2024年11月08日
今年の初新酒来ました
今日から通常営業しております
4日もお休みしてしまい、店頭に来ていただいたのに「やってない」となったお客様もいらっしゃったと思います
すみません〜
そして、
来週12日火曜日もルイジャドディナー会のために18時で閉店します
どうぞよろしくお願いいたします。
店頭には2024年、今年最初の新酒が入荷してきました
ツァーヘル ホイリガー白2024
店頭では毎年御馴染み、定番の新酒です
ツァーヘルはオーストリアの首都ウィーン郊外にあるドメーヌです
マリア・テレジアが建てた学校の跡地にあり、その建物は当時のテレジアカラーの黄色の外壁が目印になっています。
居酒屋のホイリゲもここで経営されており、ツァーヘルのおつまみでツァーヘルのワインを楽しむことが出来ます
醸造所は地下にあります。
かつてはシェーンブルン宮殿の中にも共同で畑を所有していましたが、現在ツァーヘルはここからは手を引いています。
しかし3代目当主のリチャードさんは商売を広げ、現在ウィーンの地区全てに畑を所有する唯一のドメーヌとなっています。
所有畑は15ha
ホイリゲの新酒はかつて経営する居酒屋のホイリゲで飲み販売されていましたが、2003年リチャードさんが市場での販売を始め、輸出にも乗り出したことで我々の口にも入るようになりました
始めて飲んだ時の爽やかさ、青リンゴの香りは忘れられません
非常に感動しました
ワインはゲミシュターサッツと呼ばれる「混植」の畑のブドウを使っています。
畑には、
グリューナーフェルトリーナー
シャルドネ
リースリング
バイスブルグンダー(フランスで言うピノブランです)
ノイブルガー
トラミナー
等が植えられています。
天候によって熟す順番が違ってくるので、年によって優勢になるブドウが入れ替わったりしますが、ここ5年以上はずっとグリューナーフェルトリーナー中心の青リンゴな風味で安定してるように感じます
温暖化で早くブドウが完熟するなど、栽培では利点が多くなってるのも理由かもしれません。
2024年のウィーンは、春の始まりから、気温の乱高下が入れ替わり立ち代わり起こって、晴れたり、降ったり、天候七変化の年になったようです。
不安定な天候で農家には難しい年となりましたが、やはり暑い夏がやってきてブドウは成長し、夜の気温低下がさらに助けになり、結果として成功した年になったようです。
はらはらしたけど結果オーライ、な感じらしいs
解禁は11月11日月曜日です
是非お試しください〜