っていますが、10年ほど前から全く土壌が異なる区画のワインを別々にしたいと考えており、試行錯誤を経て22年に初めて分けることにしたのだそうです
レザムルーズ最大所有者でなけれなできない事ですね
グロフィエは株の粘土質の区画と上部の砂質の区画に丁度半分ずつの所有区画があったので、分けるにも丁度良かったみたいです
画像で見ると全く違う土壌なのがはっきりとわかります、池のそばと上部の区画では斜度も違うようです。
最近はグーグルでも区画の名前が載ってるんですね、便利〜 ↓
(「ヴージュ川」の表記の「ヴ」の辺りに池があります)
2つの区画を分けるに当たって、2022年は収穫も醸造も全てを同じにしたそうです
テロワールの違いを表現したかった、との事。
(しかし値段を鑑みて、飲み比べができる機会が来るんだろうか…)
ミツクラには在庫ありまっせ
2024年(今年)の多雨&日照不足からくる畑仕事の大変さへも言及があり、
「ヴィニョロンのプロフェッショナルとして絶対に収穫量を落としてはならない」という発言には、そうは言っても自然が相手だしねぇ…と決意に脱帽です。
こういう情熱があの素晴らしいワインになってる訳です
最後にグロフィエを飲む方へ、
ニコラさんから大事なアドバイスです
ヴィンテージの3年から8年の間は飲まない方がよい、ワインが長熟型へと変貌してる最中だから。
(所謂寝てるって事ですね)
どうしても開ける場合は前日に抜栓することをお勧めします。
そして、デキャンタ―ジュは決して行わないでください
どのワインでも、いつでも絶対にダメです。
そういう作りをしていないので。
です。
ブルゴーニュに限らず、ピノノワールにはあまり空気が必要なワインはないのでデキャンタは要らないですね
値段のことを考えると、気楽に飲むワインではありませんが、グロフィエは素晴らしいワインをこれからも作り続けてくれるだろうと思います
5年前に飲んだような会はもうできないだろうなぁ・・・ ↓
これらのVTでは既に特注瓶になってますね
…あの頃はよかった
質疑応答の途中でしたが退席するてんちょが最後尾で手を振ると、小さく振り返してくれました
「次に日本へ来るのは20年後くらいになるだろうから」って言ってました。
こっちから行くしかない〜
明日にはまた晴れるようなのでたまには雨も必要かと。
今日は大阪で開催されたロベール・グロフィエセミナーに出席しました
ダッシュで帰る必要があったので最後尾です
招待で30名限定のようでしたが、空席が…
こんな貴重な機会に来ない人がいるんでしょうか⁉️
(途中できた方もいましたのでガラ空きではないんですが)
今回はロベール・グロフィエからニコラさんが初来日で初セミナーでした‼️
優しい口調のニコラさん、ドメーヌの4代目として2007年から経営を継承しています。
情熱と使命感を持ったニコラさんの非常に内容の濃い、いいお話をたくさん聞くことができました✨
ロベール・グロフィエはフランス、ブルゴーニュの有名ドメーヌです。
知ってる方が多いでしょう
こちらのワインを知らずしてブルゴーニュ通になることは叶いません
人気だけに品薄で値上がりも激しいのですが、魅力の一端を紹介できたらと思います。
グロフィエは、モレサンドニにある家族経営のドメーヌです。
所有する畑は8ha、全てがドメーヌから2キロ以内にある好立地ばかりで、区画の数も僅かに8か所だけの限定来な生産者です
それぞれの区画から1つのワインを生産しており、合計で8つのワインを作っていることになります。
全て赤ワインです。
因みに、モレサンドニにシェ(醸造所)はあるんですが、モレサンドニにはレジョナルのパストグランを作る区画が国道の東にあるだけで、
他の重要な畑はシャンボル・ミュジニーとジュヴレイ・シャンベルタンにあるという、ちょっと珍しいドメーヌです
中でも特級にも匹敵するといわれる1級レザムルーズの最大所有者であることは有名ですね
これが所有する区画、全ての地図です ↓
いいとこばっかり
グロフィエはブドウ栽培では200年ほどの歴史がある一族で、1950年代にドメーヌとして創業し、70年代に元詰めを始めています。
相続で分散した畑を買い戻して現在の優良畑を持つドメーヌへと成長しました。
今ドメーヌはニコラさんと奥さんの2人、あとは社員の方が2人の合計4人で普段は賄われており、8haの畑は4人で面倒を見るにはちょうど良いサイズだと言う事です。
ニコラさんのプライドを感じさせるお話には、
「ブルゴーニュの伝統的なワインを守り、受け継いでいく」という強い使命感が感じられます
「春の朝日のような光輝くワイン」を意識しているそうで、セミナー中にも何度も輝きという言葉が登場していました。
中身が詰まっているけれど過度な抽出ではないワイン、まさにグロフィエのスタイルだと思います
2020年より以前には何より「長熟なワイン」を目指していたと言う事ですが、今はそれは誤りで、いつ飲んでも喜びのあるワインが理想だと思うと言う事でした。
