2020年01月25日

ワインもテンパリングしたりして


明日からは雨続きみたいですね
冬の雨って冷えるはずなんですけど、やっぱり今年はそんなに寒くないです。

武漢市はついに都市封鎖ですか
春節に人が移動したら感染は拡大するでしょうし、致し方ないのでしょうね…
今は世界中に簡単に移動出来ちゃいますし。

それにしても、一つが収まってもまた新しいウィルスが次々現れていますね、
ペストやスペイン風邪も決して根絶した訳じゃないし再流行したら大変


木曜日はフグづくしとボングランの会をやってみました

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少人数だったのでご案内出来なくてすみません。

予算の倍ぐらいの内容でした
お店のご厚意に甘えまくってしまい、いいのだろうか…

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マグナムのヴィレクレッセはどれも感動的な美味しさで、てっさ、白子焼、てっちり、いい相性でした
八寸のローストビーフに焼雲丹とか、白子のしゃぶしゃぶ、最後の雑炊まで完璧だった

やっぱりお外に出かけるのもいいですね




それでは、季節ものというか、ちょっと変化球?なワインを紹介します

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マーレ・マンニョム チョコレートチューブ プリミティーヴォ2015

特別パッケージ入りの中々良い見た目
この模様、テンパリングしてるチョコレートですよね

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プリミティーヴォの表示で分かるように、
このワインはイタリア、プーリア州の赤ワインです

チョコレートっていう名前ですが、全然甘口ではありません
フレンチとアメリカンの樽で熟成させたカカオの様な香ばしい風味、まろやかでフルボディな赤ワインを「チョコレート」って表現したんですね。
辛口のフルボディワインです。

…紛らわしいじゃないか

プーリア州はイタリア長靴半島のかかとに当たる州で、経済的に発展した北部、観光で栄えるティレニア海側と比較すると、ド田舎で繁栄から取り残された感は否めませんが(すんません、でも手つかずの自然が残るいい場所)、ここ10年は素晴らしいワイナリーが続々と登場して見直されている州なんです

今日の、マーレ・マンニョムは一言で言うと
「特異なパッケージのワインを作るのが得意」な生産者です
(駄洒落じゃないわよ)
今日のワインもそうですね。

2006年、プーリア州のターラント県マンドゥリアで創業のまだ新しい会社です。
マンドゥリアと言えばDOCも認定されているプリミティーヴォの産地です

まんにょむ、って不思議な響き
何系だろう???
でも、Magnumだからマニョム(またはマグナム)じゃないのー

さらにこの会社は、イタリアだけでなく、スペイン、南ア、アルゼンチン、アメリカ等世界10か国でワイン生産を行っている大企業です

創業はワイン業界で20年以上の経験がある二人の男性で、タキス・ソルダトさんとマリオ・カルゾラーリは
「高品質で高い価格のワインを作ることはもちろん可能だけど、多くの人に求められているのは低価格でも高品質のワインだ」
という理念の物で、リーズナブルで美味しいワインを作っています。

今日のチョコレートチューブも気軽に挑戦できるお値段なのか嬉しいです

中南部イタリアの伝統的な仕立て、アルベレッロ仕立てのブドウで、9月中旬に過熟するまで待って手摘みで収穫は行われます。
小容量のタンクと樽で発酵させた後、フランス産とアメリカ産の225リットルの樽で6ヶ月熟成させています。

しかも、通常の現行ヴィンテージは2017なんですが、これは2年熟成の15年なんですよ
来歴や保管には問題ありません。
アルコール度数14.5%のフルボディだったのが、(多少は)こなれて優しくなってるはず。
落ち着いた味わいがいいでしょう

バレンタインのプレゼントにも最適
オリジナルボックスにも入ってますし。


今月の試飲会は「瓶内二次発酵スパークリング」がテーマですが、おまけでこれも出してみますね
是非お試しください〜









posted by cave MITSUKURA at 16:42| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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