2020年08月23日

ユーラシアの最西端から


今日の名古屋は多少は暑さがマシでしょうか
名古屋の夏は本当に暑い

しばらくブログ書いていませんでした。
何もないので退屈この上なくて…

愛知県の緊急事態宣言も明日までですが、また人が動き出したら同じでしょうね
でも9月は少しはワイン会もやりたいです。

イベントページにソムリエ・ワインエキスパートの2次試験対策講座の案内を載せています
今年も青木君がテイスティングのやり方、ポイントをしっかり指導してくれます。

テイスティングとは「自由な詩人」になる事ではありません(いや、本当に)
言及すべき項目と表現の分類がある程度はっきりしているんです。
試験を受けない方でも参加できます、一度ちゃんとワインのテイスティングというものを勉強してみませんか



店頭ではしばらく欠品していました人気のヴィーニョヴェルデが再入荷しました

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夏向きのワインとしてヴィーニョヴェルデは毎年生産が増えています
輸出も堅調で、世界中で夏の定番になりつつあります。
生産者の数もかなり増えているそうで、今やポルトガルを代表するワインの一つになってますね。

てんちょ、このヴィーニョヴェルデが一番好きです
微発泡で夏にぴったり、よく冷やしてツルツル飲めます〜


で、今日はポルトガルワインの代表その2?を紹介します

ポルトガルワインと言えばポートが有名ですが、ちゃんとしたヴィンテージポートやレイトボトルドを飲めるお店は名古屋には本当に少ない
本当の食通は食後酒にもこだわるものですが、日本人はお酒に弱い人が多いので中々ディジェスティフまで楽しめないようです。
古いポート飲みたいですねぇ


今日のワインはポートじゃなくてスティルの赤ワインです

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カーヴェス・ヴェーリャス ダオン カテドラル・レゼルバ2014

昔々の銘酒事典などでは、このワインは「ダン」と表記されていました。
てんちょも最初、ダンって覚えましたよ。
昔はポルトガルワインなんて全く未知の世界だったので、正しく伝わってなかったんでしょうね
輸入もほとんどなく、知名度もかなり低かったので。

DAOと書いて、ダオンと発音します。
(Aの上のにょろにょろが書けませんので省略しています)
ダオンは地名です、後程場所を見てみましょう

ポルトガル語には母音が2種類あって、ダオンのAは上にチルという鼻母音を示す記号が付いていますので、「アン」という発音をします。
続くOと合わせてダオンという発音になります。
ポルトガル語の同じ様な発音の単語に「駅」を意味するestacãoがあります、こちらも発音はエスタサオンです。

ポルトガルワインの法規制もEUに準じていますので、他のヨーロッパ諸国と基本的には同じです
原産地呼称、ですね。

ポルトガルでは大きく3つのランクに分類されていて、最上位にDOC(DOP)に指定された31の地区があります。
その下に地域ワインとしてIGP、更にテーブルワインのクラスがありますが、これで国土の全てを包括しています。
どこでもブドウ作って来たのでワインもできる、という訳です

さて、今日のダオンはここです ↓

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ワインFollyより

ダオンは少し内陸、赤い丸の地域です
首都のリスボンは赤い矢印の場所です。

北のエメラルドグリーンの地域がヴィーニョヴェルデの産地です。
その境界の南側をドウロ川という大河が流れていて、その河口にポートがあります。

ダオンが属するのは中部のテラス・ド・ダオンと呼ばれる地方で、乾燥した大陸性気候の土地に段々畑のブドウ園が広がっています
今日の生産者のカーヴェス・ヴェーリャスは、現在エノポートという組合の一員になっています。
この組合はポルトガル全土のワイナリーが加盟していますので、ダオンはその一部です。

ポルトガルではアントニオ・サラザールの独裁政権であるエスタード・ノヴォの時代に集団農園的な政策が勧められたので、必然的に組合が多いのです


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HPより

タンクが屋外にある…
本当に乾燥した土地の様ですね。

HPには醸造や栽培の事はほとんど書いてありません
残念、畑の情報は皆無

名前も何故カテドラルなんでしょうね、教会があるんでしょうか??

セパージュは、
Tinta Roriz ティンタ・ロリス50%、Alfrocheiroアルフロシェイロ 30%、Touriga Nacional トゥーリガ・ナショナル20%
ポルトガルも土着品種の宝庫なので、未知のぶどうだらけ

トゥーリガ・ナショナルは知ってる方が多いかもしれません

ボルドーで温暖化対策として、レジョナルクラスに新たに認可された7品種の内の一つです
(7つ全部言える方、いますか??)
カベルネやメルローよりも更に晩熟で、暑さに強い品種です。
(ボルドーでの作付けは5%以内に規定されていますので、あくまで補助品種ですが)

比較的高めの温度で長く発酵させています、マセラシオンも同時に長め。
アルコール度数は13度ですが、濃密な味になっているでしょう

てんちょ、まだ飲んでいなくて味の程は不明、すみません

生産者のHPではチョコに合わせて、と載ってます ↓

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まろやかな味わいなんでしょうね、よく熟した甘く濃いスタイルかな

色んなワインを試してみたい方には是非お勧めです

このワイン、輸入元の終売特価で超お得なお値段になっています
12本しかありませんのでお早めに〜












posted by cave MITSUKURA at 14:21| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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