今日は静かですー



何故だろう…
今の季節にピッタリなワインを紹介します

クロ・デュ・ヴァル クリスマス限定ボトル
リース・ジンファンデル2012

スノーマン・ジンファンデル2019

これ、ボトルにエッチングがしてあるんです

彫って色が付けてあるのでとても素敵

毎年、クロ・デュ・ヴァルから発売されるこのボトル、サンタクロースもあるんですが、うちの店頭にはこの2種類だけ。
二つともカリフォルニアのジンファンデル、赤ワインですよ。
本当はこっちが表です ↓
クロ・デュ・ヴァルはご存知でしょうか??
ナパでも屈指の老舗ワイナリーです。
設立は1972年、ボルドーのワイン商であるバルトン&ゲスティエの一族であったジョン・ゴーレと妻のヘンリエッタによって作られました。
クロ・デュ・ヴァルとはフランス語で「谷間の畑」の意味です。
二人は世界で最も優れたカベルネソーヴィニヨンでワインを作るべく、2年の歳月をかけて世界中を調査、遂にナパのスタッグスリープにその土地を発見しました

丘が連なる正に谷間の畑です。
この蔵はすぐに脚光を浴びる事になります

1976年に開催された「パリ試飲会事件」で、名だたるフランスワインを抑えて赤のトップにカリフォルニアワインが選ばれたんです。
この試飲会では、有名なワイン評論家が集まり、フランスのグランヴァン(ムートンやモンラッシェなど)とカリフォルニアワインをブラインドで飲み比べるという物で、最初は誰もがフランスワインの圧勝だろうと考えていました。
しかし、開票してみると意外な展開に。
評論家達が高得点を付けたワインはことごとくカリフォルニアワインだったことが判明して、みんな顔面蒼白になったそうです。
天下のフランスワインが負けるなんてぇぇ―、という訳。
詳しくはこの本が良いですよ ↓

パリスの審判 ジョージ・M・テイバー 日経BP
この時に出品されたのが、最初のヴィンテージとなったカベルネソーヴィニヨン1972です

トップはスタッグスリープ1973でしたが。
(スタッグスリープという場所にスタッグスリープというワリナリーがあるので、ちとややこしいかも)
その10年後に行われたリターンマッチでは、見事、クロ・デュ・ヴァル1972が1位に選ばれています

それから50年弱、クロ・デュ・ヴァルは進化し続けています

スタッグスリープにある最初の畑に加えて、ヨントヴィルやラザフォードなど、その周辺にも拡大。
近代的で清潔な設備を備えた素敵なワイナリーになっています


HPより
あー、行ってみたい

今日の二つのワインは輸出用のエッセンス・シリーズというお手軽なラインです

フレンチオーク熟成なので香りが豊かです。
12年はいい感じですが、19年はまだ少し若い

ジンファンデルらしいスパイシーさが味わえます。
ワインを飲み終わっても飾っておきたいようなボトルです

クリスマスプレゼントにも最高

ちゃんとオリジナルボックスもついています

本数はそんなに多くないのでお早めにご来店ください〜