昨日行われたシニアソムリエの試験問題、教えてもらったんですが…
全然分からないー


難しすぎ…
すごくできた!って人いるんでしょうか

協会はシニアの数を絞りたいんでしょうけど、それにしても一気に難しくなってます。
年数を重ねるほど各国の法令は詳細になり複雑になっていきますし、世界中のワイン産地で色んな動きがある訳でそれらを全て網羅するのは、そりゃー困難です。
しかし、普通の(シニアじゃない)ソムリエ試験も同様ですが、産地や法令、歴史的な背景を覚えてもそれだけでは使える知識になってくれません

個々の生産者の個性や、ヴィンテージによる寿命や味の違いも知っておく必要があります

現実的な仕事(現場)ではこっちの方が重要ですし。
法令や地域の知識が横方向だとすると、個別の生産者に関するアプローチは縦方向の取り組みで、
縦横合わせて更にここにヴィンテージと熟成という時間軸が加わり、3次元でワインの世界を知って行くべきです

そして、最後に絶対必要な官能(飲むこと)があり、これで4次元的にワインという物の理解が本物になると理想でしょう。
だから、ずーっと勉強は続く。
と、言うだけは簡単だ

因みに我々、プロフェッショナルはここに俯瞰的な世界観を持つことが絶対に必要です。
これがないソムリエはプロじゃない、知識の多少よりも重要です。
妙に固い話になってしまいましたが、
そう言えば、先日のドラモットセミナーのお土産がiPhoneカバーでした ↓

サロンの木箱もまだありますよ〜
昨日も書きましたが、今日はユエの会です


ペティアンはラベルが区別つかないので裏ラベルです
Vouvray Petillant ‘Cuvee Huet Brut’2012
Vouvray Petillant ‘Cuvee Huet Brut’2009
Vouvray Le Mont Sec 2017
Vouvray Clos du Bourg Moelleux 2009
Vouvray Clos du Bourg Moelleux 2007
Vouvray Le Mont Moelleux 2016
Vouvray Le Mont Moelleux 2015
Vouvray Le Mont Moelleux 2009
Vouvray Le Mont Moelleux 2005
Vouvray Le Mont Moelleux 2002
Vouvray Le Mont Moelleux 1995
クラスマンではロワールで三ツ星の生産者はニコラ・ジョリーとここ、ユエだけ

現地購入のモワルーを6本含めて縦飲みします

割れなくて本当に良かった。
運んでくれた方、ありがとう〜
(でもね、実は日本初輸入のキュヴェ・コンスタンを買いそびれた

ぐやじいぃぃx、ばかばかばか)
個人的には今年のロワール旅行でシュナンブランに関してかなり明瞭になった気がします。
大部分はヴィルジニーさん(ニコラ・ジョリーのお嬢さん)のおかげですが、ユエも本当に行けてよかった

当時を思い出し、パワポで資料作りながらグーグルの地図とにらめっこで畑を確認しました

写真たくさん撮ったつもりでも、そう多くないんですよね💦
丘の上、遠くにトゥールの街が見える
移動しながら話を聞いてメモ取って、写真も撮って、って結構大変なのです。
舗装してない道を走ってると字がぐっちゃぐちゃになります… ← どこ行っても同じ
あっはっは

今日の本命、モワルーは一口に甘口とは言えず、ヴィンテージによってかなり味わいが違うので、繊細な和食に合わせるのもいいですよ

素敵な和食屋さんに出かけると、会費も高くなるし、グラスも用意するの大変だし…
という事で、仕出しの豪華和食で ↓

さて、個々のワインとマリアージュはいかに

次回、帰国報告会の最後はニコラ・ジョリーの番です ↓
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