2021年05月05日

黄色ワインの素


今日は一日雨ですね、何だか薄暗いし寒いくらい
明日も明後日もお休み、という方も多いのでは。

ワクチン予約のネット申し込み、かなり分かりづらいらしく、パソコンが普通に使えても1時間くらいかかる、って聞きました
本当??
もうちょっと何とかならんのでしょうか




今日は店頭にあるワインを紹介します
マイナーかもしれませんが、非常に品質の高い物です

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ベルデ・ボンデ コート・ド・ジュラ サヴァニエ2017

前にも紹介した事ありますが、覚えてる方いらっしゃいますかね
去年のブログはこちら ↓
https://cave-mitsukura.seesaa.net/article/473618507.html

シャトー・シャロン会はこちら ↓
https://cave-mitsukura.seesaa.net/archives/20190321-1.html

写真は16年ですが、既に終売でして。
次は19年になるんですが、ラベルが大きく変わりましてこうなります ↓

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大幅にイメチェン。
これも決して悪くないけど、アンモナイトが結構鮮烈。

と、思っていたら輸入元の在庫に2017を6本だけ発見
入荷は5月7日金曜ですが、早速買ってみました。
17年は16年と同じラベルです



ジュラはブルゴーニュから西へ1時間ほど行ったスイスとの国境にある産地です
行きたかったなぁ… コロナのあほー
地質年代を表す「ジュラ紀」はこの地名を取って命名されたものです。

ジュラ全体で2000haほどのブドウ畑があり、7つのAOCがありますが、かつてその10倍はあったと言われるブドウ畑はフィロキセラで激減、そのまま現在に至ります。

この地域で最も有名なワインは何と言ってもヴァン・ジョーヌでしょう

黄色ワインと訳されるこの独特なワインは、樽に入れたまま注ぎ足すことなく酸化熟成させたワインで、液面に出来るフロールと呼ばれる産膜酵母の作用でナッツの様な風味がもたらされます
シェリーのフィノの熟成と同じです。
ブドウはこの土地の土着品種であるサヴァニャン100%のみ、最低6年の樽熟成が義務付けられており、クラヴランという620mlの瓶に詰められます。

ちょっとややこしいかもしれませんが、
ヴァン・ジョーヌとはワインの種類(製法)であってAOC(産地呼称)ではありませんのでご注意ください

先程ジュラには7つのAOCがあると書きましたが、例えばアルボワというAOCにはヴァン・ジョーヌもあれば、ヴァン・ド・パイユ(干しブドウを使った甘口)もあり、普通の赤白ロゼもあるんです。

アルボワから南に10キロちょっとのシャトー・シャロンは全てのワインがヴァン・ジョーヌです。
その南、ACエトワールはアルボワと同じく、ヴァン・ジョーヌもヴァン・ド・パイユがあり、あと普通の白ワインも名乗れます。

め、めんどくさい…かな…

あとの4つは、
アルボワ・ピュピヤン(アルボワとほぼ同じ)
コート・ド・ジュラ(今日のワインはこれ)
クレマン・ド・ジュラ(瓶内二次醗酵のスパークリングワイン)
マクヴァン・ド・ジュラ(甘口のヴァン・ド・リキュール)

この7つしかありませんので、そこまで複雑じゃないかも

ジュラで最も生産が多いAOCはアルボワで、ブドウ畑の3分の1以上がこの名称に当たります

今日のコート・ド・ジュラという名称も広く適用される名称です。
コート・ド・ジュラも普通の赤白ロゼが作れて、さらにヴァン・ジョーヌもヴァン・ド・パイユもOKです
これもだよ。

今日の写真のサヴァニエはスティル(普通の)白ワインになります

サヴァニャン100%
ブドウは全てビオで栽培されており、平均樹齢20年。
単一畑、手摘み収穫で除梗せずブドウの房全体を圧搾して発酵、その後10ヶ月ステンレスタンクで熟成しています、樽なし
(これとは別に樽熟成をした白ワインもありますので飲み比べしたら面白いかも)

樽を使用していないので、ブドウのアロマがはっきりと分かります
華やかなフルーツの香りがします、桃やグレープフルーツ、オレンジの様な柑橘の酸味を感じさせます。
結構冷やしても香りが沈まないのでこれからの季節にもいいですよ

これねー、是非皆様に飲んでみて欲しい

ピュアなブドウの個性がすごく美味しいです
キレのある酸味と、厚みのあるフルーツっぽさがいバランスです。
塩味を感じる=ミネラル、と解説にありますね、そうかも

ジュラはシャルドネの生産もあり、コート・ド・ジュラもシャルドネで作る事も可能ですが、やっぱり土着品種の方がより魅力的に思えます
ここにしかない、個性があります。

食事と合わせても素材の味を引き立ててくれそう、和食でも出汁の邪魔をしないので繊細な料理でもペアリングに挑戦してみたいところです

ちょっとお手頃価格とは行きません(一葉さんでおつり来る)が、たまにはこういうワインを飲んでみるのもいいですよ













posted by cave MITSUKURA at 18:43| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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