低温浸漬を行い(発効前に低い温度で果汁に果皮を漬け込んでおく)非常にゆっくりとマセラシオンを行うことで、過剰にならないように良質のフェノールだけをワインに移すように仕込みます。
機械的な作業は極力行わず、ブドウを煎じるように醸す、と。
ブドウの状態に応じて全房発酵も取り入れており、発酵中は一切手を付けず、自然に任せているそうです。
どの生産者も言うのですが、ブドウが健全であることがまず第一です。
さらにニコラさんは、
技術は後から来るものであって、それを使わないという選択、ここでやめておく、という選択が非常に重要なのだと。
あれもこれもやってしまうのではなく、敢えてやらない、ということの重要性がグロフィエのワインのあのピュアさや透明感の秘密なんだろう、と思います
こういう事って実はとても難しいです
誰でも経験があると、ついつい予防措置を取りたくなったり、もう少し置いてみようかな、と思うはずなんです。
そこを引くことができる、っていうのは理想のワイン像がはっきり分かってるから、畑の仕事に自信があるから、なんでしょうね。
2022年は乾燥との戦いになったヴィンテージで、多くの区画でフェノールの成熟度は十分だった半面、水分不足で糖度が上がり切らずにアルコール度数はここ何年かの猛暑の年に比べるとやや低めとなったそうです。
(23年にブルゴーニュに行った時にも去年は水不足で畑が収穫前に黄色くなっていた、という話が多かったです)
しかし、暑い夏があった一方で、そのアルコール度数の低さが過剰な黒いワインにならないで済んだ救済的要因だったそうです
それが2022年の長所でもあるとの事。
確かに2018年〜20年までの暑くて収穫の多い年には、ドライなタンニンが目立った外観の黒いピノノワールが多いように思います
これがブルゴーニュ?っていうくらい、アルコールが高めだったり。
疲れるワインですね。
その点、グロフィエの22年ははっきりした骨格とち密さがあって、若く溌溂としてて強いのですが、とてもエレガントでした
あの赤くて透明な外観、甘酸っぱいラズベリーみたいな果実感、香りのボリュームもあって既に複雑さがある、素晴らしいワインです。
試飲はレザムルーズはもちろんなくて(ボンヌマールもある訳ない)、サンティとオードワの1級まででしたが、全て2022年で飲んでいないのでいい勉強になりました
ニコラさんが自身で撮影したドローンの映像を見ながら、区画の説明を非常に詳しくしてくれまして、それぞれの区画の特徴がとてもよくわかりました
レザムルーズに隣接するオードワは畑には境目がなくて同一の区画にしか見えません。
なるほど、こうなっていたのか!と納得の映像でした。
(区画の詳細な説明もありましたが長いので割愛します)
また、2022年から1級レザムルーズを2つのキュヴェに分けて別のワインとして瓶詰を行っていますが、10年ほど前から全く土壌が異なる区画のワインを別々にしたいと考えており、試行錯誤を経て22年に初めて分けることにしたのだそうです
レザムルーズ最大所有者でなけれなできない事ですね
グロフィエは株の粘土質の区画と上部の砂質の区画に丁度半分ずつの所有区画があったので、分けるにも丁度良かったみたいです
画像で見ると全く違う土壌なのがはっきりとわかります、池のそばと上部の区画では斜度も違うようです。
最近はグーグルでも区画の名前が載ってるんですね、便利〜 ↓
(「ヴージュ川」の表記の「ヴ」の辺りに池があります)
2つの区画を分けるに当たって、2022年は収穫も醸造も全てを同じにしたそうです
テロワールの違いを表現したかった、との事。
(しかし値段を鑑みて、飲み比べができる機会が来るんだろうか…)
ミツクラには在庫ありまっせ
2024年(今年)の多雨&日照不足からくる畑仕事の大変さへも言及があり、
「ヴィニョロンのプロフェッショナルとして絶対に収穫量を落としてはならない」という発言には、そうは言っても自然が相手だしねぇ…と決意に脱帽です。
こういう情熱があの素晴らしいワインになってる訳です
最後にグロフィエを飲む方へ、
ニコラさんから大事なアドバイスです
ヴィンテージの3年から8年の間は飲まない方がよい、ワインが長熟型へと変貌してる最中だから。
(所謂寝てるって事ですね)
どうしても開ける場合は前日に抜栓することをお勧めします。
そして、デキャンタ―ジュは決して行わないでください
どのワインでも、いつでも絶対にダメです。
そういう作りをしていないので。
です。
ブルゴーニュに限らず、ピノノワールにはあまり空気が必要なワインはないのでデキャンタは要らないですね
値段のことを考えると、気楽に飲むワインではありませんが、グロフィエは素晴らしいワインをこれからも作り続けてくれるだろうと思います
5年前に飲んだような会はもうできないだろうなぁ・・・ ↓
これらのVTでは既に特注瓶になってますね
