2019年01月14日

やっぱり北なのよ


初場所、つまらんなー


3連休の最終日、のんびりしてます

片付けが捗る、捗るいやん
片付けしてたら、お客様に差し上げてすっかりなくなったと思ってた物が出てきたり

ということで、
お買い上げの方にお一人1点、欲しい方に差し上げますよ

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クリュッグの前掛け 豪華化粧箱入り
シャンドンの前掛け 可愛い刺繍です
アンリオの扇子 いつのだ
ソムリエナイフ
保冷バッグ 中々きちんとした物です


など。早い者勝ちで
保冷バッグが一番便利かな〜




今日も軽くワインの紹介をしまーす
連休明けじゃないとワイン来ないし。

ブルゴーニュの値上がりが酷くて、もうどーしたらえーんじゃー的な市場ですので、他の産地でも良いピノがある事をお知らせします

他の産地と言ってもニューワールドではありません。
ピノノワールは難しい品種で、ブルゴーニュ以外では滅多に成功してるところはありませんね
フランス以外だと僅かにニュージーと他少しか。

ご安心ください
今日のピノは二つ、どちらも大変美味しく洗練されていますので。



まずはこちら

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ポール・ブランク ピノノワールF 2010

ずっと以前にも紹介しています、アルザスのピノノワールです
特級フルシュテンタムは白だけに認められたグランクリュであるが故に、ピノノワールでは特級を名乗れません。
そこで、ポール・ブランクは区画が分かるように「F」とイニシャルを付けたんです。

このF、2009年もとても良かったです
それに比べるとやや濃い抽出の2010年、飲み頃になるまでに時間がかかりました。
やっとこなれて来ましたよ〜

新樽多用を良しとしないアルザス、無理な抽出もなくとても綺麗です

この2010年はブルゴーニュでもポマールに近いかな。
実はポール・ブランクのピノでは異端なヴィンテージですけど、いつもはもっと薄めのヴォルネイタイプですよ。
しかし香りは◎で複雑、ブラインドなら皆さん何だと思われるでしょうね

待った甲斐があったというものです
試す価値高し。




もう一つのおすすめピノノワールはこちら

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リュシアン・クロシェ サンセール・ルージュ ラ・クロワ・デュ・ロワ2011


ロワールのピノですよ
サンセールはソーヴィニヨンブランの白が圧倒的に有名なので、赤の存在を忘れている方もいるかもしれませんね💦

しかし、ピノにも優れたワインがあるんですよ〜

リュシアン・クロシェは昨年6月に訪問したばかり、訪問記はこちらをご覧ください ↓
http://cave-mitsukura.seesaa.net/archives/20180614-1.html

でも、何にも大した事、書いてませんでした

リュシアン・クロシェのサンセールは赤も白も、半分をタンク、半分を樽で熟成させ、発売前にアッサンブラージュして瓶詰めするのでそれぞれの個性が上手く混ざって複雑な調和を見せています。
因みに2017年は赤の収穫が少なすぎて半分にできず、全てを樽で熟成させたそうです

ラ・クロワ・デュ・ロワと言う名前の区画ですが、18年からはキュヴェの名前を「レ・カリケール」(石灰質の事)と変更するそうです。
「よりテロワールを反映した名前にしたい」そうです。
(calcaireなのでカルケールなんでしょうけど、日本人はカリケールと発音した方がそれらしいかなぁ…)

十字架の台座にビンテージが書かれてて良かったのになー💦

さて、こちらのピノノワール、北の産地だけに酸味が結構目立つ「古典的」タイプだったんですが、そこは2011年
8年目の熟成で今、非常に良い飲み頃になっています

全然酸っぱくないし、エレガントで美味しいですよ
ポール・ブランクと良いライバルですね。

どっちかというと、てんちょは今ならリュシアン・クロシェの方が好きです

ですが、ポール・ブランクで失望する事は絶対にありません。
こっちはもう少し待ってもいいくらいだし。

貴重な熟成ピノ、ブルゴーニュのプルミエに匹敵する実力です

こういうワインを飲んでいる方は守備範囲も広がって経験値が増すと思いますよ。









posted by cave MITSUKURA at 17:47| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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