2022年08月01日

定評の泡が再入荷


今日から8月
しかしこう毎日、37度、38度も気温があると、発熱してても分からなかったりして…
体温より高いって異常…


今日は久しぶりに入荷した美味しいスパークリングワインを紹介します
一瞬で欠品してて再入荷を待ってました
(輸入元は変わったんですけどね)

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バイイ・ラピエール
クレマン・ド・ブルゴーニュ シャルドネNV & エガラード2018


シンプルなラベル、シャルドネはもちろんシャルドネ100%エガラードピノノワール95%シャルドネ5%

バイイ・ラピエールはギ・ド・アシェットで一つ星の優良生産者です
シャブリの南西25キロくらいの所にある協同組合で、430の栽培家が共同でクレマン・ド・ブルゴーニュを生産しています。
平均年産は350万本にもなる巨大な組合で、常時500万本ものボトルがセラーに眠っています。

…数字が大きすぎて、イマイチ、ピンと来ませんでしょうか
因みにシャンパーニュ・メゾンのビルカール・サルモンで年産180万本なので、如何に大きな組合かが分かりますか?


セラーがあるヨンヌ川沿いの地域は、シャブリやオーセールと同様に建築用の石灰岩を採掘する石切り場の跡が沢山残っており、それがセラーになっています ↓

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HPより
気温が平均して低く、湿度も保たれています

また、石灰岩の白亜土壌がシャルドネやピノノワールに適していて、優れたブドウが取れる場所でもあります
シャンパーニュと同じです。

そうした土地の利点を生かしつつ、蓄積したノウハウで繊細で複雑なクレマンを作るバイイ・ラピエールです

収穫は全て手作業
圧搾は空気圧プレスのみ(ゆっくり均等にブドウがつぶれ、より純粋な果汁が得られる)
平均で16〜18ヶ月の瓶熟


セラーは手つかずのまま、ですが、醸造設備は最新です ↓

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とても清潔

バイイ・ラピエールではクレマンばかり10種類以上も生産しています

シャルドネはそのまま、ブラン・ド・ブランなんですが、エガラードegaradeって変わった言葉です…
HPには「夜の散歩」「迷い道」みたいな意味だと説明してありますけど、どういう意味だろう
不思議。

しかし、今日の二つのクレマンは素晴らしい品質にも関わらず、とてもお値打ちなのです

今、名の通ったブルゴーニュの生産者のクレマンは4000円以上するのが普通ですが、今日のクレマンはどちらも3000円以下
シャルドネは2000円前半。
素晴らしい〜

瓶熟が長いので香りはとても良いです
泡の細かさや余韻の長さは文句なし

気軽に飲んでもお手頃価格なんで大丈夫です
下手なシャンパーニュ飲むより喜びは大きい。

これは本当にオススメですよ〜




posted by cave MITSUKURA at 15:36| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする