2018年10月08日

オリジナルというワイン


今日は体育の日、昔ながら運動会の所もあるでしょうか。
最近は5月にやったり、連休最終日を避けたりするところも多いですね


秋が深まってきましたけど、今年は白トリュフに縁がなさそうな気がします…
まぁ、いいけど。
今年の収穫はどうなんでしょうか??(無関心)


ワインの紹介します
今日のは正真正銘、目の保養&セラーの肥やしかも。

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ベガ・シシリア ウニコ2008 マグナム

木箱入りのマグナムです‼️

このワインは有名ですね。
スペイン、リベラ・デル・デュエロの赤ワインです。
このワイナリーがスペインの最高峰である事に異論がある人はいないでしょう

リベラ・デル・デュエロはスペイン北中部にあり、北東部のリオハと並んでスペイン最高のテンプラニーリョの産地として認められています
リベラ・デル・デュエロではテンプラニーリョは、ティント・フィノやティント・デル・パイスと呼ばれています。
ティントとは「赤」の事です、ですから、赤ワインはヴィノ・ティントと言います
(因みにリベラ・デル・デュエロの名前で生産できるのは赤とロゼだけ)

リベラ・デル・デュエロには有名な人気生産者がたくさんいます。

ベガ・シシリアをはじめ、
ペスケラ
ピングス
マウロ
イエロ
、他にもいっぱいあります

カスティージャ・イ・レオン州にあるリベラ・デル・デュエロは、州都バリャドリッドの東にドゥエロ川沿いに広がる乾いた土地です。
17世紀にはスペイン王国の首都であったバリャドリッドはワイン産業でも栄えましたが、高級ワインの産地ではありませんでした。

ここ ↓

バリャドリッド.png
WIKIより、大雑把

バリャドリッド周辺には、ローマの水道橋が残るセゴビア(子豚の丸焼きが名物)や、世界遺産になってるサラマンカがあり、観光で訪れる人も多いと思います

今日のウニコには2つのワインがあります

これ以外にウニコ・レゼルヴァ・エスペシアルというのがあります。

両年だけをブレンドしたノンヴィンテージのウニコでいつも生産がある訳ではありません。
ヴィンテージありのウニコよりもレゼルヴァ・エスペシアルの方が高額になります。
(そして、ウニコの下にバルブエナ5°があります)

しかし、ヴィンテージ入りのウニコでも十分な手間暇をかけて大事に作られた一流のワインである事には変わりません
てんちょ、ヴィンテージ入りの方が好きです

haあたり2250リットルという低収量(ブルゴーニュのグランクリュと比べると普通に思うかもしれませんが、これはスペインでは驚異的に少ない)

カスティージャ・イ・レオンのブドウ畑は赤土の大地を連想しますが、ウニコの畑は石灰岩が表土に現れています
この白い土壌が洗練したワインを作るのに欠かせない要素になっています。

正に唯一無二の畑=ウニコ(英語のユニーク)です

さらに発酵後、樽やタンクを併用して最低10年は熟成させる念の入れよう。
08年でテンプラニーリョ 97% /、メルロ 3%

あ、カベルネ入ってない

ウニコの畑には、ティント・フィノ、カベルネ、メルローが植えられています。
セパージュはヴィンテージによって違いますが、HPにはヴィンテージ情報がありませんね…

そして、このマグナム、アートラベルですね

絵を描いているのはルシオ・ムニョス、マドリッド出身の抽象画家です
「疑似絵画」が有名だそうですが、わたくし知りません
そして何の絵だろう…


ボトルには社長のマルタ・アルバレスさんのサインが入っています
こんな方 ↓

marta-alvarez-photo-personaspresentacion_bureau.png
HPより

さらに、
レギュラーボトル59214本
マグナム3322本
ダブルマグナム210本
インペリアル24本
、と生産本数も書かれています

このボトルはマグナムの979本目。
日本への入荷はめっちゃくちゃ少ないですし、お値段も高いんですが(6桁余裕)、

飲んでみたーい

有志求む














posted by cave MITSUKURA at 14:19| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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