今日は暑いほどではありませんが日差しは強い名古屋です

花粉よはよ終われ〜
急に夏になった日本と同じように、フランスでも4月に一気に気温が上がりました

25度を超える日もあって、芽吹いたブドウ樹が早いスピードで成長しようとしています。
樹液ぽたぽた(剪定した枝から滴ります)
新芽はビュービュー(芽が出る擬音って…)
が、気温はそのまま右肩上がりとは行きませんで、昨日一昨日と北中部はマイナス3度にまで冷え込みました

こうなると心配なのがブドウの若芽です。
寒さや霜にやられて枯れちゃうと今年の収穫が激減してしまうので、しょっぱなから大ピンチです


2016年のブルゴーニュをはじめとする各産地で生産が前年を大きく下回った事は記憶に新しいと思います。
モンラッシェの生産がないドメーヌも沢山あった

春が早い分、冷え込むリスクが増したとも言えますね。
対策としては水を撒いてわざと芽を凍らせる方法もありますが、この2日はシャンパーニュもブルゴーニュもみーんな火を焚いてました

クロドロピュセル
こうやって一つずつ火を付けます
3枚、ジャン・シャルトロンさんのSNSより拝借
壮観な眺めですが、みーんな徹夜で夜通し火の番

凄い眺め
燃料代の事もありますし、楽な仕事じゃない

2021年は質の高いブドウがどっさり豊作になりますように

頼む〜
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