ランチを大慌てで食べて移動🚗
1時間くらいで着くのですが、遅刻してるから時間押してて💦💦
ニコラジョリーのヴィルジニーさんが、朝食しかやってないというお店をランチで予約してくれてて、マダムがにこやかに迎えてくれました✨
「次はどこへ行くの?」
と、近所のドメーヌ名をいくつか挙げていらっしゃいましたが…
ミュスカデへ行くって言ったら、ものすごく驚かれた♠️
そんなに無謀かなぁ
レキユの事務所は無人で不安が…
ドアの張り紙には、
ワインは全て売り切れです、ご了承ください
ってフランス語と英語で書いてありました💦
クーリーデュティーユやアンリブルジョワなど、近所(或いは遠方から)の人がワイン買いに来てました。
いいなぁ、近くにそういう場所があって✨
しばらく待って、いらっしゃいました‼️
フレッド ニジェールさん。
ギィボサールからドメーヌを受け継いでます。
先に畑へ🚗
ミュスカデは平坦な土地だと思われているけど、実はそうじゃない‼️
と教えてもらいましたが、確かにここまで来るのに起伏がありましたね。
彼はミュスカデ以外にもピノやフランなど、13もの品種を育てているそうで。
新しい事をこの10年くらいで次々とやってます。
彼の取り組みの中で最も特異なのが、これです ↓
アンフォラで発酵 熟成中のワイン。
クラシック音楽を聞かせてます✨
薄暗いセラーに音楽が流れてて、なんだか出そうです💧
様々な形でのアンフォラがありますが、これらは実験中だそうです。
ビオディナミのレキュ、アンフォラに入れたワインも何もしない、と。
清澄もおり引きも一切しないそうで💦
アッサンブラージュ用のタンクや普通の樽もあります ↓
アンフォラを使わないワインには地下にあるコンクリートタンクを使って発酵させます ↓
お鍋の蓋みたい😊
アンフォラはイタリア産だそうで、内部には何もコーティングしていないので…
こんな風に漏れてくるんです♠️↓
週に一度、4時間かけて掃除するけど、またこうなるそうで。
こんな風にアンフォラの外にゼラチン状の物が着くって💧
ビネガーの香りです。
アンフォラのワインは色んな生産者の物を預かって実験してるそうで、
ジョスメイヤー
フィリップ ジルベール
など、有名人の名前が次々挙がりました。
私のワインは品種どうこうじゃなく、
愛が詰まっているんだ❤️
とおっしゃってました。
エネルギーの振動を表現する…
宇宙の精霊を感じる…
うーん、ニコラジョリー以上に難しい人が最後に来たなぁ💧💦
暗いセラーで瞑想するのが好きなんですって。
日本人なら理解しやすいですが、やはりフランス人など白人には分かってもらいにくいらしく、
頭がおかしいと思われる、
事もあるそうです。
テイスティングももちろんしました✨🍷
が、16年と17年は霜害や雹で、90%も生産量が落ち込んでしまったため、売るものはないしテイスティングできるものも少ない💦♠️
えーん、ドルトネス飲みたかったよー😭
左のはなんとビール🍺
アンフォラで6カ月もかけて作ってます。
ビオディナミって感じだわ。↓
シラーやガメイも試飲しました!
うーん、ミュスカデのイメージからすると全然違うね💧
アンフォラを使ってる物はロウキャップですが、
このロウキャップは、柔らかくて剥がさなくてもいきなり抜栓ができるという優れた工夫がされています✨ ↓
てんちょも抜かせてもらった😊
簡単でした。
楽しく有意義な訪問はこれで全てお終いです‼️
どの生産者も歓待してくれて大変感謝しております。
長いロワール川のワイン産地を一応上流から下流まで行く事ができました。
どこも2年連続の減収の後、今年は豊作になりますように✨
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