今日から8月

相変わらず暑いですけど。
昨日は6月に訪問したロワールの中で「サンセール帰国報告会」と題してワイン会を開催しました


日本未入荷のワインを含めて、サンセールの白=ソーヴィニョンブランを一度に飲み比べしました。
(一部違うのもありますけど)
サッパリ爽やか、ミネラル豊かなサンセールの白ですが、それが全てじゃないんです


遅摘みの熟成酒や甘口かと思うもの、樽の使用率も違えば味わいも違う

バリエーション豊富なんですよ。
店頭にもある物で、これをじっくり飲むのは興味深い経験でした ↓

リュシアン・クロシェ サンセール ヴァンダンジュ10 オクトーブル2006

名前の通り、10月10日に収穫したという非常に珍しいサンセールです

しかも2006年

通常よりも1か月以上遅く収穫した事で、かなり厚みのある酒質を感じさせます。
12年目の熟成で外観もかなり濃い黄金色になっています。
一般的なサンセールとは全然違う、興味深い味わいです

この遅摘みが行われるのは良年だけ

2006年の次は何と2015年、9年間も作られていません。
(2015年は未入荷、でも味は全然違う)
アロマがもうほどんとなくブケに変わっていますので、これがソーヴィニョンブランかぁ、としみじみ飲みました

大事に作られているのが良く分かる良いお酒です。
かなり貴重で「変わった」サンセールです

マニア来たれ〜、まだ在庫あるで。
いやー、あれだけ飲めばサンセール白については自信を持って語っちゃってください

(古酒を飲んでない、という鋭いご意見がありましたけど、平行面では概ね網羅できたので。縦軸は個人で頑張ってね)
ご参加の皆様ありがとうございました。
今度はユエでお願いします

でーは、新入荷ワインの紹介をします


ウィリアム・フェーブル プティ・シャブリ2017

今年も発売しました、フェーブルのプティ・シャブリ

2015年が好評だったので17年も作ったようです。
前はラベルが2種類(でも中身は同じ)あったんですが、今回は1種類だけ。それでいいのでは


SEA(海)の文字が牡蠣をデザインしたラベルにちりばめられています

プティ・シャブリはシャブリのランクでは最も下になりますが、生産量は全体の19%と極僅かです。
一般のシャブリとの違いは、土壌がキメリジャンを持たない区画に与えれたAOCなのでシンプルな味わいがする点です。
良く冷やしてランチや軽い食事に、この季節では一押しです

限定品なので入荷した分だけ

これは飲んでおくべきでしょう〜
29日の試飲会には出しますね

やっぱり1か月ずーっとシャンパーニュの紹介は無理ですね

ネタがない時にはシャンパーニュにしよう。