…あの頃はよかった
質疑応答の途中でしたが退席するてんちょが最後尾で手を振ると、小さく振り返してくれました
「次に日本へ来るのは20年後くらいになるだろうから」って言ってました。
こっちから行くしかない〜
2024年11月22日
やっぱり見た目は重要です
昨日はヌーボーをお買い求めのお客様にも多くご来店いただき、ありがとうございました
「去年の〇〇が美味しかったので」
と言われると非常に嬉しいです
ヌーボーの生産は減少していますので、今年もそんなにニュースにもなっていなかったでしょうか
「100年に一度の云々」がもう聞けないのでしょうか
しかし、皆様、
「ボジョレーはある?」っておっしゃいますが、違いますよ
「ヌーボーはあるか」と聞いてくださいね
もちろんボジョレー・ヌーボーはボジョレーなのですけど、
新酒じゃないボジョレーや高級クリュボジョレーもありますので。
分かっていて言ってるんじゃないであろう所が少し残念ではあります。
が、まぁそんなに大きな問題ではない
それからボジョレーには白がありますが(クリュボジョレーにはありません)、
ボジョレー・ヌーヴォーには白はないんです
そういう法律なんですよ
マコン・ヌーボーがあるんだし、あってもいいのにね
昨日からシャンパーニュとブルゴーニュでは積雪で冬景色になっています ↓
ch.du Clos de Vougeot SNSより
ここから来年2月くらいまではブドウ樹は冬眠することになります
さて、店頭にはこれが再入荷しています
ドンナフガータ
ブリュット2019
ルメラ2023
リゲア2023
タンクレディ ドルチェ&ガッバーナ2020
ローザ ドルチェ&ガッバーナ2021
見た目100点
イタリアのシチリア島のワインです
HPより、以下同様
南国な雰囲気〜
ワインはどれもしっかり中身があって、暑い地方なのがよく分かります。
今日のワインだと赤より白の方が濃厚かも。
ブリュットは瓶内二次発酵の本格的スパークリングです
2019年のシャルドネとピノネロが50%づつ。
瓶熟は36か月と長いので、あの香ばしいブケがあります
ルメラはロゼ、DOCシチリア
色が濃くてピンクと言うか紫色をしています。
ネロ・ダーヴォラ、シラー、ピノネロ、ノチェラ
どれも果皮の黒いブドウですので、納得の色調かも
ノチェラはシチリア土着の品種で生産の少ない希少種です。
タンク発酵の後、ボトリングして休ませてから出荷されていますので、非常にフレッシュな若いワインです
香りのボリュームがあって、みずみずしくて美味しいです
リゲアは白ワインです、これもDOCシチリア。
ドンナフガータでは11種類も白ワインを作っていますので、色んなラベルがあって楽しいです
リゲアはジビッボ100%
ジビッボはマスカット・アレキサンドリアとも呼ばれる品種でオーストラリアでは甘口ワインになったりしますが、これは辛口です。
黄金の外観で、骨格のあるワインです。
魚介によく合いますが、生よりは調理してある方がいいと思います。
流石のシチリアワインです
箱に入ってるのは、ドルチェ&ガッバーナとのコラボレーションワインです
今6種類のワインが生産されています。
赤はタンクレディ伯爵の名前ですね、ヴィスコンティの映画「山猫」でアラン・ドロンが演じてました。
これはIGTシチリア。
カベルネソーヴィニヨン、ネロ・ダーヴォラ、タナ
興味深いセパージュです
発酵後に14か月樽熟していますが、味ワイはミディアム〜フルボディで、そこまで濃厚ではありません。
食事と共に楽しむようなワインです
ちょっと若いのでもっと熟成させてみたいところです。
ロゼも可愛いパッケージです
こちらはDOCシチリア。
ネレッロ・マスカレーゼ、ノチェラ
こちらのロゼはルメラよりもすっきりしています
色からも分かる通り、軽やかな辛口なのでランチにもいいですよ。
わたくしはルメラが一番好きです
2024年11月21日
新酒売ってます
気温が急に低くなり、空気が冷たくなりましたね〜
街も年末のイルミネーションになってます
今日の名古屋は日差しが強めの快晴です
そろそろ店内が冷える…
今日はボジョレーをはじめとした、フランス・ヌーボーの解禁日です
ちょっと暗かったので写真撮りなおしました
マコンと一部銘柄が追加で少数ですが入荷しています
てんちょ、昨日の深夜に日付が変わってからラブレ・ロワを1本開けてみましたが、
ふくよかでバランスのいいワインでした
外観は結構な濃い色をしていますが、香りはフルーティですし、味も果実味が多くて美味しいです
酸っぱさは全く気になりません。
2024年はコートドールでは収穫が前年の40%減となっていて、オスピスでも出品がかなり少なくなったようですが、
ボジョレーではそこまでの収穫減ではなく、特にミツクラが毎年扱う自社畑の生産者は安定した品質になっています
ラピエールやルー・デュモンは去年と同じく、黒めの見た目をしています
飲みごたえありそうかな??
