2022年03月16日

過渡期の要確認ワインです


昨日の書きかけに加筆しています

ここんとこ、すっかり初夏の気温ですね
昼間は暑いくらい。
東区のオオカンザクラももう開花しています
今日で3分咲きくらいでしょうか


今日は出勤前に業界向けの試飲会に行ってきました
120本弱もあって、とても有意義な試飲になりました。

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知ってる銘柄が多かったですが、新しいヴィンテージの確認もできたし、いい発見もありました
花粉で多少下がり気味ですが、まだそこまで重症じゃない。


それとは別に午後からオンラインセミナーがあったんですが…
忙しくてほぼ視聴できず
仕方ないですが…残念 お客様に沢山ご来店いただけるのは嬉しい事です


と、
昨日、ここまで書いて挫折。

昨日書くつもりだったので、今日はこのワインを紹介します

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ビンテージは裏 ↓

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フィリップ・パカレ コート・ロティ2018

ついこの前、最新のヴィンテージ2019が完売しましたが、ファーストヴィンテージの2018が再入荷
もう少ししたら2020が入荷してくるでしょう(各社、輸入は遅れてますが)

フランス、コートデュローヌの赤ワインです
シラー100%

作っているのはブルゴーニュ自然派ワインで人気のドメーヌ、フィリップ・パカレです。

パカレはマルセル・ラピエールの甥で、ジュール・ショヴェに自然派ワインを1から教わり、まだ若いうちから初代プリューレ・ロックの醸造家として注目を集めました
その後、2001年に自分のドメーヌを立ち上げ現在に至りますが、最近ではブルゴーニュだけでなく、ローヌワインも作るようになっています。

ローヌワインを最初に作ったのは2016年、コルナスですが2019は作らなかったのでしょうか?
入荷案内もなかったです。
その代わりにコートロティをたった3樽分だけですが作りました。

白のコンドリューも人気がありますが、いつも販売と同時に売り切れ。
再入荷なしです

ローヌワインの醸造には友人のエルヴェ・スオーの設備を借りたそうですが、この生産者コルナスからかなり奥地に行ったアルデッシュの山奥にあるので、そこからまたブルゴーニュへとワインを運ぶのも大変じゃないでしょうか…
てんちょ、この方のドメーヌはコンドリューにあると思ってましたが、全然違った

コートデュローヌと言う広大なワイン産地の最も北に位置するコートロティですが、面積はとても少なく、急斜面にへばりつくような過酷な環境のブドウ畑ばかりです。
コートロティ=焼ける丘、の名前の通り強い日差しがブドウ樹を照らし続けます
日本で名付けるなら、焼けヶ丘、とか燃えヶ丘とか、かなぁ

ブドウはシラーが主体、ヴィオニエを10%だけ混ぜてもいい事になっていますが、最近はシラーだけで作る人の方が多い。

全ての畑はローヌ河の右岸にあります(午後の日当たりが良く、斜面のブドウ畑は大抵南または南西向きです)
急斜面では機械が使えず、全ての作業は人力&手作業になるために労働もかなり大変です

その強い日差しに耐える品種がこの地に特有のシラーです
スリーン(セリーヌ)とも呼ばれるこの品種は、ペルシャやシリア等から伝来したものと考えられていましたが、DNAの分析などが進むとサヴォワやアルデッシュが原産であることが分かりました。
正にローヌの地場品種だったのです

日差しには耐性があるものの、登熟が早く収穫に適する時期が短いため注意が必要らしい。
難しいのね

今ほど暑くなかった時代には、日差しを一杯浴びてタンニン豊かに育ったシラーの凝縮感がとても人気だったんです
北の産地ではとても真似できないスタイルだったので。

なので、コートロティは、ギガルの単一畑に代表されるような、真っ黒の渋々フルボディが知られたスタイルかと思いますが、
同じフルボディでもパカレはだいぶエレガントです

樹齢50年は関係なさそう。
全房発酵だから?

まー、黒いには黒いですが

なんせ、ピエスで3樽(228L×3=684Lできっちり作ったとして912本)しかないので、2018が再入荷するとは思いませんでした
4本だけですが…

2020年が入荷したら飲み比べしたいところですが、それまで残ってるかどうか分かりません
クロドヴージョ2018が6万円以上する事を思ったら、こっちを買った方が個人的にはおすすめです。
パカレなら諭吉と一葉さんが一人ずつで足ります。

なんだかPCの動きが遅くて???
もう少し書きたかったけど、今日はもうさようならです。














posted by cave MITSUKURA at 19:13| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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