2020年07月12日

大西洋を臨むブドウ


風が強すぎる台風か春一番か、こんな時期に。


先日のサンチャゴ・ルイスですが、輸入元から丁寧な返信があり、現在は輸入がないと言う事でした。
どこか引き継いでも良さそうなのですが。
お返事をもらえた事はありがたいですが、残念過ぎる…

でも、ひょんなご縁で違うリアスバイシャスを買ってみたのでそれで飲み比べしちゃおうと思います

ホントなら各2本ずつ用意して16名くらいの会にしたかったんですけど、まだお店として大々的にイベントやる訳には行きません
夏のシャンパーニュ祭りもヌーボー会も多分なし
あーぁ



買ってみたアルバリーニョはこちら

マル・デ・フラデスbottle-vino-mar-de-frades.png

マル・デ・フラデス リアスバイシャス2018

写真はHPより、以下同様です

英国のワイン雑誌デカンター飲むべきアルバリーニョか何かに選ばれているのを目にしたんですが、この生産者、たまたまボトルが綺麗だしSNSをフォローしていたので日本へ輸出があるかメッセージ送って聞いてみたら、
あるよ
との返事で、早速ネットで買ってみました

輸入してるのイオンなんですよ…業務販売ないかなぁ???
まぁとりあえずの購入です

青いボトルにカモメのエッチング、波模様のラベルが綺麗ですね

この蔵は1987年創業のまだ新しいワイナリーですが、「アルバリーニョの歴史的首都」であるサルネス渓谷で先進的な取り組みをしているそうです
ワイナリーはここにあります ↓

マル・デ・フラデス.png

先日のサンチャゴ・ルイスはオ・ロサルという南にありましたが、こちらはヴァル・デ・サルネスというサブリージョンに属しています。
リアスバイシャスのサブリージョンは5つ ↓

マル・デ・フラデスhistoria-mapa-galicia-01.png
HPより

北から
1.リベイラ・ド・ウリャ
2.ヴァル・デ・サルネス
3.ソトマイオール ここは極少地帯
4.コンダード・ド・テア
5.オ・ロサル 


マル・デ・フラデスとは「海の修道僧」という意味だそうで、12世紀にサンチャゴ・デ・コンポステーラに向かうクリュニュー修道僧がドイツのライン渓谷からアルバリーニョを持ってきたという「伝説」に由来しています
(現在はフラデスという地名になってます)
海の〜なら、逆でフラデス・デ・マールじゃないの?

アルバリーニョの実際の由来はよく分かっていませんが、サルネス渓谷にはウミア川という川が流れていてブドウはここに沿って伝わって来たようです。
ここに限らず、ガリシアは川だらけですが。

マル・デ・フラデスでは今日のワイン以外にも青いボトルでエスプモーソや違う白ワインを生産しています。
輸入はないみたい…

本当はポルトガルのアルバリーニョも探さないといけないんですが、正直気に入った物がない
アンセルモ・メンデスさんのワインが最良かなぁ。

と言う事で手元にある5,6本で飲み比べる事にしました
熟成したワインじゃなくて若いのをもう飲んじゃいたいので。
リアスバイシャスは好きで結構飲んでますので、ナパやNZ,安心院との比較が楽しみです

5803B276-3558-4461-A84E-3D8C0EBA370F.jpg

ワインの話、ちゃんと聞いてくれるのは恐らくお二人くらいだろうなぁ
私は自分の経験になればありがたいです












posted by cave MITSUKURA at 19:20| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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