個人的にはまだホイリゲも飲めていないので、今月中には飲んでおきたい
ところで、ブルゴーニュ最後の1本ですが、これもらすいちになりました
フェヴレイ マジ・シャンベルタン2018
https://cavemitsukura.com/product/%e3%83%95%e3%82%a7%e3%83%b4%e3%83%ac%e3%82%a4%e3%80%80%e3%83%9e%e3%82%b8%e3%83%bb%e3%82%b7%e3%83%a3%e3%83%b3%e3%83%99%e3%83%ab%e3%82%bf%e3%83%b32018/
税込3万円以下で買えるグランクリュなんてもうないでしょう
2016も3本あります、これも非常にお値打ちです
2024年11月18日
背後はなんだろう
おはようございます
朝から気になったので。
17日のニュースでバイデン大統領がウクライナ紛争での新兵器の使用を許可するとのニュースを見てまして。
ゼレンスキー大統領の後ろの額はミュズレボード?? ↓
youtubue TBS NEWS DIG Powered by JNNより
うーん、ぼやけてるので不確かですね。
メダルや勲章かなぁ
戦争中ですしね…
…どうでもいいことでした
ウクライナもガザも早く平和になってほしい
政治と言えば、
斎藤知事が返り咲きましたね。
これは投票率が上がったことにも一因がありそうです
もうすぐ名古屋市長選ですが「選挙に行っても意味がない」と思っている人へ、それは違いますよ。
先日の衆議院選挙でもわずか数百票差での当落があったり、決して意味のない1票ではありません
誰を支持してもいいから選挙は行こう〜
2024年11月17日
古酒だよ〜
今日も暖かいです
明日から気温が下がるそうですが、それでも11月には高めです。
店頭で最後の1本になっていた、
ロベール・グロフィエ シャンボル・ミュジニー1erサンティエ2020
ルイ・ジャド ジュヴレイ・シャンベルタン1erクロ・サンジャック2017
は無事に?売れていきました〜
お買い上げありがとうございます
今日はボルドーのおすすめを紹介します
シャトー・オルトヴィ1999
フランス、ボルドーの左岸、メドック、サンジュリアンの赤ワインです。
25年熟成の1999年ですが、蔵出しなので安心です
オルトヴィはサンジュリアンの南あります ↓
ですが、シャトーは現在2級のデュクリュー・ボーカイユに買収されており、名前の付いたシャトーはありません。
デュクリュー・ボーカイユはオレンジのラベルで印象的です
個人的には大好きです。
オルトヴィのシャトーは、傘下の旧ラランド・ボリー(現在はル・プティ・デュクリュと改名されたサードワイン)を生産するシェとして残っています。
今でもgoogleマップで見ると、買収前のテレ・グロ・カイユの名前が付いたままになってますね
2006年に前のオーナーさんがお亡くなりになり、デュクリュ・ボーカーユを所有するボリー家が取得しました。
ですから、今日のワインは前のオーナーさんの元で生産されたワインという事になります
(今のオルトヴィはラベルも違います)
テレ・グロ・カイユとオルトヴィは同じ畑のブドウを使って生産されており、80年以前から遅めの収穫でリッチなワインとして知られていました。
より樹齢が高く品質が良い物がオルトヴィとして販売されていたので、生産は少ないながら高品質でコスパの良いワインで人気がありました
畑が3.5haしかありませんので、そりゃ少ない訳です。
で、現在のオルトヴィも同じく美味しいですが、この99年は非常に状態がいいのです
蔵出しなのでラベルはピッカピカです
当然ながら液面も高くて色も黒い。
25年経ってるとは思えません
ですが、ゆっくりと変化していきますので、いきなりデキャンタにジャーっと入れるようなことはお勧めいたしません
早めの抜栓は飲む人数によりますね、一人1杯ならそれでもいいですが、直前抜栓で変化をゆっくり楽しむ方がおすすめです。
(って、飲むの早い自分が言うのもなんですが)
セパージュは、カベルネソーヴィニヨン70%、メルロー30%くらいらしいですが、見る資料によって数字が違ってます
よくある事ですが…
青いカベルネの熟成した香りがむんむんします
若いワインにはないブケがしますね〜
ステーキや焼肉が相性いいかもしれませんが、てんちょは煮込みが好きなのでシチューでもいいかな。
あんまり羊な気がしません…
それにニュージーやオージーの羊は、フランスや北海道とはちょっと香りが違うので、そこは好き好きが分かれそうです。
ちょっと気にしてみてください
