2020年11月05日

ツン・ボール


天気が良くても寒い


今年は早々に季節の白トリュフミッションを完了出来て満足です
コロナのせいか値下がりしてるようですね、それでも高いでしょうけど。
美味しかった

今年は目の前で削ってくれなかったなぁ〜
「もうひと削り!」って言いたい。
でも「その分高くなるだけですよ」って言われてお終い、という毎度なパターンが今年はない

場所柄、珍しくイタリアワインを楽しみました

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これ、日本へは輸入無いんですよね。
美味しくてあっという間に飲んでしまった
全然足りなくてフランチャコルタもコルトナ(トスカーナ)も飲みました





今日のワインを紹介します

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ビファー ゼクト 
ピノ・ブリュットNV & ロゼ・ブリュットNV

ドイツのスパークリングワインです

白、ロゼ共にシュペートブルグンダー(ピノノワール)100%

法的にはドイチャー・ゼクト・ベー・アーです
BA(ベー・アー)はBestimmtes Anbaugebietベシュティムテ・アンバウゲビテの略で特定栽培地域の事です、つまり認定された産地です。

ラベルに小さく書かれたFTASCHENGARUNG=フラッシェンゲ―リングとは瓶内二次醗酵の事です
(ドイツ語でボトル・瓶をフラッシェンと言います)

単にスパークリングワインならドイツ語でシャウムヴァインですが、特定の規定を満たせばゼクトbaが名乗れます。
フランスのクレマンや、スペインのカヴァと同じ。

ドイツはイタリアや東方からの輸入果汁も多く入って来るので、テーブルワインクラスだと結構規制が甘いのですが、
BAを名乗るものは産地呼称の裏付けがあり、品質も高い物が多いでしょう
ただし、特定の名称以外ではシャルマー方式も認められていますので注意が必要かも。


ビファーは前にも紹介していますが、覚えていますか ↓
https://cave-mitsukura.seesaa.net/archives/20180922-1.html

こちらのゼクト、最近まで非常にお値打ちなノンドサージュがありまして、沢山仕入れたんですがリピートが多くてすぐに完売してしまいました
7年熟成??のNVで、1000円ちょっとという驚愕のお値打ち価格だったんです。
もっと買いたかった…


輸入元の徳岡さんにも、同じ様な要望が多かったらしく、今回ラベルを新しくした後継のゼクトが入荷しました
ちょっとかわいいラベルになりましたね。

今回も表記はNVですが、瓶熟期間が最低8年(96ヶ月)というプレステージ・シャンパーニュ並みの寝かせようです
8年って??

しかも、今回のロットは2007年物の単独ヴィンテージでデゴルジュマンが2020年8月13日なので、12年熟成なんです
えー、つまり、144ヶ月熟成です

は?

ひゃくよんじゅうよんかげつ?

そんな瓶熟期間、聞いた事ないわ
今後同じラベルで08年、11年と続きますので、平均の瓶熟期間が96ヶ月と言う事らしいです。

よくそんなに待てたなぁ〜
場所も取るし、もっと早く売ってお金に変えようとしてもいいのに
(ここでは書けませんが多分納得のいく訳がある)

しかも前と値段は同じ

こりゃ、買わないといけません
この値段でこの香りと味なら文句あるはずなし。

沢山あるのでしばらく続けて売れそうです。


タイトルのZum Wohl はドイツの「乾杯」です。
ProstやPrositも乾杯の意味ですね









posted by cave MITSUKURA at 15:42| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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