2021年04月16日

明日はアレの日


また3週間、お籠り修行ですね
もう4月後半は期待できまい。
あーあ

明日は雨、結構降るらしい
ま、春に3日の晴れなし、です。



皆様、明日ってワイン関連で何の日かご存知でしょうか?
毎日何かしらの「〇〇の日」がありますが。

明日は、マルベック・ワールド・デーです

知ってます?
てんちょも去年知ったくらい

Malbec World Dayとは、1853年4月17日、アルゼンチンのメンドーサに農学研究所の創設を求める法案が提出された日で、それを記念して作られたマルベックの日なのです

この研究所の運営の中心人物が、ミッシェル・エメ・プージェ博士というフランス人で、この方がフランスからマルベックをアルゼンチンに持ってきました

マルベックが来た経緯って、はっきり分かってるんですね

当初、プージェ博士はチリへ渡ったようで農業の専門家をフランスから招聘して指導を受けようという動きがあり、それに応じて南米へ行き、その後アルゼンチンへとアンデスを越えて渡って行ったようです。
メンドーサ初の農業研究所(と学校)が出来た当時、博士は34歳でした。

それまで300年に渡り南米の経済を牛耳っていたのはスペイン人だったので、博士が輸入した、カベルネ、ピノノワール、マルベックと言ったフランスのブドウは非常に珍しがられたに違いありません

学校が出来た直後にフランスはフィロキセラによってほとんどのブドウ畑が荒廃、マルベックの生産は激減してしまいます
危なかったですねー、もう少し遅かったらアルゼンチンワインの今は無かったかも

日差しが強く水が不足しがちな平地ではブドウが焼けてしまうため、アルゼンチンではより標高の高い場所へ畑を作るようになり、それが自根のマルベックを温存させる事にも役立ち、凝縮して洗練されたワイン作りにも貢献しました。

現在では、世界の75%のマルベックがアルゼンチンで生産されています
アルゼンチン国内の生産もマルベックがダントツ一位。


今やフランスの南西地方よりもマルベックの土地となったアルゼンチン、国を代表するワイナリーと言えばカテナです

今日は店頭にもあるカテナのマルベックを紹介します

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カテナ

アラモス マルベック2019
カテナ マルベック2017
アンヘリカ サパータ マルベック2016


カテナのセミナー、何年か前にやってもらいましたね
チリのラ・ポストールと同時開催でしたが非常に良かったです。

セミナーのブログはこちら ↓
https://cave-mitsukura.seesaa.net/archives/20180906-1.html

前にもカテナのワインは紹介しています ↓
https://cave-mitsukura.seesaa.net/article/475858724.html

うーん、大したこと書いてません


カテナは元はイタリア、マルケ州の出身で1902年に移住した4代前のニコラ・カテナ・サパータに起源を持っています。
現当主のニコラスは、それまでチリと同様に安くて親しみやすいワインだったアルゼンチンにあって、カリフォルニアワインの様に世界に通用するワインを作りたいという思いを胸に、より高品質のワイン作りを目指しました。

土壌やクローンの研究を大金と膨大な時間をかけて行い、確実なワイン作りをした結果、南米で初めて09年にデカンターのマン・オブ・ザ・イヤーに選出されています
さらに、2020年に続き、今年も世界で最も称賛されるべきワイナリーとして表彰されています

現在は娘さんのラウラさんが中心になって蔵を仕切っています。
こんな方 ↓

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医学や化学の博士号を持っていたんじゃなかったかな


アルゼンチン最大のワイナリーとなったカテナでは非常に沢山のワインを作っています。
ランナップ多くて良く分からないくらい。

今日の3本では、
アラモスが最も手頃価格で、2000円以下余裕
カテナが中くらい3000円以下
アンヘリカはちょっと高級5000円以下
となっています。

これ以外にも3万円越えまで色々あるのがカテナ
懐が深い。

どれもマルベックの良さが非常に伝わるフルボディです

マルベックはタナと並んで黒ワインと呼ばれるくらいタンニンや色素の強い凝縮したワインが出来る品種ですが、カテナでは渋さが突出し過ぎないように工夫して果実味とのバランスを取っています

洗練されている、と言うのがすぐに分かります。
酸が綺麗ですし、柔らかく長い余韻は苦手な方が少ないスタイルだと思います

カテナ2016.jpg
標高の高い畑ばかり HP・SNSより、以下同様

畑は順次ビオディナミに移行しています。
今年の収穫はもう終わった頃でしょうか。
2020年は雪が少なく、そのせいで水不足となり収穫が2,3割も減少したそうで、こうした傾向は続きそうですね

カテナ2020-e.jpg

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マルベックは見た目、メルローに似ています。
三角の房、葉っぱも近い。
(カベルネはもう少し房が長く葉には深く切れ込みがあります)

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畑では羊も飼っています。
アルパカもいますね

てんちょ、マルベックのまろやかさが好きです
飲み応えがあって、ワインだけでも満足ですが合わせる料理も難しくない。
それにあんまりとんがったワインが好きではないので。

あなたもマルベックを日常に取り入れてみませんか??



posted by cave MITSUKURA at 18:33| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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