おすすめの一番のポイントはやっぱりお値段です
税込でも5000円ちょっと。
こんなお値段でサンジュリアンの25年物が買えるって、非常に貴重です。
ただ、20年熟成なので澱があります
そこは抜栓と注ぐときに十分ご注意ください。
慣れてない方が、ぎったんばったんやってしまうとすぐに濁ってしまうので要注意です。
パニエを使えると理想的ですが、出来るだけそーっと扱ってください。
ボルドーと言えども古いお酒がどんどん減っています。
簡単に手に入らくなってきていますので。
是非、飲んでみて欲しいです
2024年11月15日
コングスガード来てます
本日、2つ目のブログ書きます
店頭には新しいヴィンテージが入荷してきました
コングスガード
シャルドネ2022
エステート・ホワイト2023
シラー2022
シャルドネ ザ・ジャッジ2022
今年はカベルネが来ませんでした
代わりに?
新しくエステート・ホワイトが発売になっています。
コングスガードは有名ですし、このラベルは一度見たら忘れれないかもしれません
3頭身?
輸入元の紹介文を載せます ↓
カリフォルニア・シャルドネ5本指と言えば、マーカッシン、キスラー、ピーター・マイケル、オーベールそしてコングスガード。
最上級シャルドネ「ザ・ジャッジ」は自社畑から造られるマニア垂涎の逸品である。
ジョン・コングスガードの造るワインは、選び抜いたベストの区画から、極端なまでの低収量、天然酵母のみを使い、低温のセラーで長い時間をかけて醗酵を待つ。ノン・フィルター、ノン・ファイニング(人工的な清澄作業をしない)。
今では当たり前のように言われるが最新鋭の化学設備で行うのではなく、ほぼ手作業。リスクの大きな造り方である。
眼鏡にかなう葡萄が出来なければそのワインを造らない。満足の行くクオリティーでなければ年により生産量が極端に変わる。自然によると言うよりも、ジョン・コングスガードのフィルターによりワインは造られていく。その厳しさが多くの信望者を集める由縁である。
以上
ジョン・コングスガードは完璧主義と言われていますが、流石の品質です
妥協ゼロ
これぞ元祖金太郎飴です。
いつでも、どこでも、フルボディ&緻密&濃厚。
ギューギュー詰まってます
ブドウが良くないとできないスタイルですね
新しく発売になったエステート・ホワイトの詳細も載せておきます ↓
この2023年ヴィンテージより初リリース・新商品。
ナパ・ヴァレー、アトラス・ピークの東端にある自社畑でオーガニック栽培されるヴィオニエ、ソーヴィニヨン・ブラン、シャルドネをブレンドしたユニークなワイン。
かって「VioRous/ヴィオルス」(ヴィオニエ+ルーサンヌ)を造っていたが、そのイメージを念頭に更に進化させたワインとしてエステート・ホワイトを考案。
標高の高いアトラス・ピークの自社畑で栽培される3つの品種の個性を際立たせる為に、粘土製のアンフォラと数年使いの仏産樽で発酵・熟成10か月。
自社畑は標高が高く朝晩は涼しく、日中は十分な日照が確保でき、岩が多い火山性土壌のテロワールで育つ個性豊かな白ワイン品種が調和し、見事なバランスを生み出している。オレンジの皮、和梨、アーモンド香るマジパンの風味が感じられ、豊かな風味と官能的な味わいが引き出され、口中に贅沢な余韻が広がる。
以上
樽発酵にアンフォラをプラスしています。
これもきっと「嚙めそう」な濃厚さなんだろうなぁ…
今回、割り当ての全ては買えませんでした
値上がりはしていないんですが、元々が高いので。
ザ・ジャッジはセット販売します。
悪しからずご了承ください。
2024年11月13日
ジャドディナーでマリアージュを楽しめました
おはようございます
いいグラスをたくさん使わせてもらえました
お料理の写真なくてすみません、わたくし、いつも写真撮らないんです
どれも美味しかったです。
フォアグラの火入れ、オマールに合わせた貴腐ワインソース、北海道の鳩、デザートについてた知多ウイスキー
などなど。
ワインにも向き合いつつ、マリアージュを考えるのは、真剣にやるとちょっと疲れますが楽しいです
ワインの一番人気は以外にもブーズロンでした
アリゴテ
シャブリのフルショームと並んで酸の綺麗な辛口ですが、とてもしっかり中身の詰まったワインでした
暑かったので余計に冷たい白が美味しく感じたかも。
エリーさんから聞いた裏話を少し
今、ジャドはシャブリにも醸造所を作って生産に力を入れているところです。
ワインの高騰で、買いブドウもこれまでの様には手に入れづらくなっているそうで、自社畑の取得に意欲的に取り組んでいるそうです。
そんな折、今年のアンリオの買収からのブシャールとウィリアム・フェーブルの分離があり、ジャドとしては是非フェーブルの畑を手に入れたいと名乗りを上げたそうですが…
結果は皆様もご存知の通り、ボルドーのバロン・ド・ロートシルト(ラフィット)が取得することになりました
その時の提示額が、なんとジャドの想定の10倍
(3億のつもりが向こうが30億出してきた、って感じでしょうか、もう一桁上か)
あーあ、ブルゴーニュもどんどん大手企業が買い取って、畑やワインがマネーゲームの駒になってきてますね
それから、やはりシャトー・デジャックを持つジャドとしては、ガメイの販路を拡大したいと考えています
14世紀にフィリップ豪胆公がガメイ禁止令を出して以来、ガメイはコートドールから姿を消してしまったように思われていますが、実際には19世紀後半のフィロキセラが決定打になっており、その間の500年には何度か禁止令があったものの、ガメイがそこまで下に見られていた訳ではないんです
特に北部のクリュボジョレーに至っては確固とした名声が最近まであったのです
1940年のパリのレストランのワインリストでは、ムーラン・ナ・ヴァンとジュヴレイ・シャンベルタンが同じ値段で売られていて、それをエリーさんが見せてくれました。
モメサンがその昔、ムーラン・ナ・ヴァンの畑の競売に出かけたものの落札できなくて、しょうがないからそのお金でついでに買ったのがクロドタールだというのは有名な話です
戦後の不況でガメイの南部の生産者が早く飲める(早くお金になる)ように、マセラシオン・カルボニックを始めたことも現在の「不当な」評価の一因です
そして、ヌーボーが売れて、余計に熟成&高級ワインのイメージが薄れてしまったのは非常に残念です。
ヌーボーとクリュボジョレーは全くの別物です
一緒にしないように。
特に、シャトー・デジャックでは全てのワインをコートドールと同じように醸して作っています。
マセラシオン・カルボニックは一切やっていませんので、お間違いのないようにお見知りおきください。
2009年のムーラン・ナ・ヴァンはいい香りでした
ピノノワールと区別付きませんよ、本当に。
いい時間を過ごせました。
朝でも寒くないですね、11月なのに。
昨日はルイジャドディナー会でした。
ご参加の皆様ありがとうございました✨
ワインとお料理、どちらも充実していて非常に良い時間になりました。
半個室で眺めの良い場所でした。
日本リカーさんとTIADホテルの皆さんにも感謝です。
いいグラスをたくさん使わせてもらえました
エリーさんは今回、日本には3日の滞在だそうで、連日タイトなスケジュールが組まれていて、少しお疲れかなぁと思いましたが、ディナーの最中にはワインの説明をしっかりしてもらいました
昨日は高松→岡山→名古屋だったそうです
お料理の写真なくてすみません、わたくし、いつも写真撮らないんです
どれも美味しかったです。
フォアグラの火入れ、オマールに合わせた貴腐ワインソース、北海道の鳩、デザートについてた知多ウイスキー
などなど。
ワインにも向き合いつつ、マリアージュを考えるのは、真剣にやるとちょっと疲れますが楽しいです
ワインの一番人気は以外にもブーズロンでした
アリゴテ
シャブリのフルショームと並んで酸の綺麗な辛口ですが、とてもしっかり中身の詰まったワインでした
暑かったので余計に冷たい白が美味しく感じたかも。
エリーさんから聞いた裏話を少し
今、ジャドはシャブリにも醸造所を作って生産に力を入れているところです。
ワインの高騰で、買いブドウもこれまでの様には手に入れづらくなっているそうで、自社畑の取得に意欲的に取り組んでいるそうです。
そんな折、今年のアンリオの買収からのブシャールとウィリアム・フェーブルの分離があり、ジャドとしては是非フェーブルの畑を手に入れたいと名乗りを上げたそうですが…
結果は皆様もご存知の通り、ボルドーのバロン・ド・ロートシルト(ラフィット)が取得することになりました
その時の提示額が、なんとジャドの想定の10倍
(3億のつもりが向こうが30億出してきた、って感じでしょうか、もう一桁上か)
あーあ、ブルゴーニュもどんどん大手企業が買い取って、畑やワインがマネーゲームの駒になってきてますね
それから、やはりシャトー・デジャックを持つジャドとしては、ガメイの販路を拡大したいと考えています
14世紀にフィリップ豪胆公がガメイ禁止令を出して以来、ガメイはコートドールから姿を消してしまったように思われていますが、実際には19世紀後半のフィロキセラが決定打になっており、その間の500年には何度か禁止令があったものの、ガメイがそこまで下に見られていた訳ではないんです
