2020年12月02日

イベリアのみなもと


あー、もう12月かぁ
2020年も早かった、何もしてないのに1年が過ぎてしまったような…



今日も買えないワインのお話です、ごめんなすって
最新のヴィンテージなら買えますよ。

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ベガ・シシリア バルブエナNO.5 バーティカルセット&2013

2009年からラベルが変わっていますね。
ボトルのエッチングが美しい


知ってる方にはウニコじゃなくてすみませんが…
もしこれがウニコだったら50万円超えでしょう

上のワインは、2006〜2011までの6本のセットと2103年の単品です。
こちらがバーティカルセット、豪華木箱入りの特別品 ↓

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ベガ・シシリアはスペインリベラ・デル・デュエロにある老舗のワイナリーです
ワインが世界的に人気になるずっと前から、スペイン最高峰の赤ワインを作って来ました

今時のウニコの値段、びっくりですよ
20年前と比べてはいけないとは思うものの、高くなりましたー

20年前でも2.3万してましたので、
これはスペイン国内で流通してたワインの価格を考えると、とんでもない高額ワインだった訳です

てんちょ、2002年くらいにマドリードのレストランで8000円くらいのワイン(確かペスケラ)を頼んだだけで、カマレロが3回くらい聞き直してきました
「本当にこれ飲むのか?」って
そんなにお金なさそうに見えたのかねぇ(きっと違いますが)
当時のマドリードの方々は、毎日お水みたいに飲むワインに高いお金を出す、っていう気持ちがなかったのでしょうね、
日本の昔のお茶やお水と同じです

そんなかつてのスペインでした。
今では、プリオラートリオハなど新しく人気で高額のワインもありますが、それを差し置いてもベガ・シシリアはスペインでは文句なしの一等賞、エースです

蔵のトップはウニコ

ウニコには2つあって、
一つが、レゼルヴァ・エスペシアルというNVのブレンドタイプ、
もう一つが、シングルヴィンテージ物です。
こんなの ↓

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ミツクラにもありますよ、マグナム
過去のブログに書きましたが、まだ売れておりません ↓
https://cave-mitsukura.seesaa.net/archives/20181008-1.html

姉妹ワイナリーもマカンも紹介しましたね ↓
(ワインはマカン・クラシコ)
https://cave-mitsukura.seesaa.net/article/459191549.html


ベガ・シシリアとしてのワインは上記の2つのウニコと今日のバルブエナの3種類だけです
隣にこれまた姉妹ワイナリーのアリオンがあってブドウ畑は共有していますが、ベガ・シシリアのワインは3つのみ。

ベガ・シシリアの歴史は19世紀に遡るのですが、バルブエナの初ヴィンテージは1915年らしい。
それ以前のワインは、1890年からボデガス・レカンダの名前で売られていた記録がありますが、詳しいセパージュなどは不明。

ワイナリーの名前の一部であるベガとは、スペイン語で氾濫原を意味し、森林のない低地でありながら、デュエロ川の恩恵で豊かな土地になった場所を差しています。
バルブエナはバヤドリッドにある町の名前です。
140haも広がる石灰岩の大地が、このワインに大きく貢献しています


今日のバルブエナは熟成を5年経てから出荷されるのでNO.5という番号が付いています
確かこの番号、昔は無かったと思う。

発酵はサーマルジャケット付きのステンレスタンクで行い、天然酵母だけを使用します。
その後、2万リットルの木桶に移されワインを落ち着かせ、更に225リットルの新樽に移して18ヶ月前後熟成させます。
これで終わらず、更に新樽でない樽で3ヶ月熟成。

何回移し替えてるんだー

で、瓶詰めした後も更に2〜3年置いてからようやく出荷です。

蔵では飲み頃のワインをリリースする事を重視、それで上記の様な長い過程を経ているんです
すぐにお金に変える事よりも大事なことがあるって訳です。


で、この貴重なバーティカルセット、発売とほぼ同時に完売してしまい、弊店でも2セットしか買えませんでした
買ってくださったお客様が、「とても美味しかったからもう一度買いたい」と言ってくださいました

セパージュは、ティント・フィノ(テンプラニーリョ)95%、メルロー5%
現行ヴィンテージは2015、14も買えますが13は既に完売。

中に入ってる冊子には丁寧に各ヴィンテージの説明書きがあります

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簡単に書いておきます。

2006年
暑い夏で9月上旬から収穫開始、古典的なヴィンテージ、熟成させてから飲むべし
2007年
例年よりも涼しい夏で収穫も10月と遅め、シビアなヴィンテージ
2008年
乾燥した暑い夏の後で急激に冷えた9月が来た、収穫は10月10日開始、控えめなヴィンテージ
2009年
春の霜害が心配された年、夏は昼夜で寒暖差が大きくいいブドウになった、突出した傑作のヴィンテージ
2010年
5月の霜でやや成長が遅れたものの夏には回復、バランスが取れた素晴らしいヴィンテージ
2011年
夏の暑さでブドウが文句のない成熟を遂げた、バランスが良く力強いヴィンテージ

2013年
春が遅くゆっくりした成長でしたが夏の暑さで一気に回復、凝縮したヴィンテージ
(輸入元資料より)

12がなくて、またもやロイヤルストレートフラッシュを逃してしまった
こういうパターン多い

10年以上熟成してるワイン達、きっといい香りがするでしょう
飲み頃のワインの一番の魅力は香りですよ

若いワインにはないあの香り、ブケと言うあれですね。
期待したい
お料理も大事、だけどまずはワインかな

バルブエナ2014、店頭にもあります〜














posted by cave MITSUKURA at 17:44| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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