2021年07月16日

シャンパーニュの赤と白


暑い
もう梅雨明けでいいじゃないでしょうか。


今日は新着のワインを紹介します

が、その前に。
皆様、シャンパーニュって知ってますよね?

当たり前かな、
フランス・シャンパーニュ地方だけで生産されたスパークリングワインが名乗れる名称、それがシャンパーニュです

「シャンパーニュ地方だけ」
この殺し文句には何度もお目にかかってるのでは

その一方でシャンパーニュ地方ではスパークリングワイン以外のワインも生産されている事はご存知でしょうか?
シャンパーニュ地方ってシャンパーニュだけじゃないんですよー

法的には、
コトー・シャンプノワ
ロゼ・デ・リセイ

という2種類のAOCがあり、どちらもスティルワイン(発泡でないワイン)です

コトーシャンプノワはシャンパーニュ全体で名乗る事が出来ます、赤白ロゼどれでもOKでブドウ品種もシャンパーニュと同じです。

ロゼ・デ・リセイはオーヴ県リセイ村周辺のみに認められたAOCで、こちらはロゼだけ、品種もピノノワール100%でなければなりません。

因みにリセイ村はここです ↓

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ランスからかなり離れてるのが分かりますよね、シャブリに行った方が近い。
こう見るとシャンパーニュ地方って広いんですよね、5県に渡って広がる産地です。


この前提を踏まえて、今日のワインはこれ

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アンドレ・クルエ コトー・シャンプノワ
ヴェルサイユ・ディアマンNV

ヴェルサイユ・リュビNV

何とも壮大な名前ですねー
ラベルはシンプルですが。

アンドレ・クルエはモンターニュ・ド・ランスのグランクリュ、ブジーの生産者です
ピノノワールで素晴らしいシャンパーニュを作ってます、日本でも人気があり、好きな人も多いのでは

以前はSAだったんですが、現在はNMになってます。

ピノノワール100%で作られるノンドサージュのシルバーブリュットはスウェーデン王室の御用達になっている事も有名な話です
なのでロイヤルウェディングの際には現オーナーのジャン・フランソワ・クルエ氏にも招待が来るそうです。
(アンドレ・クルエはジャン・フランソワ氏の祖父の名前です、先祖がナポレオンから授かったという土地でブドウ作りを始めたのが起源です)

最近はメニル・シュル・オジェでシャンパーニュを作っている友人とブドウを交換して、シャルドネ主体のドリームヴィンテージなるシリーズも作っています
このドリームヴィンテージのラベルはキャデラックの色なんだそうで。

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並べると綺麗ですよね

てんちょ、2006年にここを訪問した事があるんですが、ジャン・フランソワ氏はホント面白い人です
冗談大好き、でも仕事には厳しくて誇り高い。
そんな感じの素敵な方だった
(でもね、ギャグのネタが毎回使ってるんだろうけど、どこかの紹介記事で話してたのと同じだったりして

そのジャン・フランソワ氏が今回輸出したのが、写真の2つのコトーシャンプノワです

ディアマンはフランス語でダイヤモンドの事、こちらはシャルドネ100%
リュビは同じくルビーで、ピノノワール100%

アンドレ・クルエではコトーシャンプノワ自体は前から作っていたんですが、日本には輸入がなかったんです
確か以前は赤だけ、ピノノワール100%のブジー・ルージュとして販売してました

てんちょ、お土産に1本もらって帰ってきました、美味しかったです

ブジーは隣のアンボネイと並び、優れたピノノワールが取れる事で評判が高い場所です
なので今でもロゼのブレンド用に作った赤ワインも質が高く、ブジー・ルージュの名前で人気があるのですが、いかんせん量がない

やっぱりシャンパーニュ地方ではシャンパーニュを作った方が売りやすいので、コトーシャンプノワはあまり巷でも見かけないと思います…

で、この度アンドレ・クルエではコトーシャンプノワを一新して、ヴェルサイユ宮殿でルイ14世に飲まれていた当時のワインを再現しようという事でキュヴェの名前をヴェルサイユと名付けました

その昔、発泡ワインの産地になる前のシャンパーニュではブルゴーニュや他の産地と同じくスティルワインを生産していました。
宮廷ではどの産地のワインがより優れているか、シャンパーニュとブルゴーニュは火花を散らすライバルだったのです。
シャンパーニュではアイやブジーのピノノワールがより良い評判をとっていたようです
(ブルゴーニュではヴォルネイやポマール、意外かもしれませんがシャンベルタンやロマネコンティ等特定の畑以外ではあまりニュイのワインの名前は挙がっていないようです)

どんな味だったのかなぁ

今日のワインは二つともヴィンテージは無し。

生産量は赤がバリック4樽分(約1200本)、白がバリック3樽分(約900本)と極少量で日本入荷は100本にも満たない超希少アイテムです

めちゃめちゃ少ないです
そして、生産に関しての情報がない

お値段は結構ご立派、諭吉さん二人でおつり来ます。
各3本しかありません。

あー飲んでみたい














posted by cave MITSUKURA at 17:06| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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