特に北部のクリュボジョレーに至っては確固とした名声が最近まであったのです
1940年のパリのレストランのワインリストでは、ムーラン・ナ・ヴァンとジュヴレイ・シャンベルタンが同じ値段で売られていて、それをエリーさんが見せてくれました。
モメサンがその昔、ムーラン・ナ・ヴァンの畑の競売に出かけたものの落札できなくて、しょうがないからそのお金でついでに買ったのがクロドタールだというのは有名な話です
戦後の不況でガメイの南部の生産者が早く飲める(早くお金になる)ように、マセラシオン・カルボニックを始めたことも現在の「不当な」評価の一因です
そして、ヌーボーが売れて、余計に熟成&高級ワインのイメージが薄れてしまったのは非常に残念です。
ヌーボーとクリュボジョレーは全くの別物です
一緒にしないように。
特に、シャトー・デジャックでは全てのワインをコートドールと同じように醸して作っています。
マセラシオン・カルボニックは一切やっていませんので、お間違いのないようにお見知りおきください。
2009年のムーラン・ナ・ヴァンはいい香りでした
ピノノワールと区別付きませんよ、本当に。
いい時間を過ごせました。
またこういう機会を作れたらと思います。
2024年11月11日
今日も徒然 中身ナシ
明日はルイジャドディナー会のため18時で閉店いたします
ご迷惑をおかけして申し訳ありませんが、どうかご了承ください。
今日は夏日の気温だそうで、昼だけなら半そでOKですね。
ちーっとも11月中旬の陽気ではありません💦
20年前なら、そろそろホットワイン(ヴァン・ショー)飲みたいなぁって時期だったんですけど
暖かいワイン… まだ飲む気にならないですね
プロヴァンスの名門、ピバルノンの新ヴィンテージの案内を見て絶句…
一番安いロゼが7700円だった
美味しいワインなのに、もう買えないわぁ
こんなんばっかり
最近ブラン・ド・ブランのシャンパーニュを続けて飲んで、以前ほどシャープさや酸が気になりませんでした
やはり、いいメゾンの物はいい香り&複雑な味わい&長い余韻で美味しいです。
ちょっとこれからはコートデブランの飲まず嫌いを克服していこうかな、と思ってます。
てんちょ、個人的な今年のワインのテーマは「熟成」ですが、結構古めのワインも飲めて(昔ほどではありませんが)、いい経験になりました
肝心のワインがまだ残っていますが多分来年になりそう。
しかし、年末感が皆無ですね
来月までどうなるんだろう…
2024年11月10日
らすいちに弱い方
気温が一段下がって、秋の陽気になって来ました
濃い目の赤ワインが美味しい季節になりました
…そうは言っても11月なのに最高気温が20度以上もあるんですよね💦
店頭でお客様に、よく
「前にあった、〇〇ってもうないの?」
って聞かれます。
はい、もうないんです…
ない理由は、値上がりしたから
かなり高くなって、きっと前の様には売れないだろう…
という事で買っていません なのです。
私も非常に残念です
どうも紹介したいワインがないですねぇ
自分の気分のせいかなぁ
店頭では、
ロベール・グロフィエ シャンボル・ミュジニー1erレ・サンティエ2020
が最後の1本になりました。
次は定価6万円越えです
これが今の弊店グロフィエの在庫です ↓
https://cavemitsukura.com/?s=%E3%82%B0%E3%83%AD%E3%83%95%E3%82%A3%E3%82%A8&post_type=product
買っておいた方がいいですよ〜
2024年11月08日
今年の初新酒来ました
今日から通常営業しております
4日もお休みしてしまい、店頭に来ていただいたのに「やってない」となったお客様もいらっしゃったと思います
すみません〜
そして、
来週12日火曜日もルイジャドディナー会のために18時で閉店します
どうぞよろしくお願いいたします。
店頭には2024年、今年最初の新酒が入荷してきました
ツァーヘル ホイリガー白2024
店頭では毎年御馴染み、定番の新酒です
ツァーヘルはオーストリアの首都ウィーン郊外にあるドメーヌです
マリア・テレジアが建てた学校の跡地にあり、その建物は当時のテレジアカラーの黄色の外壁が目印になっています。
居酒屋のホイリゲもここで経営されており、ツァーヘルのおつまみでツァーヘルのワインを楽しむことが出来ます
醸造所は地下にあります。
かつてはシェーンブルン宮殿の中にも共同で畑を所有していましたが、現在ツァーヘルはここからは手を引いています。
