2021年05月22日

どっしり黒いメドック


梅雨の中休みの名古屋、今日は曇り空


店頭では輸入元からの特別価格で通常よりもお値打ちに買えるワインがいくつかありますが、
今日はその内の一つを超簡単に紹介します

特価と言っても正規品で来歴の保証など、ちゃんとしていますので安心して買えます
人気ワインがお得なのでホントおすすめです


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レ・パゴ・ド・コス2013
グレ・バイ・コスデストゥルネル2017

この二つのワインは、フランス、ボルドーのメドック2級シャトー・コス・デストゥルネルが作っています

シャトーはオーメドックの中のAOCでは最も下流にあるサンテステフにあります。
100ha以上もの畑を所有していて、今や白も含めて6種類のワインを作っています

ここの白は美味しいです、高いけど


レ・パゴ・ド・コスはシャトーのセカンドワインで、ACサンテステフですが、グレはACメドックです。

何故かと言いますと、
グレはメドックの中でも下流のバ・メドック(上流側のオー・メドックに対して下流側を差します)にあるグレという地区のブドウを使って作るからなのです。
なので、グレはACオーメドックでもありません。

ジロンド川は大西洋に向かって北上していますので、グレはサンテステフよりもにある事になります。
海に近いのでその影響を受けた海洋性の気候ですが、土壌は小石の混ざった水はけの良い砂礫土壌でとてもいいブドウが採れるそうです

コスの手腕が生かされたフルボディなので、2級コスは流石に高いですが,
こちらならもっとお手頃にその片鱗を伺えていいと思います
やっぱり濃厚、黒い外観。

メルロ 72% 、カベルネ ソーヴィニヨン 24%、カベルネ フラン 4%




セカンドのレ・パゴ・ド・コスのパゴは、ラベルにも描かれている、この角ばったオリエンタル調の建物の事です
パゴ=パゴダ、です。
コスはこの東洋風のシェ(シャトー)で有名です。

その昔、コスの最初のオーナーだったルイ・ガスパールは1791年にこの畑を取得し、すぐにその可能性を確信して特別なワイン作りに取り組みました。
とは言え、彼の専業と趣味は競走馬の飼育だったので、最初はワインはそのついでといった感じでした。
始めは馬の方が大事だったの。
(セギュール侯爵も競馬で大枚すったけど、競馬は社交界の嗜みと言えば聞こえがいい)

彼はある時、自分(の厩舎の雇人)が育てた自慢の競争馬をインドまで売りに行くことにしましたが、その時一緒に自分のワインも持っていくことにしました
馬とワインを売って儲けようという訳です。

インドへ行ってみると馬はいいのですが、ワインが思ったほど売れず、仕方なく彼はボルドーへワインを持ち帰りましたが、長い船旅を経てワインの味が良くなっている事に気づいた彼は熟成の可能性を知ります
そうして長熟のコスが出来上がっていくのですが、こういう逸話ってどこまで本当なんでしょうね

そのインドでの体験が大きく影響したようで、帰国したガスパール氏はシェをインド風に立て替えて、現在に至ります
のアイコンや置物が多いのもそのためです。
蔵の所有者は2000年にミッシェル・レイビエ氏に変わっていますが、哲学は受け継がれてます。
レイビエさんも実業家で大金持ち。

カベルネソーヴィニヨン 60%、メルロ 38%、カベルネフラン 2%

こちらこそがフルボディの黒々ワインですな。
粘土質の土壌を思わせる納得のどっしり感
タンニンもあって強い

いつもなら諭吉さん以上は必要ですが、今ならそれで野口君が何人か戻ってきます

どちらも、焼肉屋さんやステーキハウスには完璧に合いそう
夏よりも冬向きですが、お好きな方には満足なフルボディに間違いありません





posted by cave MITSUKURA at 17:53| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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