しかし3代目当主のリチャードさんは商売を広げ、現在ウィーンの地区全てに畑を所有する唯一のドメーヌとなっています。
所有畑は15ha
ホイリゲの新酒はかつて経営する居酒屋のホイリゲで飲み販売されていましたが、2003年リチャードさんが市場での販売を始め、輸出にも乗り出したことで我々の口にも入るようになりました
始めて飲んだ時の爽やかさ、青リンゴの香りは忘れられません
非常に感動しました
ワインはゲミシュターサッツと呼ばれる「混植」の畑のブドウを使っています。
畑には、
グリューナーフェルトリーナー
シャルドネ
リースリング
バイスブルグンダー(フランスで言うピノブランです)
ノイブルガー
トラミナー
等が植えられています。
天候によって熟す順番が違ってくるので、年によって優勢になるブドウが入れ替わったりしますが、ここ5年以上はずっとグリューナーフェルトリーナー中心の青リンゴな風味で安定してるように感じます
温暖化で早くブドウが完熟するなど、栽培では利点が多くなってるのも理由かもしれません。
2024年のウィーンは、春の始まりから、気温の乱高下が入れ替わり立ち代わり起こって、晴れたり、降ったり、天候七変化の年になったようです。
不安定な天候で農家には難しい年となりましたが、やはり暑い夏がやってきてブドウは成長し、夜の気温低下がさらに助けになり、結果として成功した年になったようです。
はらはらしたけど結果オーライ、な感じらしいs
解禁は11月11日月曜日です
是非お試しください〜
2024年11月03日
明日から4日間臨時休業です
明日11月4日(月)から11月7日(木)までの4日間はお休みします
来ちゃダメですよ
また8日(金)からお待ちしております
因みに、修繕は店舗内とは直接関係ない箇所なので、休み明けでも全く変化のない店内です
ボジョレー・ヌーヴォー&ホイリゲの予約はまだ承り中です
今年も一番人気はルロワです。
一番高いのに、やっぱり皆さま美味しさが魅力でしょうか。
しかし、ヌーボーの値段じゃないような… 普通のワインがもはや飲めないくらい高いのでヌーボーになるのか…
ルー・デュモンの仲田さんのマコン・ヌーボーもあるんですが、買いませんでした
1これまでのマコン・ヌーボーで満足できたのはルイ・ジャドただ一つでしたので、試しに買うには12本は多い。
ジャド以上のマコン・ヌーボーがあるなら買いたいですが。
ワインの紹介はまたお休み明けにします〜
2024年11月01日
ルイジャドディナー会 満席のお知らせ
いつの間にか11月
今年もあっという間に終わりそうですね…
11月12日(火)ルイ・ジャド ディナー会は満席になりました
ご参加いただける皆様には御礼申し上げます
メニューが出来上がってきました
Gougère Stuffed with Boeuf Bourguignon
Burgundy-Style Turban Shell Own Style
ブッフブルギニヨンを詰め込んだグジェール
サザエのブルゴーニュ風アラマッファソン
Salt Cod Brandade and Milt Fritto
Judokokiyage and Shungiku
塩鱈ブランダードと白子フリット
ジュドコキヤージュと春菊
Foie Gras Stir-Fried with Semolina
Caramelized Red Apple and Maniguette Beets
セモリナ粉をまぶしたフォアグラのポワレ
紅玉林檎のキャラメリゼとマニゲットビーツ
Sweet Sea Bream, Lobster, Mushroom Malmunade
Crustasse Sauce Made with Noble Rot Wine
甘鯛とオマール海老 茸のマルムナード
貴腐ワインで仕上げたクリュスタッセソース
Northern Pigeon Wrapped in Sixteen Black Rice
Celery Love Puree and Salumi Sauce
十六黒米を包み込んだ北海道産ピジョン
セロリラヴピュレとサルミソース
Chocolate Savarin
Served with Figs Soaked in Chita Whiskey
ショコラサヴァラン
知多ウイスキーに漬け込んだイチジク添え
Coffee or Tea
Small sweets
コーヒーまたは紅茶
小菓子
料理長の鈴木さんがワインを考慮して厳選してくれました。
マリアージュも楽しめます
多少の変更があるかもしれませんが、豪華な内容で期待が高まります〜
これ以降はキャンセル待ちにて承ります。
お店までお問い合わせください。